テート美術館展の感想と完全ガイド!ウェッジウッドカフェもある?

こんにちは!

六本木の国立新美術館で開催中の「テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ」に行ってきました。

テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ

イギリスのテート美術館から「光」をテーマにした約120点の作品が来日しています!

120点ですが写真や版画も結構たくさんあったので、120点も作品を見た〜という感じはしなかったな。展示数少な〜いって感じ。

チケットの価格と入手方法

一般 2,200円、大学生 1,400円、高校生 1,000円です。

詳しくはこちら

ロッカー

100円返却式のロッカーが至る所にあります。

音声ガイド

俳優・板垣李光人さん、声優・羽多野渉さん、TBS・田村真子アナ&テレビ東京・田中瞳アナが音声ガイドを担当しています。

料金は650円です。

写真撮影

一部撮影不可な作品もありますが基本的には写真撮影OKです(動画撮影不可)。

Room4(ターナーのスケッチのと写真系)は全て撮影不可でした。

混雑

三連休の朝行きましたがしましたが、かなりの混雑でした!開館20分前に並んだときは前に10人くらい、開館時間には200人くらい?いるんじゃないかってくらい並んでいました。時間指定制度戻ってきてほしい。

11時前くらい撮影。Room1のエリアはここの2、3倍くらい人いたのではってくらいの混雑。

まだ展覧会が始まったばかりなのに朝からこの混雑…こんなに混む展覧会は久しぶりなのでは?三連休だからかな?今後土日に行く方は覚悟して行ったほうがいいかも。

混雑が嫌いな方は会期中盤に行った方がいいと思います。終盤はすごい混雑なのでは…。

会場内も作品が見たいのに人がすごすぎて満足に鑑賞できないレベルでした。泣きたい。

展示作品は素敵なものが多かったけれど、あまりにも混雑していて満足度はかなり低い展覧会でした…。空いているときにまたゆっくり見たい…。

テート美術館展 構成

Room1

こちらはターナー。テート美術館といえばターナーの作品がいっぱいあることでも有名。ターナー本人が作品をたくさん美術館に寄贈していて、ターナーエリアがあります。

ターナーの大型作品は当たり前に1点も来ていません。来ないか〜。

ウィリアム・ブレイクの《アダムを裁く神》いいよね。アダムのもうだめ感が最高。

右はポンペイの絵。絶望の光。

Room2

エドワード・バーン=ジョーンズの《愛と巡礼者》の黒い羽ぬいぐるみポーチ売ってた。ちょっとほしい気もした。

鳥がすごい。すごいたくさん。

かわいいねえ。

ジョン・ヤング=ハンターの《私の妻の庭》という絵。ということは孔雀を飼っていたってこと?

このミラーボックスは草間彌生の作品です。近寄れないので穴を覗いて見ることができません…遠くからなんとなく眺めるだけです。展示する意味とは…。

ジョン・ブレット《ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡》、これ綺麗だったな。意外と細かい。

モネ、ホイッスラー、シスレー、ピサロの作品など。

印象派の描く光は本当に美しい。

Room3

このエリアは3点のみ。

ハマスホイも2点来日中。

Room4

このエリアは全て写真撮影不可です。

ターナーの「講義のための図解」シリーズと様々なアーティストが撮った写真が展示されていました。

Room5

ブリジット・ライリーの圧が強い。横のカンディンスキーがやたら暗く感じる。

こちらの作品名は見たままの《ぶら下がったかけら》。ペー・ホワイトの作品です。

リヒターのアブストラクト・ペインティング。ショップにこのクリアファイルがあって、色がちゃんと光沢感のあるシルバーで面白かった。

ロスコの作品も2点ありましたが撮影禁止でした。

Room6

ディヴィッド・バチェラーの《ブリック・レーンのスペクトル 2》。

ジュリアン・オピーの平面作品。これの反射がとにかくひどくて全然作品が見えない…。笑

ピーター・セッジリー《カラーサイクル III》。見ていると色が変わっていきます。

オラファー・エリアソン《黄色vs紫》。作品はずっと動いています。

なんといってもタレル。この展覧会で一番楽しみにしていたのはタレルの《レイマー、ブルー》でしたが、本当によかった!撮影不可なので是非実際に行って体験してみてください。

Room7

展示の最後はオラファー・エリアソン《星くずの素粒子》です。

ミュージアムショップ

図録、ポストカード、ちょっとおしゃれなクリアファイル、メモ、バーン=ジョーンズ黒い羽ぬいぐるみポーチ、ブレイク顔ポーチ、ウィリアム・ブレイクの絵のボクサーパンツなど結構謎の商品がたくさん。笑

イギリスからの輸入でしょうか、アクセサリーや小物、クッキーなどもありました。

ポストカードの大きさは3種類ありましたが絵柄の種類は少なかった気がします。

カフェ・レストラン

期間限定ウェッジウッド・カフェ

2階「サロン・ド・テ ロンド」が会期中「ウェッジウッド・カフェ」に変身しています。

11:30くらいから並んで30〜40分くらい待ちました。

かわいい〜!

ガトー・オペラのセットはウェッジウッドのフロレンティーン ターコイズです。ちょっとカップにこだわったカフェなどによく置いてある柄。プレートもかわいいね。ケーキはもちろん濃厚でおいしい。

苺のパイのセットはワイルド ストロベリーの柄。苺にイチゴの柄は可愛すぎるのでは?このセット家にもほしいな。苺のパイももちろんおいしい。

ミルクをお願いしたら、同じくワイルド ストロベリーの柄のクリーマーが来てびっくり。ちゃんとこれもそろえてるんだ。

ロスコのカレー

地下1階「カフェテリア カレ」では、展覧会パンフレットにも載っている↑のロスコの絵をイメージしたメニューを楽しむことができます。

それがこちら!仔羊のトマト煮込みライスです。ラタトゥイユみたいなお味。黒い四角はブラックオリーブのピューレです。お肉がゴロゴロ。ちょっとこれは羊の感じが苦手でした…。

3階のフランス料理店「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」でも、展覧会コラボメニューを楽しむことができます。

テート美術館展 概要

会期:2023年7月12日〜10月2日
会場:国立新美術館 企画展示室2E
住所:東京都港区六本木7-22−2 
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00〜18:00(金土〜20:00) ※入場は閉館の30分前まで 
休館日:火