マティス 自由なフォルム展の感想と完全ガイド!購入グッズ&コラボメニューも大紹介!

こんにちは!

六本木の国立新美術館で開催中の「マティス 自由なフォルム」展に行ってきました。

当初2021年開催予定の展覧会でしたが、コロナで延期…3年越しの開催です!展示もとっても良かったです◎

マティス 自由なフォルム

マティスの切り紙絵作品、絵画、彫刻、素描、版画、テキスタイルなど161点の作品を鑑賞することができます。

昨年も上野の東京都美術館でマティス展が開催していましたが、全然別物です!昨年の行ったしいいやと思わず是非行ってみてください。個人的には今回の方が好みの作品が多かったです。

チケットの価格と入手方法

一般 2,200円、大学生 1,400円、高校生 1,000円です。

詳しくはこちら

ロッカー

100円返却式のロッカーが至る所にあります。

音声ガイド

女優・安藤サクラさんが音声ガイドを担当しています。

料金は650円(会場レンタル版)、700円(アプリ配信)です。

写真撮影

SECTION4の途中〜最後まで写真撮影OKです(動画撮影不可)。撮影OKな作品は下で紹介しています。

混雑

平日午前に行きましたが、空いていて鑑賞しやすかったです。開館15分前に並んだときは前に10人くらい、開館時間には40人くらい並んでいました。

入場して20分後に最初の展示室まで戻ったときはまあまあな混み具合でしたが、マティスの絵自体が細部までじっくり見る感じではないので人の流れは早く、混雑しても比較的見やすい展覧会だと思います。

11時前くらいの写真です↑

混んでいる場所はこの倍くらい人がいましたが、鑑賞しづらさを感じることはありませんでした。撮影可能エリアで人が写り込まずに写真を撮りたい方は朝イチがおすすめです。

ショップも空いていましたが、土日や、会期中盤以降の平日はレジも並びそうな予感。

マティス 自由なフォルム展 構成

マティスってどんな人↓

色彩の魔術師マティスの生涯を超解説!

2020.09.05

SECTION1 色彩の道

アンリ・マティス《本のある静物》1890年

まず最初にあるマティス初期の油彩画のこの作品、思ったよりも小さくてびっくり。

SECTION2 アトリエ

アンリ・マティス《ロカイユ様式の肘掛け椅子》1946年

この絵の横に実物の椅子が展示してありました。こういうの楽しくて好き。

アンリ・マティス《小さなピアニスト、青い服》1924年

こちらも背景のタペストリー(実物)が絵の横に展示してありました。

SECTION3 舞台装置から大型装飾へ

アンリ・マティス《森の中のニンフ(木々の緑)》1935-1943年

この絵が想像の10倍くらい大きくてびっくり。もうサイズが壁画じゃん。

アンリ・マティス《ダンス、灰色と青色と薔薇色のため習作》1935-1936年

ここのエリアはダンス祭りでした。何枚描いてるの。

マティスの「ダンス」を解説!絵以外にも壁画があるって本当?

2020.09.06

SECTION4 自由なフォルム

アンリ・マティス《クレオールの踊り子》1950年

マティスの『ジャズ』シリーズも全種類展示してありました。

マティスの「ジャズ」シリーズ全20作品を紹介!ジャズ音楽のような自由で即興的な作品に込められた思いとは?

2023.05.01

今回の展覧会の目玉、切り紙絵作品の《花と果実》です。撮影OKなのうれしい。ここから撮影OKです。

このタイルをグッズとして売って欲しかった。でもこの柄のかわいい容器をショップで買いました◎下の購入グッズ紹介で載せています。

大きな顔( ◠‿◠ )

そういえば今年(2024年)のグラミー賞授賞式を見ていて気づいたけど、マイリー・サイラス(初受賞おめでとう)の右腕にマティスの絵のタトゥー入ってたな。ちょうどこの写真の真ん中の絵みたいなシンプル線だけ女性の絵。

大好きな《ブルー・ヌードIV》。

SECTION5 ヴァンスのロザリオ礼拝堂

ヴァンス礼拝堂の外観のマケットです。

習作のステンドグラスは光っていてとってもかわいい。

カズラ(上祭服)のマケット祭り。

ロザリオ礼拝堂の内部空間の再現エリアです。すご〜い!大塚国際美術館みたい。ロザリオ礼拝堂はずっと行ってみたかった場所だからうれしい。

朝から晩までの光の移り変わりを3分間で体験することができます。

ミュージアムショップ

図録、ポストカード(大きさは3種類、普通・縦長・カズラ(上祭服)の形に合わせてラウンドしていて折り曲げるカード)、マット付き額絵、クリアファイル、マグネット、ステッカー、メモ、トートバッグ、Tシャツ、マグカップ、角皿、マルチ容器、ラップトップケース(PCケース)、ボトル、ネックレス、ピアス、イヤリング、マティスのパレット型ノート、マティスコラボのモレスキン、ペン、ピンバッジ、ワッペン、ブックマーカー、卓上カレンダー、何柄が出るかお楽しみポーチなどがありました。

意外にもマティス展グッズとしてお菓子系は何もありませんでした。マティスとは関係ない輸入系のお菓子はあったような。

大きなポスターも2種類(《ブルー・ヌード》と《花と果実》)ありました。1650円とか?で安いけど印刷の色が薄くてちょっと安っぽくて買うのはやめました。マット付き額絵の印刷は綺麗なのに…。

ガチャガチャ(アクリルキーホルダーと缶バッジ)もありました。

輸入グッズでしょうか、ニースの青い椅子モチーフのグッズ(椅子のミニチュアなど)、マリアージュフレールの紅茶、調味料?、雑貨などがありました。

分厚い図録。表紙は極力日本語を抑えることで洋書のようなおしゃれな雰囲気が出ています。

マット付き額絵は何種類かありました。どれもかわいいけどやっぱりブルー・ヌード。

額装してもいいのですが、裏面を見たらそのまま糸を通して飾れるようにもなっていました。

マグネット愛好家なので記念に1枚。

このマルチ容器かわいい!上の蓋がラップ代わりになるようでした。

容器は磁器です。電子レンジ、食洗機も一応使用可のようでした。

展示室内にいくつかマティスのパレットも展示されていたのですが、なんとそのパレットのノートがありました。かわいい!

中はこんな感じ。

カフェ・レストラン

1つのレストランと3つのカフェがあり、それぞれで展覧会コラボメニューが出ています。

3Fにあるのがレストラン「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」で、コース料理を楽しむことができます。

後の3つ2F「サロン・ド・テ ロンド」、1F「カフェ コキーユ」、B1F「カフェテリア カレ」はカフェなので軽食系です。

土日のランチ〜カフェタイムはどこもずっと混雑しているイメージでしたが、平日はどこも空いていました。展覧会が始まったばかりの平日だからかもしれません。

ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ(3F)

今回は、マティス展特別コースを楽しんできました。

いつも展覧会とコラボした料理が出ていますが、近年で一番ステキだったかも。絵の雰囲気を上手に表現した料理たち。

前菜「鴨フォアグラのポワレと玉ねぎのローストポルト酒のソースとビーツのピューレ」

アンリ・マティス《ロカイユ様式の肘掛け椅子》1946年

カリフラワーがいいね。カリフラワーが。ちゃんと椅子に見える。

魚料理「真鱈と帆立貝のポワレとホワイトアスパラガスブールブランソース」

アンリ・マティス《森の中のニンフ(木々の緑)》1935-1943年

かわいいね。横たわるニンフベーコン。絵の右下の赤いところまで再現しているのすごい。

肉料理「牛頬肉の赤ワイン煮込み ニース風 マカロニグラタンとポーチドエッグ添え」

アンリ・マティス《本のある静物》1890年

牛頬肉の本が積み重なっています。ポーチドエッグかわいい。

デザート「昔ながらのゴーフルと色々な果実バタフライピーのクリームとフランボワーズのクーリー」

アンリ・マティス《花と果実》1952-1953年

かわいい〜◎ブルーのバタフライピーのクリームは目を瞑って食べたら抹茶味に思える…。

サロン・ド・テ ロンド(2F)

レストランでフルコースを完食したのに、欲張りなので2階のカフェでもコラボメニュー「本のある静物」スペシャルケーキセット(コーヒーor紅茶付き)を食べてきました。

アンリ・マティス《本のある静物》1890年

これもかわいいね。チースケーキ、チョコ、チョコケーキが重なっていました。右はブラウニーかな。左のクッキーはチーズ味かな?

ホットココアです。甘くてホッとする味。

マティス 自由なフォルム展 概要

会期:2024年2月14日~5月27日
会場:国立新美術館
住所:東京都港区六本木7-22−2 
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00〜18:00(金土〜20:00) ※入場は閉館の30分前まで 
休館日:火※4月30日は開館