印象派からその先へ展へ行ってきました

こんにちは!

三菱一号館美術館で開催中の

「印象派からその先へ-世界に誇る吉野石膏コレクション展」に行ってきました。

ちなみに三菱一号館美術館のすぐ近くに、めちゃめちゃ人気なエシレバターの店「エシレ・メゾン デュ ブール」があります。

クロワッサンが有名なので、残っていたら是非。よく売り切れていますが。

f:id:omochiiii:20191212203026j:plain
https://mimt.jp/ygc/

ルノワールの絵は、どれもとても優しく穏やか、幸福な感じで、ピアノの先生の家にありそうな絵No.1です。

ポスターにもなっているシュザンヌ嬢の絵、さながらピーターパンのウェンディのような水色のリボンと衣装がかわいい。

写真でも、髪で隠さずなるべく首を出した方が小顔に見えるというテクニックがありますが、この絵もそれでしょうか。

背景も顔周りが明るく、下に行くにつれて暗くなるグラデーションで、顔に目が行きます。

髪や衣装にももいろんな色が混ざっています。ルノワールは肌もいろんな色を載せて描くことが多いですが、今回は控えめで、顔をくっきり描いています。なので顔の造詣が目立ちます。

パステルで描かれている本作ですが、パステルってあのパステル??!!

パステルって細長い長方形の、チョークを100倍薄めたくらいしか色がのらなないやつ??

この絵くらいハッキリ描くにはどれだけ色重ねているんだろ……

根気がすごい。

専門家ではないので、パステルも種類によっては一度で濃い色も出るんでしょうか。黒っぽい濃い色であればそれなりに出ますが。

昔私が見よう見まねで描いたときは、薄すぎるほわほわした何か。という絵が出来上がりました。

それくらいぼやけます。クーピーより薄いです。激薄

まあ、全くの素人の意見なので、絵を学んでいる人からしたらまた違うとは思いますが。

f:id:omochiiii:20191212211202p:plain
        クロード・モネ 《睡蓮》 1906年

水面に空が写っています。空の色が綺麗。水面なのに。

上から右側へ少しずつ睡蓮を配置することで視線が流れます。

下まで睡蓮をたどっていくと、今度は左側に映る雲が上に流れていくように描かれているので、目線が上に誘導されます。誘導先にはまた睡蓮があるので、画面をぐるぐると見てしまいます。

鑑賞者の視線が画面から出ないように考えてますね〜すごい。

日本にもこんな素敵な印象派の絵をコレクションしていた人がいたんですね。知らなかったすごい。

 

会期:2019年10月30日(水)~2020年1月20日(月)

開館時間:10:00~18:00 ※入館は閉館30分前まで(1月3日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は21:00まで)

休館日:月曜日(ただし、祝日・振替休日の場合、1月20日、トークフリーデーの11月25日と12月30日は開館)

年末年始休館:12月31日、1月1日

場所:三菱一号館美術館

住所:東京都千代田区丸の内2-6-2

料金:一般 1,700円、高校・大学生 1,000円、小・中学生 500円

前売券:一般のみ 1,500円

※障がい者手帳を持参すると半額、付添1名まで無料

※前売券は、2019年10月29日(火)までローソン / ミニストップ、チケットぴあ、セブンチケット、イープラス、三菱一号館美術館チケット購入サイトWEBKET(QRコード読み取り)にて販売。

■アフター5女子割

第2水曜日17:00以降は当日券一般(女性のみ) 1,000円

※他の割引との併用不可 ※利用の際は「女子割」で購入の旨申し出が必要。