こんにちは!
今回は、新宿アイランドタワー周辺にある14のアートスポットを紹介します。
早速見ていきましょう!
目次
- 新宿アイランドタワー
- ロバート・インディアナ《LOVE》
- ジルベルト・ゾリオ《東京の星たち》
- ジュリオ・パオリーニ《カレイドスコーピオ》
- ジュリオ・パオリーニ《アストロノミカル クロック》
- ルチアーノ・ファブロ《歩み》
- 長沢 英俊《昴座》
- ジュゼッペ・ペノーネ《爪と大理石》
- ジュリオ・パオリーニ《メリディアーナ》
- ジュリオ・パオリーニ《ヒエラポリス》
- ソル・ルウィット《Wall Drawing #772 》
- 西川 勝人《ユヌス Ⅱ》
- ダニエル・ビュラン《ひとつの場所から他の場所へ-ひとつの素材からの他の素材へ-内へ、そして外への通路》
- ロイ・リキテンスタイン《トウキョウ・ブラッシュストロークⅠ》
- ロイ・リキテンスタイン《トウキョウ・ブラッシュストロークⅡ》
新宿アイランドタワー
新宿アイランドタワーの周辺には、世界の第一線で活躍する10人のアーティストの現代美術が展示されており、誰でも無料で鑑賞することができます。
ロバート・インディアナ《LOVE》
ロバート・インディアナ《LOVE》1993年(1968年)
『花より男子』など人気ドラマのロケ地としても使われているので、見たことがある人も多いはず。
「LOVE」のオブジェはニューヨークなど世界中にありますが、この「LOVE」のオブジェはインディアナ自身が新宿アイランドのために3色の組み合わせを考え、新たに制作したものです。
ジルベルト・ゾリオ《東京の星たち》
ジルベルト・ゾリオ《Le Stelle di Tokyo》1994
3箇所の歩道に埋め込まれた彫刻です。
ジルベルト・ゾリオは、☆をモチーフにした作品を数多く制作しており、☆で宇宙のエネルギーを表しているそう。
ジュリオ・パオリーニ《カレイドスコーピオ》
ジュリオ・パオリーニ《Caleidoscopio》1993年
「カレイドスコーピオ」は、「万華鏡」という意味です。
2本の古典的な形の大理石の柱があるかと思いきや…1本はなんと上下が転倒しています。
台座が鏡のようになっているので、空が映ってみえます。
ジュリオ・パオリーニ《アストロノミカル クロック》
ジュリオ・パオリーニ《Astronomical clock》
「アストロノミカル クロック」は、「天文時計」という意味です。
天文時計は、古くは14世紀からヨーロッパに伝わるもので、この時計により1年の天体の運行、1ヶ月の星座、1日の時間が読みとれるようになっています。
ルチアーノ・ファブロ《歩み》
ルチアーノ・ファブロ《PASSI》1994年
巨大な手紙が空から落ちてきたみたいで本当にかわいい…!
橋をイメージしているそう。
なんて書いてあるのかというと、イタリア語で「私の歩みは天に穴をあけた 私の歩みは地に穴をあけた 私は足をひきずる」というファブロが書いた詩です。
長沢 英俊《昴座》
長沢 英俊《Pleiades》1994年
池の中にある7つの大理石彫刻作品です。
鉱物の結晶から取ったシャープな形の彫刻は、自然の摂理を表しながら、昴座の7つの星を象徴しています。
ジュゼッペ・ペノーネ《爪と大理石》
ジュゼッペ・ペノーネ《Unghia e marmo》1993年
爪かぁ〜!(笑)
シュールで可愛いな…。
爪は人間の身体を、石は自然を表しています。
ジュリオ・パオリーニ《メリディアーナ》
ジュリオ・パオリーニ《Meridiana》1993年
「メリディアーナ」の意味は「日時計」です。
惑星の軌道のような曲線の真ん中に、人の両手が描かれ、一方がペンを持ってもう一方の手の時計を指しており、天体と時間を表しているそう。
ジュリオ・パオリーニ《ヒエラポリス》
ジュリオ・パオリーニ《Hierapolis》1993年
「ヒエラポリス」というのは、トルコにある世界遺産となっている遺跡の名前です。
「カレイドスコーピオ」の2本の柱が、床に埋め込まれており、この部分をずっと見ていると天地が逆転したような不思議な感覚にとらわれます。
ソル・ルウィット《Wall Drawing #772 》
ソル・ルウィット《Wall Drawing #772 》1994年
星の誕生の時に発せられる、壮大なエネルギーの爆発を象徴しています。
西川 勝人《ユヌス Ⅱ》
西川 勝人《Yunus Ⅱ》1994年
「ユヌス」は、トルコ語で「イルカ」という意味です。
メビウスの輪のようにねじれた3本の白い輪を組み合わせた彫刻が4点並んでいます。
ダニエル・ビュラン《ひとつの場所から他の場所へ-ひとつの素材からの他の素材へ-内へ、そして外への通路》
ダニエル・ビュラン《From One Place to Another From One Material to Another Passages In and Out》1993-1994年
ビュランは、8.7㎝幅のストライプを使った作品を多く制作しているアーティストです。
ロイ・リキテンスタイン《トウキョウ・ブラッシュストロークⅠ》
ロイ・リキテンスタイン《Tokyo Brushstoroke Ⅰ》1993年
あの!!ロイ・リキテンスタインの彫刻作品が!!なんと日本で見れちゃうんです。すご〜い!
「ブラッシュストローク」というのは、絵を描くときの筆の動き、筆のあとのことです。
ロイ・リキテンスタイン《トウキョウ・ブラッシュストロークⅡ》
ロイ・リキテンスタイン《Tokyo Brushstoroke Ⅱ》1993年
かわいい〜!けどなんか色あせてる感あるな…。