「モネ編」一番おすすめの本!面白い本はこれ!

こんにちは!

今回は、私が今までに読んだクロード・モネ関連の本を紹介します(2022/06/28更新!)。

一番おすすめの面白かった本


図説 モネ「睡蓮」の世界

モネの睡蓮大好きな人は絶対にオススメ、持ってなかったら今すぐ買って欲しいのがこの本です!

モネの「睡蓮」とそれに関連する作品、全308点がこの1冊に収録されています!

もうこれだけで買う価値あります。

ただ、大型本ではないので大画面で絵を見れるわけではなく、さらに言うと解説のない睡蓮については小さく絵が載っているだけなので、画集という感じではありません。

個人的に、「モネの睡蓮全部載ってる本ないのかな〜」ってずっと探していたので、この本に出会えてよかったです。

解説も面白いですよ〜!

モネについて知りたい人向け


モネへの招待

モネについて知りたいな〜という人に、まず最初の1冊としておすすめしたい本です。

100ページもないのでさらっと読めちゃうのに、情報量が多く、でも絵多めで簡単にまとめてあるのでとてもわかりやすく、センスいいなぁ〜って思いました。

笑える本


5分でわかれ!印象派

めっっっちゃ笑いました。

マンガなのでさらっと読めちゃいます。

読み物として普通に面白いので、絵について興味はあるけど、本読むのはダルいなぁ〜みたいな人にオススメです。

画家のクセを強調&創作して描いているので、実際の人物像とはまた違うのですが、

「どんな画家がいるのかわからない」「印象派って好きだけどどれも同じに見える」みたいな人が読むと、自分の推しを見つけられるかもしれません。(笑)

モネの家を見たい


芸術家の家―作品の生まれる場所

モネやマグリットなど、芸術家の家を紹介している本なのですが、本当に素敵でした。

何よりも写真がいい…写真の撮り方が素敵…!と思っていたら、雑誌『Elle』などの写真を撮影している方が撮っていて激しく納得しました。

芸術家の住んでいたその場所自体が芸術作品という感じで、最高の1冊でした。

もっと芸術家の家を取り上げる本増えて欲しいなぁ。


芸術家の愛した家

上の「芸術家の家」と内容がかぶる部分もありますが、こちらの方が解説がとてもわかりやすいです。

アーティスティックな人は、どんな家に住んでいたのか、どんなところにこだわっていたのか、どんな趣味をしていたのかがわかってとても面白い1冊です。

美食家モネ


モネ 庭とレシピ

モネの庭や家の見取り図がついていて面白かったです。

庭に植えられていた花の品種や、壁や家具が黄色のダイニングルームの写真、美食家モネのレシピなど盛りだくさんでした。(ただ、レシピ本だと思って買うほどレシピは載っていません。21点掲載。)

モネがどんな生活をしていたのか、ちょっとだけ覗けたような気がします。


画家の食卓

クレーやゴッホ、ゴーギャンにモネにセザンヌにフェルメールなど、様々な画家の食卓を、作品や日記、書簡から導き出し、メニューを再現した本です。

必ずしも画家が食べていたとは断定できないけれども、こういう切り口の本ってすごく楽しくて大好きです!


モネの食卓

吉野建シェフが監訳した、美食家モネのレシピ本です。

序文がジョエル・ロブションなことにテンションが上がりつつ、肝心のレシピは難しそうで作る気にもなりませんでしたが、見る分には、こんなもの食べてたんだなぁ〜と興味深かったです。

モネと印象派


印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書)

印象派といえば、何も知らなくても何も考えなくても楽しめる絵の代名詞ですが、いやいやその絵が描かれたときの社会の状況や、画家の立場などその絵のバックグラウンドを知っていた方が絵画鑑賞に深みが増して面白いよね、という本です。


印象派という革命 (ちくま文庫)

なぜ日本では印象派が人気なのか、印象派の何がそんなにすごいのかを読み解いていく本です。

マネ、モネ、ルノワール、ドガ 、モリゾ、カサットを取り上げています。

読みやすいのでオススメです!


原田マハの印象派物語 (とんぼの本)

印象派の7人の画家のショートストーリーが楽しめます。

原田マハさんの小説が好きな方は楽しめると思います。

モネのちょっとしたエピソード


メンタルに効く西洋美術

これ良い本なのにタイトルに語弊ありすぎて笑う。

タイトル見て「アートセラピーの本?珍しいなぁ」と思ったら、全く違いました。違うんかい。

ゴッホとゴーギャン、ミケランジェロとパトロンだった教皇、モネやカサットと画商の関係性などを「プライマリーソース(日記や自伝などの情報源)」を引用して紹介している面白い本です。

ただし、本の中でよく引用されていたヴァザーリーの著述は、半分本当で半分嘘として有名なので、さも本当のことのように書くのはどうなんだろ…とは思いました。


印象派の人びと―ジュリー・マネの日記

これ本当に良かった!泣いた!泣くとは思わなかった!

ジュリー・マネが誰なのかというと、ベルト・モリゾマネの弟の娘です。

ジュリーの日記を翻訳したものなのですが、その日記が本当に良い…。

両親の死によって孤児になったジュリーを、ルノワールやあの気難し屋のドガが可愛がるその様子を垣間見ることができます。もちろんモネも登場します。

ひねくれ者のドガの好感度が爆上がりしました。なんていいおじさんなの…(笑)

当時の雰囲気が伝わってくるとても良い本です。

印象派好きの人は是非!

おしゃれ本


366日 風景画をめぐる旅

1日1枚の風景画を紹介している本で、どの絵も本当に素敵でした。

モネやルノワールなど有名な画家の絵だけでなく、あまり知られていないようなロシア画家の作品も多数収録されていました。

パステルカラーなブックデザインが可愛くて、ちょっとしたプレゼントにもオススメです。

絶対読むべき面白いアートの本をまとめました!美術の本でおすすめはコレ!

2020.06.22