「地中海人ピカソー神話的世界に遊ぶ」展の感想と完全ガイド

こんにちは!

南青山にあるヨックモックミュージアムで開催中の『地中海人ピカソー神話的世界に遊ぶ』展に行ってきました。

「地中海人ピカソー神話的世界に遊ぶ」展

チケットの価格と入手方法

日時指定の予約・定員制です。(当日券も少しだけあるよう)

10〜16時、30分ごとの入場です。

一般:1,200円
大学生・高校生・中学生:800円

詳しくはこちら(公式のチケットページに飛びます)

ロッカー

入り口にあり、受付に置いてある専用コインを入れて鍵をしめます。

音声ガイド

ありません。

写真撮影

 

館内は写真撮影不可です。

最後にある椅子のみ写真撮影可です。

混雑

とても空いていました。

地中海人ピカソー神話的世界に遊ぶ 構成

1章 神話世界と動物たち

Pablo Picasso《ポモナ:女性の顔》1968年12月1969年1月A.R.592

ピカソが好んで描いた神話世界の住人たちをモチーフとした作品を鑑賞することができます。

2章 プロヴァンスの幸と鳥たち

Pablo Picasso《白地の上の魚》1952年A.R.168

ピカソが陶器制作をおこなっていたプロヴァンス地方は、豊かな自然と豊富な農作物や海産物に恵まれた地域だったこともあり、魚や鳥を題材とした作品も数多く残っています。

お皿の上に魚の絵付けはなんだかとてもシュールでいてかわいい…。

3章 闘牛:古代地中海世界からの儀式

Pablo Picasso《勇猛な牡牛》1955年3月29日A.R.255

スペイン人のピカソは、闘牛が大好きでした。

ピカソは闘牛のシーンを、絵画や陶芸で数多く取り上げました。

ちなみに闘牛というのは赤い布をひらひらさせるだけでなく、本当に牛を殺してしまうので、馴染みのない人が見るとかなりショックを受けるとか…。

4章 人間愛とヌード賛美

Pablo Picasso《ヴェールをまとう女性》1950年A.R.116

ピカソが陶器制作を行っていた時期、2人の女性がピカソのパートナーとなりモデルとなりました。

2人の女性、フランソワーズ・ジローとジャクリーヌ・ロックがどのようにピカソの作品に反映されているのかを見ることができます。

Pablo Picasso《仮面をつけた顔》1956年A.R.362

個人的に残念だったのは、2階の映像が前回と同じだったことです。変えて欲しいなぁ…。

ミュージアムショップ

 

開館当初から、ヨックモックミュージアムなのになんでヨックモック売ってないんだろうと思っていましたが、今回、ついに!やっと!限定缶入りのヨックモックが売っていました。

ちゃんとピカソの作品がプリントされていて感動…かわいい〜!

値段は1280円で、小さいヨックモックが8本入っています。

カフェ

 

ピカソが晩年、セラミック制作に取り組んだ町の名前が付いた「カフェ ヴァローリス」があります。

1年前に来たときには無かったこんな可愛いラテアートも!

カフェと同じ名前の「カフェ ヴァローリス」というレモンとヘーゼルナッツを合わせたラテ(900円)のみこのラテアートで提供されます。

レモンはそこまで強くなく、とっても甘〜ラテでした。

今回ミニケーキは「ヴァローリス」というミュージアム限定のケーキをチョイスしました。

甘酸っぱくて美味しかったです。

他のケーキも、展覧会ごとになのか少しずつ種類を入れ替えているようです。

ちなみにこのかわいいコースターが美術館の割引券(200円引き)になっています。

ライブラリー

 

ピカソ関連の国内外の書籍や美術書が充実しています。

美術館やカフェを利用した人は使用することができます。

地中海人ピカソー神話的世界に遊ぶ 概要

2021年10月26日(火)~2022年9月25日(日)

開館時間:10:00-17:00 *入館は閉館の30分前まで

休館日:月曜(祝日の場合は開館)、年末年始 2021年12月27日(月)~2022年1月3日(月)

チケット(税込):一般 1,200円/大学生・高校生・中学生800円/ 小学生以下 無料

特別協力:株式会社ヨックモック