地中美術館の感想と完全ガイド!モネの睡蓮の部屋

こんにちは!

今回は、直島にある地中美術館を紹介します。

早速見ていきましょう!

地中美術館

チケット

2,100円です。

15歳以下無料です。

事前予約制です。

詳しくはこちら

ロッカー

あります。

音声ガイド

ありません。

写真撮影

館内は撮影不可です。

館内受付前まで撮影可能です。

混雑

土曜日の朝イチの回で行きました。

都内の美術館と比べると当たり前ですがかなり人が少なく、とっても過ごしやすかったです。

人の波があるので、たくさん人がいたかと思えば、数分後にはほとんど誰もいない…ということの繰り返しでした。

タレルの作品が3つあるのですが、その中の一つ「オープン・フィールド」 は一度に体験できる人数が限られているので、場合によっては待ち時間が発生するかもしれません。

また地中カフェも、そもそも席数が少ない&コロナで人数制限しているので、ランチで行きたい場合は11時すぎには向かった方が良さそうです。

私は11:15くらいに行きましたが、ギリギリ最後の席が空いていて座れました。

とはいえ、長居するような感じでもないので回転は早そうでした。

所要時間

ゆっくりじっくり鑑賞して、カフェも楽しんで2時間くらいでした。

作品数が多くないので、人によっては1時間もかからないかもしれません。

地中美術館 構成

 

まずはチケットセンターで予約のQRコードを提示します。

ベネッセハウスに宿泊していたので、宿泊者限定のバスで向かいました。

このネコちゃんがず〜〜っとここにいました。よく来るそう。

地中の庭

 

チケットセンターから美術館まで歩きます。まあまあ距離があるのと、結構な坂…。

その間にモネの庭を再現した地中の庭があります。

 

モネの庭にあった植物をベースに、約200種類の草花や樹木が植えられています。

 

私が行った日は、ちょうどこの前植え替えをしたばかりで一番綺麗なときだとスタッフの方が言っていました。

 

モネが大好きな睡蓮をはじめ、柳やアイリスなど四季を通して楽しむことができます。

写真撮影OKエリア

 

安藤忠雄さん建築です!

 

館内に入っていきます。

 

わくわく…

 

トクサを見ながら上に上がってきます。

トクサと聞くと、攻殻機動隊のトグサばかり思い浮かぶ…。

 

 

写真撮影はOKなのはここまでです。

モネの睡蓮

《睡蓮》1914‐1917年地中美術館

モネの睡蓮の部屋は、靴を脱いでの鑑賞です。

《睡蓮、草の茂み》1914‐1917年地中美術館

なんと5点も鑑賞することができます!

《睡蓮、柳の反射》1916‐1919年地中美術館

展示室に自然光が入るように設計されているので、天気によって見え方が違いそうです。

《睡蓮の池》1917-1919年地中美術館

1番のお気に入りはこの睡蓮でした。

明るい水色で表現した作品は珍しいような気がしました。

《睡蓮の池》1915‐1926年地中美術館

モネは睡蓮の絵を250点以上残しています。

日本で一番モネの『睡蓮』を集めました!156枚を一挙紹介!

2020.06.09

ウォルター・デ・マリア

出典:Benesse Art Site Naoshima『地中美術館』

「タイム/タイムレス/ノー・タイム」 が飾られています。

直径2.2mの球体が階段の真ん中にあり、その周りを27体の金箔を施した木彫が取り囲んでいます。

天井の一部がタレルのオープン・スカイのように開いており、そこから入る自然光のみで鑑賞します。

なのでその日の天気、時間によって作品の見え方が変わってきます。

金箔を施した木彫はよく見ると形が3種類あり、いろんな組み合わせで飾られています。

なんとも厳かな雰囲気があり、神秘的な空間でした。

ジェームズ・タレル

「アフラム、ペール・ブルー」 は、暗い部屋の一角にライトを当てて、光を立方体のように見せる展示です。

近寄ってみるとただのライトの光なのに、離れてみると立体的に見えてくるから不思議…。脳が勝手に情報を補ってしまうからでしょうか。

出典:Benesse Art Site Naoshima『地中美術館』

「オープン・フィールド」は、体験型の展示です。

これはネタバレしてしまうのはあまりにももったいないので、是非現地で体感してもらいたい作品の一つです。

光の中に入り、光に包まれるという体験ができます。

「オープン・スカイ」は、天井が四角く開いていて、空を見る展示です。

開いている部分にはガラスなど何もないので、雨が降ればそのまま入ってきます。

天井が金沢21世紀美術館などで見たことがある人もいるかと思います。

藤子・F・不二雄ミュージアムのエントランスの天井にもこの作品のパロディーがありました。

オープンスカイ・ナイトプログラムの感想はこちら↓

タレル「オープンスカイ・ナイトプログラム」の感想と完全ガイド!

2022.05.30

カフェ

 

「地中カフェ」があります。

目の前に広がる海を眺めながら軽食やドリンクを楽しむことができます。

今回は、せとぽんと、スモークサーモンとクリームチーズのベーグルを食べました。

いろんなところでせとぽんを飲んでみましたが、シロップの漬け方に多少差が出るようで、毎回味が微妙に違って面白かったです。

ベーグルも想像以上においしくて大満足でした。

 

食後はせとぽんを持って外で景色を眺めながらまったりしました。

この下にも行けるようで階段がありました。

ミュージアムショップ

 

「地中ストア」では、モネの睡蓮グッズ、地中美術館ステッカー、ウォルター・デ・マリアの金箔の木彫りの形をしたえんぴつ、画集、地中美術館のハンドブックなどが売っていました。

料理好きのモネのレシピをもとに作ったクッキー、ガトーショコラ、ジャムなども売っていました。

 

モネのレシピシリーズ全種類買いたいところでしたが、大荷物になってしまうので、ガトーショコラだけでがまん…。

開封した時に、その小ささに若干がっかりしたのですが、食べてみたらこれがとっても美味しくて買って大正解でした。

表面が部分的に砂糖でコーティングされていたり、洋酒がきいていてよかったです。また買おう…。

地中美術館 概要

開館時間:3月1日 ~ 9月30日
10:00 ~ 18:00( 最終入館17:00 )
10月1日 ~ 2月末日
10:00 ~ 17:00( 最終入館16:00 )
休館日:月曜日
※ ただし、祝日の場合開館、翌日休館