こんにちは!
今回は、直島にあるアートなホテル、ベネッセハウスのオーバルを紹介します。
早速見ていきましょう!
目次
ベネッセハウスってどんなところ?
直島にある、美術館に泊まれるホテル、それが「ベネッセハウス」です。
ホテル内外のいたるところにアート作品が展示されており、泊まる場所によっては美術館の中に客室があります。
また、客室にもアート作品が飾られており、まさにアートなホテルです。
詳しくはこちらで解説しています↓
オーバル
ベネッセハウスといえばオーバル!有名で人気なお部屋です。
わずか6室しかなく、オーバル棟に行くには専用のモノレールに乗る必要があります。
非日常の極み!贅沢な空間で過ごすバケーションは最高でした!
絶対にまた次回も泊まりたい、そんな素敵な場所でしたが、客室の古さや虫など気になる点もいくつか…。
予約方法
宿泊の180日前、公式ページから予約できます。
連休などの繁忙期や金・土曜日に泊まりたい場合は、180日前には予約した方がいいです。
スイート2部屋、ツイン4部屋の計6部屋しかないのですぐうまります。
また、部屋によって展示されているアート作品が違ったり、景色の見え方、バルコニーの有無などそれぞれ特色があるので、狙っている部屋がある場合はとりあえず押さえた方がいいです。
キャンセルは10日前まで無料です。
安く泊まる方法
ベネッセの株主優待に「ベネッセハウス宿泊優待券」があります。
これがあると、一泊一室の客室料金が3~11月は30%OFF、12~2月は50%OFFです!
株主でなくてもフリマサイト、オークションサイト、金券ショップなどにも売っているので、絶対に手に入れて使った方がいいです。
オーバルに泊まる日は遠くへ行かない
利便性を重視するならダントツでパークに宿泊がおすすめです。
オーバルはモノレールでの移動になるので時間がかかるのと、せっかくならオーバルからの景色を楽しんだ方がいいので、というよりも、それを楽しまないのであれば部屋も古いので泊まる意味はあまりありません。
専用モノレールで客室へ
オーバルだけ別の場所にあるので、専用のモノレールに乗って移動します。
自分でスイッチを押して操作します。
片道約4分です。
なので、自分たちが乗ろうとした手前でモノレールが行ってしまった場合、移動に結構時間がかかるので、15分くらい余裕を持って乗り場にいった方がいいです。
6席ありますが、滞在中に他の方と一緒に乗ることはありませんでした。
5月に行きましたが、乗るたびにほぼ毎回中にクモなどの虫がいたので、虫が嫌いな方は注意です…まぁどうしようもないのですが…。
乗り場の近くで巨大なトンボやハチがブンブンと飛んでいるので、一緒に入らないように注意です。
大の虫嫌いなため、モノレールの移動に時間がかかることより、虫と一緒に4分間の方がつらかったです…1人では絶対に乗れない……。
海を眺めながら登っていきます。
オーバルに到着
空と水!空と水!
すごい!素敵すぎる…!
水の流れる音を聞きながら、しばらくこの風景を眺めていました。
この水の流れる音、想像以上に大きくて滝の近くにいるような感じでした。
客室
今回私が宿泊したのは、オーバルツインの402号室です。
前日はパークの1階に泊まったので上の階の足音が気になりましたが、オーバルは本当にずっと静か…。
鍵も可愛い。ひとつだけしかもらえないので、別行動しづらい…。
アート作品
この部屋にはベネッセミュージアムにも作品が展示されているリチャード・ロングのアート作品が飾られていました。
たくさんのオーバルが模様をつくっています。
アメニティ
タイ生まれのブランド「THANN」の石鹸、ボディーソープ、コンディショナーなどがあります。
これがとってもいい香り…。
石鹸は持ち帰り用の袋がついています。
パークに泊まったときと全く同じラインナップでした。
チェックイン時に女性用アメニティを希望すれば、メイク落としなど一式もらえます(ポーラ製品でした)。
もちろん男性も希望すればもらえます。
さらに、オーバルの宿泊者には草間彌生の南瓜モチーフのトートバッグとポストカード5枚のプレゼントも!
地味にうれしいのは使い捨てのスリッパ…。
ミネラルウォーター2本、紅茶のパック、エスプレッソマシンで飲むエスプレッソなどなど。
レオニダスのチョコもあります!
BOSEのスピーカー
BOSEのスピーカーがあります。
スマホと連携させて好きな音楽を流すことができます。
生花が飾られているのもうれしい。
エアコン
エアコンの音が結構うるさくて、寝る時につけたら気になりそうだなと思いました。
エアコンに限らず、全体的に設備が古めです。
バス・トイレ・机そして床など、随所で古さを感じましたが、清潔感はあるので、イヤだな〜という感じではありません。
この時は夜、気温が下がったのでつける必要がありませんでしたが、夏や真冬に泊まる人は要注意です。
エアコンに関してはオーバルよりもパークの方が断然よかったです。
オーバルができてから11年後にパークができているので、客室の古さが全く違います。
部屋から見える風景
バルコニーに出て撮影。大自然。
隣のバルコニーは丸見えです。
虫がいるのですぐ部屋に戻りました。
スイートルームは大きな窓がスイッチで上下に自動で動くようですが、その間に虫が入ってきそうで、もし泊まったとしても恐ろしくて開けられないな…。
自動販売機、製氷機、洗濯機
オーバルには自動販売機があります。
値段も良心的というか安い。
製氷機と無料で使用できる洗濯機、乾燥機がありました。
ラウンジ
午前9時〜10時の間のみオープンしています。
朝食後、チェックアウトまでの時間をここでゆっくり過ごすことができます。
焼き菓子とコーヒー、紅茶などを楽しむことができます。
スタッフの方がいろんなことをお話ししてくれてとても楽しかったです。
以前は夜ここがバーになっていましたが、つい最近残念ながら終了してしまいました。
パーク棟のラウンジのようにセルフサービスでいつでも入れるようにしてくれたらいいのにな…。
屋上
屋上に上がることができます。
ここからの眺めがまた最高…。
流されてしまった黄色いカボチャ跡地も見えます…。
この日15時過ぎくらい&夜&早朝に屋上に行った時は、そこまで虫を気にすることはありませんでしたが、翌日チェックイン前(10時すぎ)にもう一度上に行こうとしたら、ハチがブンブン飛んでいて断念しました…。
時間なのか天候なのかタイミングなのか分かりませんが、虫が活発に活動している時間は場合によって屋上に上がるのは難しいかもしれません。
この屋上に上がる道の途中に大きなムカデも死んでいました…。
ベネッセハウスの方針として、ここに人間より先に住んでいた虫を尊重しましょう〜ということで、虫の駆除などはしていないそう。
スタッフの方がオーバルの近くにスズメバチの巣があるんですよね〜と言っていた気がするので、ハチを見たら逃げましょう…。
夜景
夜も最高すぎる…夜のオーバルは最高。
オーバルの青と暗闇のコントラストがいい感じです。
夜景も楽しめます。
この日はくもりでしたが若干星が見えました。
晴れている日ならどれだけたくさんの星が見えるんでしょうか。
日の出
オーバルから見る日の出が素敵だと聞いて早起き頑張りました…。
チェックイン時に日の出・日の入りの時刻が書いてある紙がもらえます。
この日は5時手前が日の出の時間でした。
5月の早朝はまだまだ寒いのでしっかり着込んで上に上がりました。
前日がくもり、翌日は一応晴れということになっていましたが、なんだかくもりっぽいな…見えないかもな…と思いながら座って待機。
雨が降っていなくても芝が濡れていたのでなにか下に敷くものをもっていくのがおすすめ。
段々と空が赤くなってきて、太陽が見え始めました。
6部屋中3部屋の方が日の出を見に来ていました。
太陽がまんまる…
サングラス必須です。
サングラスだからといって太陽を見るのはよくありませんが。
モネの《印象、日の出》じゃん!と大盛り上がり。
早起き頑張ってよかったなぁ…。
部屋に戻り、エスプレッソマシンで入れたエスプレッソとチョコで一休み。
この後オーバルに近い一扇で朝食をいただきました。