こんにちは!
今回は、熱海にある起雲閣を紹介します。
富豪の別荘を見てみたい方!おすすめです。
目次
起雲閣
なんと、NHKドラマ「岸辺露伴は動かない」第6話 六壁坂のロケ地です!
起雲閣とは?
起雲閣は富豪の内田 信也によって建てられた別荘でした。
その後所有者が根津 嘉一郎(洋館増設)、桜井 兵五郎(旅館として開業)と変わっていき、現在は熱海市の文化財として一般公開されています。
太宰治や谷崎潤一郎など文豪が愛した宿
旅館時代には、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳など、日本を代表する文豪たちが泊まったことでも有名です。
入館料
大人610円、中・高校生360円、小学生以下無料です。
詳しくはこちら
靴を脱ぐので靴下必須
館内の見学は靴を脱いでスリッパで回ります。スリッパを脱いで上がる部屋もいくつもあります。なので靴下必須です。
写真撮影
写真撮影OK、動画撮影不可です。
混雑
平日に行きましたが、空いていました。各部屋を鑑賞していて1組と会うか会わないかという感じの少なさ。
所要時間
館内をゆっくりみて回って、カフェ休憩、庭園散策含めて1時間30分くらいでした。
公式HPには40〜60分程度と書いてありました。
館内
入館したら、まず一番最初の部屋でガイドの方から起雲閣の歴史についての説明を聞きます。その後は自由行動です。
とても鮮やかな青。
太宰治が死の3ヶ月前に泊まった部屋
太宰治と愛人の山崎富栄が2泊まった部屋「大鳳」。後に壁の色は塗り替えているそう。
二人はそれから3ヶ月後に入水自殺してしまうのですが、どんな気持ちでこの部屋からの景色を見ていたのでしょうか。
洋館「玉姫」 岸辺露伴のロケ地
起雲閣の二代目の持ち主は根津嘉一郎です。根津美術館は彼のコレクションを元にしています。
そんな彼がこの洋館を増築しました。
そしてこの場所や下のサンルームなどの洋館が、ドラマ「岸辺露伴は動かない」にも登場していました!余談ですがとても面白いドラマなので、見たことがない方はぜひ↓
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などで見てみてください。
おしゃれなサンルーム
大きな窓とステンドグラスとタイル、アールデコ調のサンルームがあります。ここがとにかく素敵だった。
そもそも起雲閣に興味を持ったきっかけもこのサンルームでした。
天気がいい日だったのでサンルームが最高に輝いていました。
タイルもおしゃれ。
調度品も素敵。
「玉渓」(ぎょくけい)というお部屋です。ヨーロッパの山荘風。
旅館の部屋を覗く
旅館エリアです。とはいっても現在泊まれるわけではありません。お部屋の中を見学することができます。
景色が良い。
窓をよく見ると…
文字が書いてあります。何が書いてあるかは是非現地でチェックしてみてください。
起雲閣にゆかりのある文豪たちの言葉がいくつかの部屋の窓に書いてありました。
泊まりたい…。
スペード、ハート、ダイヤ、クラブを探せ
またまたおしゃれな洋館エリアです。「金剛」というお部屋で、よく見るとスペード、ハート、ダイヤ、クラブの模様や、草花の模様などが部屋に隠れています。
かわいいね。
ローマ風浴室
ハイカラなお風呂もありました。ステンドグラスの窓が素敵。浴槽の周りには肌触りの良さと滑り止めのため木製のタイルが敷かれてます。
洗面所もかわいい。
庭園
館内を見て回った後は、庭園散策。そこまで広くはありません。
カフェからも庭園が見えるので、正直暑い日は庭に出なくてもカフェから眺めるだけでもいいかも。
カフェ・レストラン
旅館時代のBARスペースをそのままカフェにした「喫茶やすらぎ」があります。ドリンクメインで、食べ物はクッキーなどがある程度。
私はオレンジジュースにしました。とても暑い日だったので沁みた…おいしかったです。安っぽいオレンジジュースではなく濃厚で美味しい方のオレンジジュースです。
熱海紅茶マーマレード付きです。マーマレードを食べながら紅茶を飲みます。合うのかな?と思いましたが、バッチリ合いました。こちらもおいしかったです。
起雲閣 概要
住所:〒413-0022 静岡県熱海市昭和町4-2
電話:0557-86-3101
時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週水曜日・12月26日~30日※水曜日が祝祭日の場合は開館