モーリス・ユトリロ展の感想と完全ガイド!@横浜高島屋ギャラリー

こんにちは!

今回は、横浜高島屋ギャラリーで開催中の「パリを愛した孤独な画家の物語 生誕140年 モーリス・ユトリロ展」に行ってきました。

モーリス・ユトリロ展

国内コレクション約70点が集まっています!満足度の高い良い展覧会でした◎

チケット

一般1,200円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料です。

詳しくはこちら

ロッカー

8階のギャラリー前にはありません。1階に有料ロッカーならあります。

音声ガイド

ありません。

写真撮影

撮影不可です。

混雑

3連休の日曜日、開館と同時に行きましたが空いていました。

10時30分くらいになると結構人が増えていました。とはいっても都内の混雑した展覧会に行き慣れている方なら空いているな…と思えるくらいの人混みです。

モーリス・ユトリロ展 構成

モーリス・ユトリロ《モンマルトルのノルヴァン通り》1910年頃

ユトリロってどんな画家?という方はこちら↓

アル中の治療で絵を描いた画家ユトリロを超解説!母親が友人と結婚?

2021.02.16
モーリス・ユトリロ《パリのサン=セヴラン教会》1910-12年頃

ユトリロといえば「白の時代」と呼ばれる、白っぽい建物や壁を描いた絵が有名です。

モーリス・ユトリロ《可愛い聖体拝受者(トルシー=アン=ヴァロワの教会(エヌ県))》1912年頃

今回その「白の時代」の作品が30点以上集まっています。ユトリロの絵を一度にこれだけたくさん見ることができる機会というのはかなりレアなのでは。

モーリス・ユトリロ《ブール=ラ=レーヌのスペイン皇女の館(オー=ドゥ=セーヌ県)》1915年頃

ユトリロは絵具に石膏や砂などを混ぜて描いているので、その質感を実物で見ることができるのはうれしい。画像だとどうしても質感まで感じ取るのは難しいので。

モーリス・ユトリロ《クリニャンクールのノートル =ダム教会》1911年頃

派手なわけではないけど、じんわり良い絵が多い。絵によって絵具の盛りが違うので見比べるのも面白い。

モーリス・ユトリロ《ラパン・アジル、モンマルトルの サン=ヴァンサン通り》1910-12年頃

ユトリロは白の時代の後、ちょっとカラフルな絵も描いてみるのだけど、カラフルになった途端個性が消えてしまって、やっぱ白の時代の落ち着いた色合いがユトリロっぽいなと思った。

カフェ&レストラン

高島屋なので飲食店はたくさんありますが、個人的なおすすめカフェを2つ紹介します。

トースティーズ

フレンチトースト専門店です。フレンチトーストなんてどこで食べてもそんなに変わらないでしょ?と思っていましたが、ここのフレンチトーストは別格。本当に美味しい。値段も比較的リーズナブルです。接客のクオリティーも高い。

さすが日影茶屋系列!日影茶屋に間違いはなし。

上の写真はクラシック(カルピスバター&メープルシロップ&クリーム)です。カリッととろっと。

ごはんも美味しいです。ラ・マーレ風ハヤシライス、ルーにコクがありすぎて追加でパンがほしくなる。

ハヤシライスは追加料金でオムハヤシに変更可能です。

ウエスト ベイカフェ ヨコハマ(銀座ウエスト)

銀座ウエストのカフェ大好き!銀座ウエストはセットの飲み物おかわりOKなのがうれしい。

いつも混んでいますが整理券を発券したら待ち時間は自由に過ごせます。

ケーキもとってもおいしいけど、青山と横浜店限定のパンケーキもおすすめ!さくっとふかふか。チョコバタートッピングも最高。ものすごい量。

ココアはなんとクリーム付き。最高〜!自分で砂糖を入れて甘さを調整するタイプです。うれしい。

セットの飲み物はおかわりOKなものと不可なものがありますが、この自家製ジンジャーエールはおかわりできません。味はジンジャーというより生姜。生姜炭酸といった感じ。これも甘さは自分で調整できます。

ミュージアムショップ

図録、ポストカード、マグネット、クリアファイル、トートバッグなどがありました。

モーリス・ユトリロ展 概要

会期:2023年9月13日〜10月2日
会場:横浜高島屋ギャラリー〈8階〉
住所:神奈川県横浜市西区南幸1-6-31
入場時間:10:00~18:30(19:00閉場) ※最終日10月2日は〜16:30(17:00閉場)
休館日:会期中無休