こんにちは!
今回は、ルノワールが描いた長男ピエールの絵を紹介します。
早速見ていきましょう!
ピエール・ルノワール(1885-1952年)
ルノワール44歳の時の子
ピエール=オーギュスト・ルノワール《母性》1885年
ルノワールが44歳の時に、長男のピエールは生まれました。
この頃のルノワールは、やっと経済的に安定し、画家としての名声が高まりつつありました。
ピエール=オーギュスト・ルノワール《母性》1886年
ピエールが生まれた時点では、ルノワールはアリーヌと結婚しておらず、5年後の49歳の時にやっと正式に結婚しました。
ピエール=オーギュスト・ルノワール《母と子》1886年
ピエール=オーギュスト・ルノワール《ルノワール夫人と息子ピエール》1890年
《ピエールの肖像》1889-1890年
《セーラー服を着たピエール・ルノワールの肖像》1890年
《セーラー服を着たピエール・ルノワールの肖像》1890年
ピエール=オーギュスト・ルノワール《ルノワールの家族の肖像》1896年
ルノワールは、パリにある邸宅の庭にいる家族を描きました。
中心にいる緑の帽子の女性がアリーヌです。
アリーヌの腕を握っているのは長男のピエール、白い服を着ているのは次男のジャン、ジャンを支えているのはメイドのガブリエルです。
俳優に
ピエール=オーギュスト・ルノワール《ピエール・ルノワールの肖像》1910年
ピエールは後に、映画・舞台俳優になり、『天井桟敷の人々』など、いくつかの映画に出演しました。
ルノワール一家の写真 1902-1903年頃
左から、妻アリーヌ、三男クロード、次男ジャン、長男ピエール、ルノワール
上の写真と見比べると確かに似ています。
妻 ヴェラ・セルジーヌ
ピエール=オーギュスト・ルノワール《ヴェラ・セルジーヌ》1914年
ピエールは、フランスの女優ヴェラ・セルジーヌと結婚しました。
ルノワールは彼女の絵も残しています。