こんにちは!
パリにある、オペラ・ガルニエへ行ってきました!
ルーヴル美術館・オランジュリー美術館・マルモッタンモネ美術館・オルセー美術館に続いて第5弾です!
ケーキのオペラはこのオペラ座の建物の形からきています。
そう言われると似てますね。
ヴェルサイユ宮殿より豪華
ここはとにかく内装が素敵です。
外観も素敵ですが、内装が本当に本当にパリに来てよかった〜!!!!と思わせてくれる豪華さです。
ヴェルサイユ宮殿の鏡の間より豪華だとも言われています。
オペラ鑑賞しなくても、館内見学チケットを買えば入れます。
オペラ鑑賞ではなく見学のみであればドレスコードは特にありません。
ヴェルサイユ宮殿はパリからも遠く、はちゃめちゃに並ぶらしいですが、 ガルニエは並びません。
運
ここで問題がひとつ。
並びませんが、入れる保証はありません。
運です。
公式HPに休みと記載が無いのに開いてないこともザラにあります。
その情報を得ていたため、パリ旅行中に2回、別日で立ち寄る予定を立てておきました。
これが本当に正解でした。 1回目は、あれ…?定休日じゃないよね?閉まってる…???
なんか入れそうな場所がある…!
売店だけ開いていました。
店員さんに「今日閉まってるよね?いつ開くの?」と聞いたところ 「わからないけど、多分明日くらいには開くんじゃないかな…?多分ね」 たぶんて何?たぶんって…(笑)
適当な感じがパリって感じ…。
ということで2回目別日に行ったところ、無事開いていました!よかった…。
そして、開いていても見学できないこともあるらしいので、完全に運です。
見学チケット
…ということがあるので、事前にチケットを購入するより、当日券売機で買ったほうがいいです。
全く並びません。
言語を英語に切り替えられます。
あとは事前にチケットの金額を確かめておいて、同じ金額ものを押せばOKです。
クレジットカードで購入しました。
ネット情報では窓口でも買えると出てきますが、窓口の人に券売機で買ってと言われたので、クレカ持ってる人は券売機行きましょう。
チケットを購入して入場すると…
あれ???クラブかな??クラブの入口かな???
ん?パリピみたいなライティング…(そわそわ)
めちゃピンクだな??ここどこ??
なに見に来たんだっけ???
なんて思いながら階段を上ると…
ぽいの出てきた〜!
オペラ座といえば大階段!
ぽいぽい!
オペラ座っぽい!(安心)
期待してた感じの出てきた〜!!
テンションがどんどん上がりながら進むと…
見所その1 大休憩室
うわ~すごい〜〜!!
すごすぎて、すごい!しか言葉が出てこないくらいすごい(語彙力)
迫力があります。
人生で初めて、豪華絢爛って言葉の意味を実感しました。
フランスってすごい国だな、芸術の都パリだわ〜なんて思いました。
ここがヴェルサイユ宮殿の鏡の間よりも豪華だと言われている場所、大休憩室です。
それなりに人がいますが、波があるので、ちょっと待てば空きます。
シャッターチャンスです。
この空間に、自分だけ…みたいな贅沢な写真も少し待てば撮れます。
フランスの画家、パウル・ジャック・エメ・ボウドリーがここの天井画を描いています。
天井画自体は肉眼で観察するには大変ですが、単眼鏡あると首は痛くなるけど良く見えます。
見所その2 シャガールの天井画
お次はお目当てのシャガールの天井画がある観客席へ…
本当にステキ。
圧巻。
劇場の雰囲気も相まって最高です。
高級感のあるロイヤルレッドの座席も、美しいゴールドの装飾も、シャガールの色彩豊かな絵も、上品な美しさのあるシャンデリアも、目が喜ぶ美しさです。
シャガールといえば、大休憩室の天井画のような古典的な絵画ではなく、
カラフルで軽やかで個性的なイメージがあり、
オペラ座というこの重厚な空間とシャガールの絵が合うのかな?とも思っていましたが
見ればその魅力に惹き込まれました…
その当時、シャガールが天井画を描くことに対してオペラ座のイメージと違いすぎると批判が殺到したそうです。
しかし依頼した長年の友人であり良き理解者でもあった文化大臣マルローはシャガールのこの天井画を大絶賛。
時は流れ、今では人気観光スポットとして、人々を魅了しています。
シャガールの天井画「夢の花束」の意味
シャガールの天井画「夢の花束」には
パリの名所やバレエ・オペラの有名作品が描かれています。
赤いところに青いエッフェル塔
白いところに赤いオペラガルニエ
緑のところに赤い凱旋門とコンコルド広場
その他、火の鳥や魔笛などの作品が多数描かれています。
細かい絵で肉眼で見るのはなかなか厳しいので、単眼鏡などを持参することを強くおすすめします。
オペラ座の怪人のモデル
このシャンデリアですがなんと!
過去に落下事故が起きています。
ミュージカルで有名な『オペラ座の怪人』はこの事故からインスピレーションを受けてできた物語です!
物語の中にでてくるオペラ座の構造はガルニエをモデルにしています。
ガルニエは建物自体が広く、物語の中で怪人が潜んでいたという地下も実際にあり、元から幽霊や怪人などの噂話があったそうです。
5番ボックス席
オペラ座の怪人といえば、シャンデリアと5番ボックス席ですが、
5番ボックス席は入れないけど扉から中が少しだけ見えます!
「5」とナンバーが振ってあるドアがそれです。
ちなみに違うボックス席が解放されていたので、入ることができました。
そこから座ってシャガールの絵を眺めることもできます!
ギャラリーラファイエット(免税店)
ガルニエを満喫した後は…
ガルニエの近くにギャラリーラファイエットという大きな免税店があります。
海外でハイブランドを買う日本人が多いんでしょうね、店員さんによってはもはや日本人なのか日本語しゃべれます。(笑)
フェンディの定員さんは日本語ペラペラでした。
パリに来てギャラリーラファイエットへ行く方は多いと思いますが、一歩足を伸ばしてガルニエに是非行ってみてください!