クールベと海展の感想と完全ガイド

こんにちは!

パナソニック汐留ミュージアムで開催中の「クールベと海展」に行ってきました。

クールベと海展

クールベの展覧会は、国内では9年ぶりだそう!

チケットの価格と入手方法

事前予約制です。

一般 1,000円、大学生 700円、中・高校生 500円ですが、公式HPに100円割引券があるので要チェックです。

詳しくはこちら

検温

入り口であります。

ロッカー

入り口の向かい側にあります。

音声ガイド

ありません。

写真撮影

写真撮影不可ですが、最後に超簡易的なフォトスポットがあります。撮るほどではありません…。(笑)

混雑

初日の土曜日に行きましたが、混んでいませんでした。

クールベと海展 構成

第1章 クールベと自然―地方の独立

ギュスターヴ・クールベ《フランシュ゠コンテの谷、オルナン付近》1865年頃

クールベの故郷オルナンの近くを描いた絵です。

クールベはどちらかというと人物画が有名ですが、風景画もかなり素敵です。

クールベは、ナルシストで超イケメンでした。

そんな彼の波乱万丈の生涯はこちらで解説しています↓

第2章 クールベと動物―抗う野生

ギュスターヴ・クールベ《狩の獲物》1856-1862年頃

獲物となった動物への感謝の意を込めて、ホルンを演奏しています。

木に寄りかかっている人物には、クールベの面影が…。

ギュスターヴ・クールベ《雪の中の鹿の戦い》1868年頃

クールベは、絵に描くだけでなく、実際に鹿を狩ったりもしていたそう。

第3章 クールベ以前の海―畏怖からピクチャレスクへ

クロード=ジョゼフ・ヴェルネ《嵐の海》1740年頃

これ是非実物で見てほしいのですが、映画みたいな絵でした。

ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー 《ディール》1826年

第4章 クールベと同時代の海―身近な存在として

ウジェーヌ・ブーダン《浜辺にて》

クールベは、モネやブーダンと交流し、ノルマンディーでともに絵画の制作をしました。

クロード・モネ 《アヴァルの門》1886年

ちなみにクールベは、貧乏だったモネを金銭的に援助したり、モネの結婚の立会人になっています。頼れる兄貴…!

クロード・モネ《アンティーブ岬》1888年

第5章 クールベの海―「奇妙なもの」として

ギュスターヴ・クールベ《波》1869年

クールベは、100点以上、海の絵を描いていました。

今回の展覧会では、その中から11点見ることができます。

ギュスターヴ・クールベ《波》1870年

クールベは世界で初めて「個展」を開いた人物としても有名です。

ギュスターヴ・クールベ《波》1869年

最後、波に囲まれた部屋があるのですが、そこの椅子に是非座って鑑賞してみてください。

波にのみ込まれるような、不思議な感覚が味わえます。

ギュスターヴ・クールベ《エトルタ海岸、夕日》1869年

ミュージアムショップ

図録やポストカード、関連書籍などが購入できます。

この展覧会が山梨県立美術館(ミレー作品が豊富)からの巡回だからか、全く関係のないミレーグッズが豊富でした。

カフェ&レストラン

ありませんが、新橋・汐留エリアなので、近くに飲食店はたくさんあります。

クールベと海展 概要

会期:2021年4月10日(土)〜6月13日(日)
会場:パナソニック汐留美術館
住所:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック 東京汐留ビル 4階
TEL:050-5541-8600 (NTTハローダイヤル)
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
※5月7日(金)、6月4日(金)は20:00まで開館(入館は19:30まで)
休館日:水曜日(5月5日(水・祝)は開館)
入館料: 一般 1,000円、65歳以上 900円、大学生 700円、中・高校生 500円、小学生以下 無料
※障がい者手帳の提示者、および付添者1名まで無料
※予約サイトにて日時指定の予約をした人を優先的に案内、事前予約の予定数に空きがあれば予約していない人も入館可(詳細は3月1日(月)以降に美術館サイトを確認)