こんにちは!
新宿のSOMPO美術館で開催中の「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」展に行ってきました。
ロートレックの作品や関連資料約240点の展示と点数的にはボリュームがありましたが、ほとんどがデッサン的な絵で、油彩画などはありません。
デッサンが好きなら楽しめるし、そうでないなら微妙かも。
フィロス夫妻が収集したロートレック作品が約300点と考えると、かなりの量が来日しています!
チケットの価格と入手方法
事前購入チケット 一般 1,600円、大学生 1,000円、高校生以下 無料です。
詳しくはこちら
ロッカー
入り口の左側にあります。コイン不要です。
音声ガイド
ありません。
写真撮影
6点のみ撮影OKです。撮影できるものにはマークが付いています。
撮影OKな作品は下で全て紹介しています。
混雑
初日、土曜日の朝イチで行きましたが、そこまで混んでいませんでした。
日時指定ありの人と日時指定なしの人では並ぶ場所が違います。
開館10分前で日時指定の列は15人くらいの並びでした。開館時には30人くらい並んでいたかな?
その後12時前くらいまでいましたが、多少人は増えましたがそこまで混むことはありませんでした。
案の定人の波があるので、さっきまで誰もいなかった作品の前に急に6人くらい人が集まったり、また誰もいなくなったり…というような感じなので空いている場所から見るのが快適でおすすめ。
ロートレック展 構成
ロートレックってどんな人?↓
よく見るとロートレックがいます。隠れロートレック。
第1章は素描、ロートレックのデッサンがずらっと並んでいます。個人的にはここのコーナーが今回の展覧会で一番好きエリアでした。ロートレックの描く線を見るのは楽しい。
個人的一押し作品は「散歩」。
でも油彩画のような華やかな作品を期待していた人は物足りなく思ってしまうかも。
第2章以降はほとんどの作品がリトグラフという版画作品です。パリのカフェやダンスホール、そこでの有名人を描いた作品たちが展示されていました。
第2章にまず1枚写真撮影OKな作品があります。文字のせ前のアリスティド・ブリュアンの宣伝ポスターです。
彼の実際の顔写真や詳細解説はこちら↓
第3章では書籍のための挿絵や、雑誌、歌曲集など、出版物に関する作品が並んでいます。
第3章にも1枚撮影OKな写真があります↑雑誌のためのポスターで、彼女はスケートをしている最中。
第4章はポスター。ロートレックは生涯に約30点のポスターを制作しており、今回の展覧会では21点見ることができます。
ロートレックのポスター全種類紹介↓
第4章で撮影できる4枚。これで撮影可能な作品は全てです。
またまたブリュアン。
ロートレックお気に入りのジャヌ・アヴリル。彼女の実際の顔写真や詳細解説はこちら↓
ディヴァン・ジャポネとは「日本の長椅子」という意味で、ショーを見ることができるカフェの店の名前です。こちらもモデルはアヴリルです。
第5章はロートレックの手紙やグルメな彼が作ったメニューカードなど私生活に関する資料や写真などが展示されていました。
ミュージアムショップ
図録やポストカード、ポスター、トートバッグ、ロートレックのマスコットキーチェーン、マグカップ、グラス、お菓子、しおり、ポーチ、Tシャツなどがありました。sompo美術館の展覧会にしては珍しくグッズの種類が多かったのでは。
カフェ&レストラン
「ミュージアムカフェ Café Du Musée」があります。
展覧会開催日の土日祝日のみの営業です。
カフェとはいっても、元からある休憩スペースでちょっと飲み物が飲める程度の簡易的なものですが安いのに量がしっかりあっておすすめ。
ロートレック展 概要
会期:2024年6月22日~9月23日 ※日時指定推奨
会場:SOMPO美術館
住所:東京都新宿区西新宿1-26-1
開館時間:10:00~18:00(金〜20:00)※最終入館は閉館30分前まで
休館日:月(ただし7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館)