永遠の都ローマ展の感想と完全ガイド!キキララコラボグッズがかわいい

こんにちは!

今回は、上野の東京都美術館で開催中の「永遠の都ローマ展」に行ってきました。

永遠の都ローマ展

展示数も76点と少ないし、複製も多いし、個人的には物足りない展覧会でした。もうちょっと見たかった〜!

チケット

一般2,200円、大学生・専門学校生1,300円、高校生以下無料です。

詳しくはこちら

ロッカー

入って左側の壁にたくさんあります。

音声ガイド

声優・諏訪部順一さん、早見沙織さんが音声ガイドを担当しています。

料金は650円です。

詳しくはこちら

写真撮影

上の2点だけ撮影OK、他は不可です。

これは何かというと《モエシアの艦隊(トラヤヌス帝記念柱からの石膏複製)》です。現在もローマにあるトラヤヌス帝記念柱はなんと約30メートルもの高さがあります。上の写真はその柱の一部を複製したものです。

混雑

日曜日の9:30の回で入りましたが、最初の30分間くらいは空いていました。

1時間後くらいに最初の展示室に戻ってきた時には、小さくて見づらい展示の場所にだけ人だかりができていましたが、彫刻作品の前などにはそこまで人がいない感じでした。

展示している彫像や絵のサイズが大きいものが多いので、混んでも比較的鑑賞しやすい気がします。

永遠の都ローマ展 構成

《カピトリーノの牝狼(複製)》

軍神マルスと巫女レア・シルウィアの間に生まれた双子ロムルスとレムスを育てる牝狼の有名な話というのがあって、それを彫像にしたものです。

この双子がローマをつくることに…。

カピトリーノの牝狼は彫刻だけでなく絵にも描かれており、それも展示されていました。

《コンスタンティヌス帝の巨像の頭部(複製)》ローマ文明博物館蔵

複製でも上の像くらい大きいと迫力あって楽しいね。頭だけなのに2人分くらいの高さがある。

《カピトリーノのヴィーナス》2世紀

カピトリーノ美術館以外では滅多に見ることができない門外不出の作品なんだとか!

トスカーナの画家(16世紀)《ミケランジェロ・ブオナローティの肖像画》1535年以降

ミケランジェロの肖像画ってこんな感じで似たような絵がいくつもあるのは元になった絵を真似して描いてるからなのかな。

ローマ派工房《ローマ教会の擬人像》13世紀初頭

モザイク画いいよね。すばらしい。キラキラ。

エティエンヌ・デュペラック《カンピドリオ広場の眺め》1569年

ドメニコ・ティントレット《キリストの鞭打ち》1590年代

ティントレットといえば、父ヤコポの方が有名ですが、その息子の絵が来ていました。

父ティントレットについてはこちら↓

アクション映画風に描いた画家ティントレットを超解説!

2021.04.24
ピエトロ・ダ・コルトーナ《教皇ウルバヌス8世の肖像》1624-27年頃

絵画のラインナップも結構渋い。カラヴァッジョの絵は図録には載っていたけど会場にはなかったので福岡だけなのかな、残念。

ミュージアムショップ

図録、ポストカード、クリアファイル、メモ帳、ぬいぐるみ、トートバッグ、マグネット、ビスコッティなどがありました。イータリーのコーナーもあってパスタやオリーブオイルなども売っていました。

キキララとコラボしたグッズもいくつかあり(クリアファイル、メモ、ステッカー)、ステッカーを購入しました。カピトリーノの牝狼の下にいるのは双子ロムルスとレムスなので、キキララのツインズが選ばれたのかな。面白い。

カフェ&レストラン

1階に「カフェ・アート」(50席)、「レストラン・サロン」(50席)、2階に「レストラン・ミューズ」(200席)があります。

今回は、1階の「カフェ・アート」でさくっと昼食をとりました。上はジャンボソーセージドック(680円)。食べている途中でケチャップとマスタードの存在に気づく…。パンが冷たいのがちょっと残念。ソーセージは少し温かいです。おいしかった!

鮭おにぎり(280円)。中にもぎっしり鮭が入っています。

ビーフカレー(950円)です。普通のカレー。ここのごはんは量が少ないので注意。おにぎりも頼んだ方がいいかも。

永遠の都ローマ展 概要

会期:2023年9月16日〜12月10日
会場:東京都美術館
住所:東京都台東区上野公園8-36
電話番号:050-5541-8600 
開室時間:9:30〜17:30(金〜20:00)※入室は閉室の30分前まで
休室日:月、9月19日、10月10日(ただし、9月18日、10月9日は開室)