こんにちは!
東京国立近代美術館で開催中の「あやしい絵展」に行ってきました。
目次
あやしい絵展
チケットの価格と入手方法
一般 1,800円、大学生 1,200円、高校生 700円です。
詳しくはこちら
検温
入り口であります。
ロッカー
入り口右側にあります。
音声ガイド
「鬼滅の刃」/下弦の壱(魘夢)役や「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ/花京院典明役などで、活躍中の、声優・平川大輔さんの音声ガイドがあります。
料金は600円です。
写真撮影
撮影不可マークがついているもの以外写真撮影可です!
混雑
平日に行きましたが、混んでいました。
土日はかなり混みそうな気がします…!
あやしい絵展 構成
1章 プロローグ 激動の時代を生き抜くためのパワーをもとめて(幕末~明治)
安本亀八《白瀧姫》1895年頃
入ってすぐ、「生人形」というリアルさを売りにした怖い人形が…(笑)
2章 花開く個性とうずまく欲望のあらわれ(明治~大正)
2章–1 愛そして苦悩――心の内をうたう
藤島武二《鳳(与謝野)晶子『みだれ髪』(東京新詩社、明治34年)装幀》1901年
どこかで見たことがある人も多いはずの『みだれ髪』のアートデザインも展示されています。
ダンテ・ガブリエル・ロセッティ《マドンナ・ピエトラ》1874年運命を狂わせるような「ファム・ファタール(運命の女)」が大好きなロセッティが描いた作品です。
マドンナ・ピエトラはダンテの詩に詠われる女性で、彼女に恋する男性は石に閉じ込められてしまいます…。
ジョジョに似たようなスタンド使いいたなぁ…(笑)
アルフォンス・ミュシャ「ジスモンダ」ポスター(右)「サラ・ベルナール主演『ラ・トスカ』」ポスター(左)
ミュージアムショップに「ジスモンダ」ポスターのミニサイズのポスターが売っていたので思わず買ってしまいました!
最高にかわいい…
3点ともエドワード・バーン=ジョーンズ作です。
2章–2 神話への憧れ
青木繁《大穴牟知命》1905年
神話あるあるの意味不明な話の意味不明なシーンを描いた作品です。
簡単にいうと、右の女性の乳汁と貝殻の粉を混ぜたものを、死んだ兄に塗ると生き返ったというシーンです……。
2章–3 異界との境で
谷崎潤一郎《『人魚の嘆き・魔術師』 (春陽堂、大正8年)「人魚の嘆き」》 扉絵1919年
鏑木清方《妖魚》1920年
まさしく「妖魚」という感じのあやしさがよかったです。
2章–4 表面的な「美」への抵抗
甲斐庄楠音《横櫛》1916年
本物はなんとも迫力があって怖かったです…。
生々しさを是非会場で確かめてみください…。
ここ怖かったなぁ…「あやしい」通り越して、この異様な雰囲気が「怖い」…。
2章–5 一途と狂気
北野恒富《道行》1913年
道ならぬ恋の成就を求めて死を選ぼうとする2人が、不吉なカラスと共に描かれています。
上村松園《焰》1918年
蜘蛛の巣と藤の花の模様の着物が不気味…。
3章 エピローグ 社会は変われども、人の心は変わらず(大正末~昭和)
小村雪岱《おせん 傘》1937年
個人的に大好きな作品が展示されていてテンション上がりました。
小村雪岱のモダンでデザイン性のある作品が大大大すきです。
ミュージアムショップ
公式ホームページに載っている以上に充実しています!
図録、ポストカード、マスキングテープ、ポスターなどなど。
カフェ&レストラン
レストラン「ラー・エ・ミクニ」があります。
ランチ3500円(税別)〜なので、カフェ利用できるようなお店ではなく、ちょっと奮発してコース料理を食べようかな?という人向けです。
あやしい絵展 概要
企画展「あやしい絵展」
■東京会場
会期:2021年3月23日(火)〜5月16日(日) 会期中に一部作品の展示替えあり
会場:東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー
住所:東京都千代田区北の丸公園3-1
TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル 8:00~22:00)
開館時間:9:30〜17:00(金・土曜日は20:00まで)
※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日(3月29日(月)、5月3日(月・祝)は開館)、5月6日(木)
観覧料:一般 1,800円、大学生 1,200円、高校生 700円
※いずれも税込
※中学生以下、障害者手帳の所持者と付添者(1名)は無料(それぞれ入館の際、学生証などの年齢のわかるもの、障害者手帳などを提示)
※本展の観覧料で入館当日に限り、「MOMATコレクション」(4F-2F)、コレクションによる小企画「幻視するレンズ」(2Fギャラリー4)(10:00開場)も観覧可
※開館日時は変更となる場合あり