邸宅の記憶展の感想と完全ガイド!建物公開2023@東京都庭園美術館

こんにちは!

東京都庭園美術館で開催中の「建物公開2023 邸宅の記憶」展に行ってきました。

建物公開2023 邸宅の記憶

チケットの価格と入手方法

事前予約制です。

一般 1,000円、大学生800円、中・高校生 500円です。

詳しくはこちら

ロッカー

本館入って右側にあります。

音声ガイド

ありません。

写真撮影

館内全て写真撮影OKです!

内装の写真は年に一度の建物公開展のみOKなので、写真を撮りたい方は是非!

混雑

平日のお昼過ぎに行きました。それなりに人はいましたが、大混雑!というわけでもなく、ほどよい感じでした。

人の波があるので、人が多くて写真が思うように撮れないな〜と思っても、少しその場で待てば人が捌けるのでキレイに撮れます。

13時前くらいにカフェに行きましたが、もうすでに混んでいて30分くらい待ちました…。ランチタイムだからかな。カフェタイムはさらに混みそうと思って早めに行ったのだけど。

本館

東京都庭園美術館は、1933年に朝香宮家の邸宅として建てられた建物を使用しています。

この建物は、1920年代から30年代にかけて世界中で人気のあったアール・デコ風の建築で、保存状態が良好であり、国内外から高く評価されています。

現在、この建物は重要文化財に指定されています。

入り口に立って後ろを振り返るとこんな素敵な景色が見えます。

年に一度の建物公開展では、建築そのものの意匠や技法、素材に焦点を当て、毎年異なるテーマで旧朝香宮邸の魅力を紹介しており、今年は開館40周年という節目なんだとか。

本館は、宮内省内匠寮によって設計され、フランスの著名な室内装飾家アンリ・ラパンが主要な部屋の内装を担当しました。

さらに、アール・デコ期を代表する作家たちの作品も取り入れられています。ルネ・ラリックやレイモン・シュブといった著名なデザイナーの作品が、建物内に組み込まれています。

2階へ上がります。

どのライトも本当にかわいい。

さらに上がって3階にはウィンターガーデンという部屋があります。レトロでかわいい〜!

新館

東京都庭園美術館で過去最大規模となる300点以上のボンボニエールが展示されています。

ボンボニエールというのは、明治から、慶事の際の引出物として使用されているアイテムです。

元々は、西洋諸国で使用されていた小型菓子器でしたが、日本の伝統技術を駆使した皇室独自の文化として発展し、今日まで皇室の御慶事を記念する品として引き継がれています。

庭園

天気の良い日は庭園も是非見て回ることをおすすめします。

芝生の上で寝っ転がっている人がたくさん。

庭園内に茶室があります。

お抹茶などがいただけるわけではなく、建物内を見学するのみでした。

なんてきれいな景色。

ミュージアムショップ

ポストカードやマスキングテープ、コースターなどがありました。

カフェ&レストラン

「カフェ庭園」とレストラン「Du Parc」があります。

今回は、カフェでお茶しました。

私は展覧会特別デザート「アナナス・グルナード ルネ・ラリックのイマジネーション」というパイナップルとザクロのショコラムースのケーキをいただきました。

旧朝香宮邸 「大食堂」にある、ルネ・ラリックのシャンデリア 『パイナップルとザクロ』↑

そのモチーフとなったパイナップルとザクロををチョコレートムースのアクセントに使い、ケーキの上にはラリッ クが数々の作品の中で好んで描いたいちょうの葉が飾られています。

なので味はチョコレートケーキ。

抹茶とマスカルポーネの「TEIEN ティラミス」は、甘さ控えめのティラミスって珍しいのでは。大人の味。全然甘くありません。

味が単調なので飽きるかも…。

景色が最高。

邸宅の記憶 概要

開催期間 2023年4月1日(土)〜6月4日(日)
住所 東京都港区白金台5–21–9
開館時間 10:00〜18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日 毎週月曜日