ハプスブルク展に行ってきました

こんにちは! 
国立西洋美術館で開催中の 
「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」に行ってきました。 

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https://habsburg2019.jp

画家の中の画家ベラスケスといえば《ラス・メニーナス》ですね。こちらも可愛いマルガリータ王女が描かれています。 
個人的に今一番見たい絵です。門外不出の大傑作なので、スペインのプラド美術館に行って見るしか方法がありません。 
足腰元気なうちに行きたい…  
 

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ディエゴ・ベラスケス《青いドレスの王女マルガリータ・テレサ》1659年、油彩/カンヴァス


かわいい。青い瞳がきれい。金髪が艶々。ブルーのドレスの質感が神。 
あと…顔周りにやけに葉っぱあるな… 
こんな顔周りに葉っぱある絵もあんま見ないよな… 
顔周りを濃い色の葉っぱで囲うことで、鑑賞者の視線を自然に顔に誘導しているっぽい。


マルガリータ王女は生まれながらにして結婚する相手(血のつながったおじさん)が決まっているという運命でした。 
政略結婚です。 
そのおじさんに向けて、うちの娘美しく育っているよ~と定期的に送っていた肖像画の一枚です。 
昔は今みたいに遠くへ行く手段が限られており、中々行けなかったので、絵を送って様子を伝える風習がありました。 
結婚生活は幸せだった~とよくいわれていますが、言ったの誰だよといつも思っています。 
こちらの常識で想像すると謎だけど、生まれながらにしてそういうものだと教え込まれたら、何も思わないのかな… 
 
20代で亡くなっています。それを知って見るマルガリータ王女の絵は何とも言えぬ物悲しさがあります。


ベラスケスの絵って重厚感があって、見ているこっちが頭が良くなったような気がします。(頭悪そう) 
権力者や知識人が好みそうな作風。気持ちを高めてくれる感じ。

 
ハプスブルク家ってまだ続いているんですね。すごい。 
 


 
会期: 
2019年10月19日(土)~2020年1月26日(日) 
開館時間: 
9:30~17:30 
毎週金・土曜日:9:30~20:00 
ただし11月30日(土)は17:30まで 
※入館は閉館の30分前まで 
休館日: 
月曜日、(ただし、11月4日(月・休)、1月13日(月・祝)は開館)、11月5日(火)、12月28日(土)~1月1日(水・祝)、1月14日(火) 
主催: 
国立西洋美術館、ウィーン美術史美術館、TBS、朝日新聞社 
共催: 
日本経済新聞社 
後援: 
オーストリア大使館、オーストリア文化フォーラム、BS-TBS 
特別協賛: 
大和ハウス工業株式会社 
協賛: 
三井物産、大日本印刷、みずほ銀行、ビックカメラ 
特別協力: 
ぴあ、TBSラジオ 
協力: 
ANA、ルフトハンザカーゴ AG、西洋美術振興財団 
観覧料金: 
当日:一般1,700円、大学生1,100円、高校生700円 
前売/団体:一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円 
※上記前売券は2019年8月10日(土)~2019年10月18日(金)まで販売。ただし、国立西洋美術館では開館日のみ、2019年8月10日(土)~2019年10月17日(木)まで販売。 
※2019年10月19日(土)からは当日券販売。販売場所はこちらでご確認ください。 
※団体料金は20名以上。 
※中学生以下は無料。 
※心身に障害のある方および付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳をご提示ください)。