5回も盗まれたフェルメール作品!どうして狙われるの?

こんにちは!

今回は、フェルメール作品の盗難についてです。

早速見ていきましょう!

フェルメールと盗難

37点しか現存しないフェルメールの作品のうち4点が、5回にわたって盗難にあっています。

どうしてこんなに狙われるのかというと、作品数が少ないので希少価値が高い&絵が比較的小型で持ち運びやすいサイズだからです。

しかしフェルメールほど有名な画家になると盗難品は売却できません。

売りに出したらすぐにバレて捕まってしまいます。

それでは何のために犯人は盗んでいるのかというと、おもな目的は、政治的な脅迫のネタにするためです。

1回目「恋文」

ヨハネス・フェルメール《恋文》1669年頃

1971年9月24日、ブリュッセルの展覧会場パレ・デ・ボザール

額縁からナイフで切り出した男は、貧民を救うための義援金を要求しました。

1971年10月3日に返還されました。

2回目「ギターを弾く女」

ヨハネス・フェルメール《ギターを弾く女》1672年

1974年2月23日、ロンドンのケンウッド・ハウス

国際的な地下組織IRAが首謀者でした。

1974年5月6日に返還されました。

3回目「手紙を書く婦人と召使い」

ヨハネス・フェルメール《手紙を書く婦人と召使》1670年

1974年4月26日、ダブリンのラスボロー・ハウス

国際的な地下組織IRAが首謀者でした。

1974年5月4日に返還されました。

傷ついた絵を修復しているとあるものが見つかりました↓

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4回目「手紙を書く婦人と召使い」

ヨハネス・フェルメール《手紙を書く婦人と召使》1670年

1986年5月21日、ダブリンのラスボロー・ハウス

国際的な地下組織IRAが首謀者でした。

1993年9月1日に返還されました。

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5回目「合奏」

ヨハネス・フェルメール《合奏》1665年頃

1990年3月18日、ボストンのイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館

30年以上経った今も行方不明のままです。

出典 :Isabella Stewart Gardner Museum『THE CONCERT, 1663-1666』

美術館の展示室には、そのままの位置に額縁だけがかけられ、絵が戻ってくるのを待っています。