こんにちは!
今回は、日本郵便の美術品を題材とした特殊切手「美術の世界シリーズ 第5集」を紹介します。
早速見ていきましょう!
美術の世界シリーズ 第5集
今回は「白の世界」です!
全ての作品が日本所蔵品です。
過去のシリーズはこちら↓
今回はなんとニス加工あり
第4集までは特に加工はありませんでしたが、今回初めて「ニス加工」が入っています!部分的にニスをかけているので、まるで印象派の絵のようにその部分だけがツヤツヤと光ります。
これが…
こう。写真で撮るのが難しいのですが、白っぽい部分がニスです。この部分だけツヤツヤしています。
84円切手
初代 宮川香山《鳩桜花図高浮彫花瓶(一対のうち右側)》国立工芸館
初代 宮川香山は、太田焼と称して主に外国向けの陶磁器を製作していた陶芸家です。
長谷川久蔵《桜図(部分)》総本山智積院
長谷川久蔵は、長谷川等伯の息子です。父子で制作した智積院の障壁画で、久蔵は春の「桜図」を担当しました。
奥村土牛《城》山種美術館
姫路城をモチーフとして描いた作品です。
北野恒富《星》大阪市立美術館
モダンな美人画が得意な北野恒富が描いた作品です。
酒井抱一《十二ヵ月花鳥図貼付屏風(部分)》出光美術館
旧暦の四月を描いた作品です。
南薫造《少女》東京国立近代美術館
南薫造は、イギリスやフランスに滞在し作品を制作した洋画家です。上の絵はパリで描いたものだそう。
円山応挙《朝顔狗子図杉戸(部分)》東京国立博物館
尾張国(愛知県)の明眼院のために描いた障壁画です。かわいい。
ヴィルヘルム・ハンマースホイ《ピアノを弾く妻イーダのいる室内》国立西洋美術館
近年日本での知名度も上がり、大人気のハマスホイも切手に!うれしいね。
ピエール・オーギュスト・ルノワー ル《レースの帽子の少女》ポーラ美術館
ポーラ美術館の人気作品も切手になりました。
フランソワ・ポンポン《シロクマ》群馬県立館林美術館
動物の彫刻を得意とした彫刻家ポンポンのシロクマ。
63円切手
初代 宮川香山《鳩桜花図高浮彫花瓶(部分)》国立工芸館
長谷川久蔵《桜図(部分)》総本山智積院
奥村土牛《那智》山種美術館
和歌山県南部にある那智の滝(那智大社の御神体として崇拝されてきた滝)を描いた作品です。
北野恒富《星(部分)》大阪市立美術館
酒井抱一《十二ヵ月花鳥図貼付屏風(部分)》出光美術館
児島虎次郎《睡れる幼きモデル》大原美術館
児島虎次郎は洋画家でありながら、実業家・大原孫三郎の協力を得てヨーロッパの美術品を購入し、大原美術館のコレクションの基礎を築いた人物です。
円山応挙《朝顔狗子図杉戸(部分)》東京国立博物館
ピエール・オーギュスト・ルノワー ル《レースの帽子の少女》ポーラ美術館
クロード・モネ《雪のアルジャントゥイユ》国立西洋美術館
パリ郊外の町、アルジャントゥイユの駅の周辺を描いた作品です。
フランソワ・ポンポン《シロクマ(部分)》群馬県立館林美術館