ドビュッシー「喜びの島」はヴァトーの「シテール島への巡礼」が元ネタ?超解説!

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今回は、ドビュッシー作曲の『喜びの島』についてです。

早速見ていきましょう!

喜びの島

『喜びの島』は、クロード・ドビュッシーが1904年に作曲したピアノ独奏曲です。

アントワーヌ・ヴァトー《シテール島の巡礼》1717年

この曲は、ヴァトーの《シテール島への巡礼》の影響を受けてつくられた作品です。

シテール島はエーゲ海、クレタ島の北西にある島で、神話では、愛と美の女神ヴィーナスが流れ着いたとされる愛の聖地です。

この島を訪れたカップルは、愛が成就すると考えられていました。

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2020.06.26

この曲は、装飾音やリズムの変化といった技巧を駆使して、きらめくように豊かな色彩の細やかな音を連ね、幻想的な愛の歓びを描き出しています。