東京国立博物館でお正月!2023年版 「松林図屏風」にVR作品 鳥獣戯画も!

こんにちは!

東京国立博物館、略してトーハク恒例のお正月イベント「博物館に初もうで」&「松林図屏風」&「VR作品 鳥獣戯画超入門!」に行ってきました。

早速見ていきましょう!

東京国立博物館

チケットの価格と入手方法

 

現在は、事前予約なし、当日チケット売り場で購入すればOKです。

一般 1,000円、大学生 500円です。

チケットの絵柄は20種類あるようです。見返り美人図の絵柄嬉しすぎる!!!

詳しくはこちら

ロッカー

各館に100円返却式のコインロッカーがあります。大体出入り口の近くです。

写真撮影

ほぼ全て撮影可能です(撮影不可な場合はマークがついています)。

混雑

平日の朝から14時くらいまでいましたが、全体的には空いていました。

そもそもトーハクの常設展示で混雑を感じたことはあまりありません。広いので。

まずは松林図屏風を見ようと、ついたらすぐ直行し、9:50くらい(開館9:30)に作品の前に到着。

3人くらいいるだけでとっても空いていて、場合によっては独り占めできるくらいでした。

その後館内をぐる〜っと回って松林図屏風のところまで戻ってきたら15人くらい常時いる感じで混んでいました。

なのでゆっくり鑑賞したい場合は朝イチで先に見ることをおすすめします。

国宝「松林図屏風」

 

「松林図屏風」は2023年1月の展示では、本館2階の7室という場所に展示されていました。

シンプルなのになぜこんなにも美しいのか…。

「松林図屏風」は基本的には年1回お正月の短期間展示なので、見たい方は前もって予定を立てて狙って行く必要があります。

日本美術のとびら 四季

 

本館1階の特別3室では現在、「日本美術のとびら 四季」が開催中です。

トーハクの4つの国宝の複製屏風にプロジェクションマッピングをあてています。

 

「松林図屏風」は冬担当。

約3分間の映像が流れます。

 

鳥が飛んできたり、松が揺れたり…

 

雪が降ったりと、雰囲気があって結構面白かったです。

VR作品『鳥獣戯画 超入門!』

 

東洋館にある「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」では、現在、VR作品『鳥獣戯画 超入門!』を見ることができます。

料金は高校生以上600円、小中学生300円で、現在はシアター前の券売機でチケットを購入します。

約35分間の映像です。

タイトルにVRと付いていますがただの映像です。がっかり。VRって名前紛らわしいからつけないでほしい。

最初のアニメーションは可愛くて面白いなと思いましたが、それもほんの少しだけ、ほとんどが甲巻の巻物を拡大して説明…という感じ。う〜ん。暇つぶしにはいいかな…。

写真のうちわは裏表でウサギとカエルの絵が印刷されていて、途中あるクイズでどちらかを掲げるためのものです。

本館

 

 

博物館に入ってまず「松林図屏風」を見たので、展示はその続きから見始めました。

 

貝がらかわいずぎる。

 

目が点なのいいね。

 

子供の枕元に置くのは怖すぎる。

 

あまりにも大判で笑ってしまった。

 

 

鶴おしゃれ。

 

ちょこんと。

 

いい顔。

 

鶴の器であり…

 

内側には亀。めでたいネ。

 

 

 

浮世絵がずらりと並んでいます。

 

 

鳥がかわいすぎる。

 

この浮世絵は!!ゴッホが真似して描いた絵だ!!元ネタだ!!とひとりテンションが上がった作品。

フィンセント・ファン・ゴッホ《梅の開花(広重を模して)》1887年

ゴッホの絵はこれ。

日本大好きゴッホの浮世絵を模写した絵を超解説!日本の茶箱の裏に描いた絵?

2021.03.14

 

お店の絵、これも面白かったな。

 

天ぷら屋さんとかあったんだ〜。

庶民が行く店は、みんな服装がラフだけど、

 

美術品を扱うような店は、お客さんの身なりもいいの面白かった。

 

根付コーナー。

根付というのは、印籠や巾着、煙草入などを腰に提げるときに用いる留め具のことです。

 

これかわいい。一番欲しい。エジプトセット。

 

コンパス握りしめるペンギンとか愛おしい。

 

愛くるしいたぬき。

 

この朱色を見るとポンペイ展を思い出す。

 

 

鳥可愛い。

 

現代美術アーティストの杉本博司さんの影響で、なんだか私もこの鹿がすごく好きになってしまった。

 

 

冗談のような…。

 

耳可愛い。

 

見返り美人図の振袖再現おもしろい。

 

前からはこんな感じ。

 

 

お面の裏側は…

 

怖すぎる。表も怖いけど、裏面はもっと怖い。

 

伊能忠敬の地図〜!

 

貝がらコレクション。

 

かわいい。

 

いいよね、かわいい。

 

平成館

博物館に初もうで 兎にも角にもうさぎ年

 

ボリュームはそこまでないけど、ウサギをたくさん集めたエリア。

 

 

なんかドット絵みたい。

 

こんなふざけたデザインのものが…。

東洋館

 

今回はシアターで鳥獣戯画の作品を見るためだけに立ち寄ったので、中はほとんど見ませんでした。

ふと目に止まったこの子。本当にかわいい。

表慶館

 

 

 

150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物

 

現在開催中の「150年後の国宝展」、内装の雰囲気と飾ってあるもののギャップがすごい。

 

確かになんとなく面白いんだけど(笑)、う〜ん…なんか違うんだよなぁ…。

 

なんかすごい企業ブースっぽいというか、東京ビックサイトで開催していそうな感じ。

純粋な展示というより、広告というか宣伝っぽさが強い…。

 

恐竜大好きだからこれは最高。かわいい。アンバランスさが最高。

 

怖い。

影だけいろいろ動くのも怖いよ。

 

草間彌生デザインだ〜〜!

 

 

ビームスカラーのたぬき。

ミュージアムショップ

ポストカード、過去の図録、お菓子、雑貨、美術関係の書籍、レプリカ等々幅広くいろんなものが置いてあります。

カフェ&レストラン

 

東洋館別棟1階にある「ホテルオークラゆりの木」でランチしました。

開店と同時に入ったので待ちませんでしたが、その後すぐ店内うまっていたので早めに行くのがおすすめです。

私はそばと天ぷらのセット。あまりにも普通のそばだったな…。

天ぷらは美味しいけど、つゆとかも何もないのが本当に残念。

 

こちらは五目あんかけ焼きそば大盛りとミニ中華セット。麺はやわらかい方でした。給食みたいな味。

 

店内はこんな感じ。

東京国立博物館 概要

住所:〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
電話:050-5541-8600
時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日(ただし月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館)、年末年始(2022年12月26日(月)~2023年1月1日(日・祝))、2023年2月7日(火)。その他、臨時休館・臨時開館あり。