こんにちは!
今回は、直島のベネッセハウスにある「杉本博司ギャラリー 時の回廊」を紹介します。
早速見ていきましょう!
杉本博司ギャラリー 時の回廊
私が訪問した2022年5月時点では、30点の作品が飾られていました。
料金
1,500円で呈茶(お茶とお菓子)が付きます。
要予約です(ベネッセハウス宿泊者は不要)。
15歳以下のもしくはベネッセハウス宿泊者は鑑賞無料です。
その場合、呈茶は別途有料です。
詳細はこちら
営業時間
11:00-15:00(最終入館14:00)です。
ベネッセハウス宿泊者は23時まで鑑賞が可能です。
ということになっていますが、ホテル内なので早朝でも深夜でも何時でも見ることはできるかと思います…。
パークアートツアー
宿泊者限定、毎日実施しています。
私が行った時は1日1回のみの開催でした。
パーク棟に飾られている杉本博司さんの作品を抜粋して解説してくれます。
時間は約30分間で無料、私が参加した時は15人くらいいたかと思います。
声が結構反響するので、説明してくれるスタッフのなるべく近くで聞くのがおすすめです。
人によって当たり外れがあるとのころでしたが、とってもわかりやすくて面白かったです。
時間が合えば絶対に参加した方がいいです。
ベネッセハウスで展示されている作品には説明が全くないので、これがどういう意図によって作られた作品なのかを知るには、図録を読むか、ツアーに参加するか、スタッフの方に聞くしかありません。
何も知らなくてももちろん楽しめますが、知ると見方がまた変わって楽しいです。
時間が少しオーバーしたので、その後の予定は余裕を持っておかないと途中で抜けることになるかもしれません。
ガラスの茶室
硝子の茶室『聞鳥庵(もんどりあん)』、もちろんこの名前は画家モンドリアンの名前からきています。
モンドリアンといえばコンポジション、余計なものは削ぎ落として線と色だけで美を表現したアーティストです。
掛け軸や季節のお花など、茶室にあるものを取り除きつつ、茶の湯の精神だけを残したようなガラスの茶室から、モンドリアン的思考を感じ取ることができます。
ガラスだからこそ周りの自然の四季折々の風景を楽しむことができるようになっています。
ラウンジ
硝子の茶室『聞鳥庵(もんどりあん)』を眺めながら、お茶することができます。
11:00-15:00までは誰でも入館料を払えば入れるので有料のお茶とお菓子しかありませんが、宿泊者はその時間を外せば、お茶などを無料&セルフで楽しむことができます。
運がいいとこのプリズムに光が当たって、綺麗な光を見ることができるそう。
この部屋に飾られている「Opticks」シリーズは、このプリズムを撮影した作品です。
奥には茶室の名前『聞鳥庵』の看板がありました。
バータイム
木・金・土・祝前日のみ、確か17時〜23時だったと思いますが、バータイムとしてお酒(有料)を楽しむことができます。
昼の呈茶タイムに来ていないので同じかはわかりませんが、メニューにお茶とお菓子のセットもありました。
軽食などはありません。
セルフタイム時にあった無料の紅茶などもお願いすれば出してもらえるようでした。
私は左の瀬戸内ミモザというオレンジジュースとシャンパンのカクテルを選びました。
瀬戸内ミモザだけで3種類あり、一番甘いものを選びました。
ピンク色の方は、日本酒の桃風味のようなお酒でしたが、お店の方が言っていた通り、全く桃の味はせず、まろやかな飲みやすい日本酒といった感じでした。
ミモザが1800円、桃の日本酒が1200円だったと思います。
意外とたっぷり入っていました。
サービス料などはかかりませんでした。
夜にお酒を飲みながら、杉本さんの作品を鑑賞したり、ホテルのショップで購入した杉本さんの図録を眺めてゆったりと過ごしました。最高でした…。
杉本ギャラリー
フロントにある杉本ギャラリーの看板、氷のようなガラスがなんとも涼しげでかわいい。
その看板の近くにも作品が飾られていました。
階段を降りると、「松林図」があります。
長谷川等伯の《松林図》を再解釈した作品です。
杉本さんが日本全国を巡り、理想の松を探し、「皇居」の松を選んでいます。
安藤忠雄建築の光の教会を撮ったものです。
もはやここが教会…。
光の教会は大阪にあるのでいつか行ってみたいなぁ。
光のバーが明るすぎず暗すぎずいい感じ。
朝と夜、晴れと曇りでは部屋の明るさが全然違ってそれを見比べるのも面白かったです。
お勧めは夜です。
家プロジェクトでもおなじみの護王神社の模型が置いてありました。
家プロジェクトについてはこちら↓
パークの客室のベランダからこのオブジェが少し見えました。
夜はライトアップされています。
外へと繋がる廊下には「光学硝子五輪塔」シリーズが飾られていました。
ベネッセミュージアムにたくさんある海景シリーズの1枚がパーク棟の外にもあります。