「クロード・モネ ―風景への問いかけ」展の感想と完全ガイド!混雑状況やコラボメニューも紹介

アーティゾン美術館で開催中の「クロード・モネ ―風景への問いかけ」展に行ってきました。

クロード・モネ ―風景への問いかけ

モネ没後100年の節目に合わせた大規模展です。

全139点と大ボリューム!オルセー美術館から約90点が来日、モネの作品は41点です。なのでモネ展というより、モネ多めのオルセー美術館展といった感じ。

会期は2026年2月7日から5月24日まで。会場は6・5階展示室です。

チケットの入手方法

事前予約制です(2回まで日時変更可)。

予約枠が上限に達していない場合のみ当日窓口販売(2,500円)もしていますが、ネットで事前に購入(2,100円)した方が安いし、チケットが確実に確保できるためおすすめです。

大学生まで無料です。

詳細はこちら

ロッカー

100円不要のロッカーです。

モネ展あまりにも混雑していて、すぐロッカーが埋まってしまうようで、上着や荷物を持ってまわっている人がとても多かったです。

ちなみにロッカーは2箇所あります。ショップ横と階段近くです。

音声ガイド

今回は珍しく展覧会用の音声ガイドがあります!しかも無料です!

細谷佳正さんがナレーションを担当しています。

音声を聞きたい場合はイヤホン必須ですが、音声と同じ内容がアプリ内に文章で書いてあるので、それを読む場合は不要です。

写真撮影

一部を除いて写真撮影OKです。撮影不可なものにはマークが付いています。

混雑状況

日曜日の朝イチの回で行きましたが、ずっと混んでいました。時間を追うごとにどんどん人が増えていく感じ。

あのいつも空いているアーティゾンからは考えられないくらいの混雑です。

10時開館なので9:45くらいに美術館に着くように行きましたが、すでに美術館の中に入ることができて、ロッカーに荷物を預けて、入場待ちの列に並んで前に約30人くらい。

開館5分前くらいに入場開始。この時で入場待ち列は約60人くらいでした。

朝イチ10:00のチケットが取ることができれば、ほどよい人混みの中じっくり絵を鑑賞することができますが、午後になってくると展示室内が人でぎゅうぎゅうで身動き取れないくらい混んでいました。

どれくらい違うかというと、

こちらが10:00くらい撮影↑

こちらが同じ日の14:30くらい撮影↑

この人混みの中、鑑賞するのと、朝イチでゆっくり見て回るのとでは、体験の満足度が全く違うはず。

なのでできるだけ午前中の早めのチケットを予約することをおすすめします。

10:00から15:30くらいまでいましたが(ランチ休憩などでミュージアム内のカフェを利用する場合は、スタッフの方に声をかければ再入場チケットをもらうことができます)、午前中であれば混んでいるけれどまだマシ、午後は人が多すぎて作品をじっくり鑑賞するような感じではなかったです。

ただ、撮影をしたらすっと絵の前から移動していくような感じだったので、どれだけ混んでも、絵の近くに行くことは比較的可能な感じ、でも譲り合って撮影している雰囲気なので、混み出したら絵の前でじっくり鑑賞するのは厳しい感じ。

ちなみに午前中なら絵の前でゆっくり鑑賞できました。

10時のチケットだと10:30まではそれ以上の人が入ってこないのでかなり快適です。

何度も言いますが、10:00のチケットを取れる日に行った方が絶対にいいです!

ちなみに数量限定の平日早割チケットを購入した人は日時指定不要なので、平日に行くと、日時指定している人+平日早割チケットをもっている人が一斉に来て、朝イチは土日よりも混みそうな気もします…。

グッズ売り場の混雑状況については下記、「ミュージアムグッズ」のところに書いたので参考にしてください。

モネ展 構成

モネってどんな画家?↓

モネの生涯を超解説!うつろう光を色彩で表現した画家の戦いとは?

2020.06.05

この展覧会のキーワードは「問いかけ」です。

風景は、ただそこにある景色ではありません。

時間が変われば光が変わり、天気が変われば色も変わります。近代化で街や自然の姿も変わっていく。

そんな揺れ動く世界を前に、モネは「風景って何だろう」「自然とどう向き合うべきだろう」という問いを、絵で考え続けました。

そんなモネと同時代の絵画や写真、浮世絵、アール・ヌーヴォーの工芸作品などとの関わりからモネの創作背景を読み解いていく展覧会です。

第1章 モティーフに最も近い場所で

最初の章は、若いモネが「自然をそのまま観察する」ところから出発し、まず風景を組み立てる基本の力を身につけている最中の作品たちが並んでいます。

コローやブーダンといった少し前の世代の画家と並べ、モネが自然主義的な風景画から、独自の表現へ進んでいったことがわかります。

モネがブーダンと出会ったのは1856年。

モネは晩年、「自分が画家になれたのも、ブーダンのおかげだ」と語っています。

クロード・モネ《ルエルの眺め》1858年

ノルマンディー地方ルエルで描かれたこの作品は、現在確認されている中でもモネの油彩として最初期のものとされ、若いモネが進もうとした方向性を端的に示す一作です。

モネ初の油彩画は日本にある?「ルエルの眺め」と運命の出会いとは?(モネの生涯2)

2022.07.21

第2章 写真室1:モティーフと効果

ここでは写真が登場します。

19世紀、画家たちが外で風景画を描くようになったのと同じころ、写真家たちも自然を撮り始めました。

フォンテーヌブローの森は、画家と写真家の両方にとって「屋外アトリエ」になっていました。

ギュスターヴ・ル・グレイ《フォンティーヌ・ブローの森、バ=ブレオの下草》(1852–55年頃、オルセー美術館、⽇本初出品)

この写真は、ただ「森が写っている」以上の見どころがあります。

森の中の暗さと、光が差す明るさが同じ画面にあり、視線が奥へ吸い込まれるように設計されています。

ここでは、写真ですら「自然をどう見せるか」を考えて作品を作っていたのだと考えると、この展覧会のテーマにつながります。

第3章 《かささぎ》とその周辺――雪の色

雪は白いはずなのに、モネは白だけで雪を描きません。

この章では「白という色についての探求」をした作品たちが並んでいます。

白の中の、ほんの少しの色の違いを探すと、急に絵が立体的に見えてきます。

クロード・モネ《かささぎ》(1868–69年)

白の中に、ほんの少しの桃色、紫、青みがあり、その差が冷たさや空気の厚みとして立ち上がります。

雪で地形の凹凸が消えてしまうはずなのに、色の層で奥行きが表現されていることに驚きます。

おすすめの見方は、影を探すことです。

影は黒ではなく、青や紫に寄っているはずで、その色の選び方が「冬の光」の説得力になります。

第4章 風景画と近代生活

モネは自然だけでなく、近代都市の新しい景色にも目を向けました。

モネ《昼食》(1873年頃)

「人物や食卓」よりも、光の落ち方が主役として迫ってきます。

テーブルの明るい部分と影の部分の差を追うと、屋外の空気が画面の中で動き始めます。

何が描いてあるかより、光がどこにいるかを探してみるのもいいかも。

モネ《アルジャントゥイユのレガッタ》(1872年頃)

この作品は、水面が「鏡」ではなく「揺れる膜」だと実感させます。

水そのものを描くというより、水が返す光や空の破片を描いているからです。

筆触の細かい方向や密度を追うと、風や流れを想像するのではなく感じることができます。

サン=ラザール駅の近代建築にモネが強く刺激され、11点ないし12点を制作し、そのうち8点を1877年の印象派展に出品しました。

モネ《サン=ラザール駅》(1877年)

駅の絵なのに、「蒸気や煙」が絵を支配しています。

直線的な建築と、形のない蒸気がぶつかり、近代都市の空気が立ち上がっています。

この駅の連作はモネにとって現代的な使命を示す重要な仕事でしたが、建物の線よりも、蒸気や煙が光を受けて広がる空気の絵として見ると面白いです。

モネの連作「サン=ラザール駅」を超解説!全12点一挙紹介!

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モネ《パリ、モントルグイユ街、1878年6月30日の祝日》(1878年)

ここでの主役は「街のざわめき」です。

旗の反復と、人の群れの気配が画面いっぱいに広がり、説明的に人物を描かなくても、祝祭の熱が伝わってきます。

細部の情報量ではなく、画面全体の密度で賑わいを演出しているので、少し離れて全体の熱気を感じるのがおすすめ。

左はルノワールが描いたモネ、右はバジールが描いたモネの絵です。

ケガをしているモネを看病しつつ絵を描いたバジールの話はこちら↓

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第5章 四季の循環と動きのある風景

モネは1878年から1881年までヴェトゥイユに住み、同じ視点で季節の変化を観察し続けました。

その「同じ視点の繰り返し」は、後の連作や睡蓮を予告するものでした。

モネ《ポール=ヴィレのセーヌ川》(1890年頃)

水と空の境界がゆるみ、景色が溶けるように見える作品です。

遠景がどこで消えていくかを追うと、モネが見えなくなる場所を絵の中に作って、空気の奥行きを出していることがわかります。

話は変わりますが、絵の前にロープやラインのような仕切りがほとんどないので、驚くほど近くまで寄れてしまいます。

いろんな人がいるので、絵すれすれまで顔を近づける人や、絵の本当に本当にすぐそばを指さす人、移動するときにあまり気にせず上着やバッグが額縁に当たりそうな人(もはや当たっている人もいるのでは…?)などを、私が見ている間だけでも何人も見かけました。

正直、作品が心配になって「スタッフさん、もっと増やしたほうがいいのでは…」とハラハラしてしまいました。

モネ《ヴェトゥイユの教会》(1879年)

建物がテーマに見えますが、実際は「気象」と「空気」の絵として入ってきます。

教会よりも、周囲の空や地面がどんな調子で震えているかを見ると、教会が空気の中に沈む・浮く感じが出てきます。

モネ《氷塊》(1880年)

冬の冷たさを、形の説明ではなく、色の差と筆の置き方で伝える作品です。

白い氷が一枚岩の白ではなく、濡れた暗さや、光の強い反射を持っていることに気づくと、川の温度が急にリアルになります。

クロード・モネ《死の床のカミーユ》1879年

昔オルセー美術館で出会って、今でも忘れられない作品のひとつがこちらです。

まさかこの作品が来ているとは思わなかったのでびっくり!

オルセー美術館には超有名な印象派の名作がずらりと並んでいて、見ているうちにだんだん感覚がマヒしてくるのですが、それでもこの絵だけは衝撃が強すぎて、しばらくその場でじっと見入ってしまったのを覚えています。

モネは、死にゆくカミーユの色の変化に強い興味を持ち、刻々と変わっていく肌の色に魅せられて、どうしても描かずにはいられませんでした。

モネはこの絵だけは、生涯手放すことなく、手元に置いていました。

この絵以降、モネが人物の顔を描くことはなく、次の妻となったアリスの肖像画を残すこともありませんでした。

この絵やカミーユについての詳しく知りたい方は↓

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第6章 1880年代の風景探索

1880年代のモネは各地へ出かけ、さまざまな地形や光のもとで自分の芸術を試しました。

ベル=イルで荒れる海と岩に関心が向きました。

また、海を見下ろす構図が浮世絵と似ていることにも注目。

モネ《ディエップ近くの断崖》(1897年)

崖は硬く重いはずなのに、光が当たって崩れて見える瞬間があります。

輪郭線で形を作るのではなく、色面の重なりで岩の量感を出しているので、目は自然と表面の色の変化を追うことになります。そこが面白さです。

モネ《オランダのチューリップ畑》(1886年)

花の一輪一輪というより、畑が色の帯になって続くことで、土地の広さが一瞬で伝わります。

帯の境目がどこで切り替わるかを追うと、視線が「横へ、遠くへ」運ばれていくのが体感できます。

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モネ《雨のベリール》(1886年、アーティゾン所蔵)

雨や風で輪郭が曖昧になる状況を、筆触の勢いと密度で押し切るように描いています。

近くで筆の方向を追うと風を感じ、少し離れて面として見ると、雨の膜が景色を覆う感じが出てきます。

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第7章 ジャポニスム

モネが浮世絵から学んだこととして、鮮やかな色だけでなく、大胆な構図、地平線・水平線の配置、季節の連続性への配慮などがあります。

モネはジヴェルニーの家に浮世絵コレクションがあり、それを睡蓮制作の現場にまで持ち込んでいました。

この章では、「モネの風景は、自然だけを見て生まれたのではなく、当時の新しい視覚文化(浮世絵など)からも育った」ということを知ることができます。

第8章 連作―反復―屋内風景

1890年代以降、モネは単独のモチーフを描くことが減り、同じテーマを複数枚描く連作へ向かいました。

モネ《エプト川のポプラ並木、風の日》(1891年)

題名どおり「風」が見どころです。

木の輪郭が微妙に揺れて見えるのは、形を描写しているのではなく、筆触のリズムで揺れの感覚を作っているからです。

どこが一番ざわついて見えるかを探すと、風の通り道が見えてきます。

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1892〜93年にルーアンに滞在して制作した大聖堂の主題が、後に連作30点として結実し、曇天・晴天・夕・朝など光の具合で色が変わる様を描きました。

モネ《ルーアン大聖堂 扉口とサン=ロマン塔 陽光》(1893年)

石の建築なのに、光で柔らかく変わって見える瞬間があります。

明るい部分が単なる白ではなく、色を含んでいることに気づくと、石が光を受けて温度を持つように感じられます。

連作という形式そのものが、「同じものが別物に見える」体験を作っています。

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モネ《ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光》(1904年)

メインは建物ではなく、霧と光の現象そのものが主役です。

輪郭が弱いのに「そこにある」と感じるのは、霧の層が色の重なりで作られているから。

霧の明るい場所を追うと、光が絵を組み立てているのが見えてきます。

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第9章 写真室2:効果と反射

1890年代半ばから写真家たちが撮影対象への従属から自由になることを求め、より内面化した形で風景にアプローチし、写真の芸術性を高めようとしたピクトリアリズム作品の作品が並んでいます。

エマーソンの《睡蓮の採取》は、モネが同主題を描いたのとほぼ同時代でした。

ピーター・ヘンリー・エマーソン《睡蓮の採取》(1886年)

この写真は、輪郭の強さより、空気のにじみが先に来ます。

水辺の湿度や光の柔らかさが、説明ではなく雰囲気として立ち上がるタイプです。

モネの睡蓮を思い出しながら見ると、「反射」や「曖昧さ」が、絵画だけの発明ではなく同時代の視覚表現全体で共有されていたことが実感できます。

「水面」「反射」「夢のような空気」を、写真と絵で比べて見てみると面白いです。

第10章 写真室3:ジヴェルニーの庭のクロード・モネ

この章では、エティエンヌ・クレメンテルが制作したカラー写真・オートクロームを紹介しています。

クレメンテルが1916年にモネと出会い、1920年頃にモネのもとを訪れて様々な画家の姿を撮りました。

《ジヴェルニーの自邸の前のクロード・モネ》(1921年)

モネ《ジヴェルニーのモネの庭》(1900年)

第11章 池の中の世界――睡蓮

モネが1883年にジヴェルニーに定住し、1893年に水の庭のため土地を買い足し、池を描き始めたのが1895年頃でした。

1911年の妻アリスの死、1914年2月の息子ジャンの死を経て1914年に制作を再開し、睡蓮の大作に取り掛かりました。

そしてその完成作が休戦協定を祝って国へ寄贈され、死後1927年にオランジュリー美術館に収められました。

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この章では睡蓮作品に加え、同時期に同主題を工芸で表そうとしたエミール・ガレやドーム兄弟のアール・ヌーヴォー工芸も併せて展示しています。

《ノルウェー型の舟で》(1887年頃、オルセー美術館)

舟そのものを見せる絵というより、水面がつくる「もう一つの景色」を見せる絵です。

舟が視線の目印になることで、自然と周囲の水に目が移り、空や岸の色が揺れながら別の景色”

として立ち上がってきます。

睡蓮へ向かう前に、モネが水面に惹かれていく流れがつかめる一枚です。

モネ《ジヴェルニー近くのセーヌ川支流》(1897年)

睡蓮へ向かう途中の「水の感覚」を支える一作です。

水面に映るものが主役になりやすい構成なので、実物を見るときは、水の上の景色より先に、反射している空や木々の歪みを追うと、モネが風景を二重に作っているのがわかります。

モネ《睡蓮の池、緑のハーモニー》(1899年)

緑が多いのに濁らず、色が響き合うのが魅力です。

ここでのポイントは、緑が一種類ではないことです。

緑の中に黄色寄り、青寄り、少し濁った緑などが混ざっていて、その差が「水面の揺れ」や「光の移ろい」に変換されます。

緑の種類を探すつもりで見ると、色が増えていきます。

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エミール・ガレ《静淵》(1889–90年)

同じ「水の世界」を、絵ではなく工芸で表そうとした例です。

素材の透明感や光の通り方で、水の深さや植物の気配を作ります。

絵画と同じテーマを別の素材で追いかけた例として、モネの睡蓮の見方を広げてくれます。

モネ《睡蓮の池》(1907年、アーティゾン所蔵)

モネの晩年に向かう筆づかいの変化を、身近に感じられる代表作です。

鑑賞としては、遠くで全体の静けさを受け取ったあと、近づいて絵肌を見るのがおすすめです。

近くでは、色が重なって水面が揺れていることがはっきりわかり、離れるとその揺れが一枚の空気としてまとまります。

距離で見え方が変わること自体が、モネが扱った「光の現象」に近い体験になります。

モネ《しだれ柳》(1920–22年)

形の説明から、気配の表現へ寄っていく作品です。

「枝がどこからどこへ」よりも、「重い空気」「揺れ」「にじみ」が先に来ます。

何が描いてあるかよりも、空気の重さを受け取ると、晩年のモネが風景を抽象に近づけていく流れが自然に理解できます。

映像の中の風景─動きのある風景

本展は、絵画や写真、浮世絵、工芸などの交差に加えて、現代の映像作家アンジュ・レッチアによる、モネへのオマージュとして制作された没入型映像作品も展示しています。

つまりこの展覧会は「名画を見る」だけではなく、「風景の感じ方そのものを体験として揺さぶる」構造を持っています。

ミュージアムショップ

今回珍しく、ショップが2箇所あります。混むのは3階特設ショップです↑

特設と常設ショップでは売っているものが違います。モネ展グッズのほとんどはこちらの特設ショップ内限定販売です。

午前中〜1時すぎまでは入場待ちの列もなく、ショップ内もレジもそんなに混んでいない感じ。

15:30にショップ前を通ったときには入場待ちで2〜30人くらい並んでいました。

いつもある常設ショップの方は15:30でも空いていました。なので図録だけ買いたのであれば常設ショップがおすすめ。

展覧会のグッズとしては図録、ポストカード(縦長のものなどもあり)、クリアファイル、しおり、ノート、マスキングテープ、マグネット、キーホルダー、マグカップ、ミラー、アクリルスタンド、トートバッグ、大判ハンカチ、スカーフ、Tシャツ、お菓子、スヌーピーコラボ、ピンバッジのガチャガチャなどがありました。

今回は図録を購入しました。分厚い!

モネ展とは関係ありませんが、常設ショップに売っていたブランクーシのTシャツも購入しました。

2,750円とお手頃価格なのに生地がしっかりしているのもいい。

カフェ&レストラン

ミュージアムカフェは、事前予約をおすすめしますが、私が行った日は少し並べばお昼でも入れそうな感じでした。

今回はCコース(前菜+パスタ+メイン+デザート)5200円を選択。パンとコーヒーor紅茶付き。

モネ展コラボメニューを中心に注文しました。

「和牛の冷製ポトフ 旬野菜の雪景色」

クロード・モネ《かささぎ》1868-69年

こちらの作品をイメージしています。

この前菜面白かったし美味しかった!

ジュレと泡の下にごろっとした和牛と野菜が隠れています。

パンはいつの間にか初回は↑このパンで固定になっていました。

おかわり分からは種類が選べて他にくるみとライ麦パン↑がありました。

次のパスタ&リゾットの中にはなぜかコラボメニューがなかったため、「蛤と菜花のタリオリーニ」を選びました。

おいしいけどちょっとしょっぱい…。

こちらもパスタ&リゾットから選べる「よもぎの玄米ニョッキ かぼちゃのポタージュ仕立て」です。

もちもちのニョッキとカボチャの甘さがとってもいい感じ。

メインはコラボの「サーモンのレアカツレツ仕立て サフランのバターソース」

クロード・モネ《ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光》1904年

この作品をイメージしているそう。

公式HP「ミュージアムカフェ」

なのですが、公式HPに載っていた料理の写真↑と、実際に来た料理の見た目があまりにも違いすぎてびっくりしてしまった…写真のようなおしゃれなものをイメージしていたのでがっかり…。

味はおいしかったです。さっぱりサーモンカツ。まわりのいろんなソースを合わせて食べるといい感じ。

デザートは「マスカルポーネムースとクレームエペスアイス」

クロード・モネ《ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光》1904年

こちらもメインと同じ絵をイメージしています。

おいしかったけれどちょっと味が単調かな。

カルダモン香るコーヒージュレがちょっと不思議な味。

マスカルポーネとコーヒージュレでティラミスみたいな味です。

クロード・モネ ―風景への問いかけ 概要

会期:2026年2月7日〜5月24日
会場:アーティゾン美術館
住所:東京都中央区京橋1-7-2
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00〜18:00(3月20日を除く金曜日は〜20:00)※入館は閉館の30分前まで
休館日:2月16日、3月16日、4月13日、5月11日

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