「パリ・オペラ座 響き合う芸術の殿堂」展の感想と完全ガイド!

こんにちは!

今回は、アーティゾン美術館で開催中の「パリ・オペラ座 響き合う芸術の殿堂」展に行ってきました。

早速見ていきましょう!

アーティゾン美術館

 

「オペラ」に関係のある作品全273点を見ることができます。

アーティゾン美術館開館以来初の大規模海外展です!!

チケットの入手方法

基本的には事前予約制です(1回まで日時変更可)。

余裕があれば当日販売(2,000円)もしていますが、ネットで事前に購入(1,800円)した方が安いです。

大学生まで無料です。

詳細はこちら

ロッカー

 

100円不要のロッカーです。

ロッカールームすらかわいい。

音声ガイド

常設展示の方はスマホにダウンロードして聞くタイプの無料の音声ガイドがあります。

音声を聞きたい場合はイヤホン必須ですが、音声と同じ内容がアプリ内に文章で書いてあるので、それを読む場合は不要です。

写真撮影

今回は海外から借りてきているためかほぼ撮影不可、一部だけOKです。

ダメなものにはマークがついていますが、もはやほとんどダメなので、むしろ撮影できるものだけマークをつけたらいいのに…と思いました。笑

下に撮影した写真を載せたので参考にしてください。ラインナップは非常に渋い。

常設展示は全てOKです。

混雑状況

土日の朝イチで行きました。

タイミングによっては少し混雑しているように感じることもありましたが、基本的には空いていました。

パリ・オペラ座 響き合う芸術の殿堂 構成

 

ガルニエに行ったことがあるので、このパネルと映像だけで懐かしくて泣く…。

序曲:ガルニエ宮の誕生

 

今から350年以上前の1669年にルイ14世が設立した王立音楽アカデミーが、パリのオペラ座の始まりです。

それから約200年後の1875年に建物が完成し、その設計者の名前にちなんでガルニエ宮とも呼ばれています。

ここがあの有名な「オペラ座の怪人」の舞台です!!

第Ⅰ幕:17世紀と18世紀

 

第Ⅱ幕:19世紀[1]

 

 

 

ドーミエの絵って、やっぱ味わいがあっていいな。ゴッホが大好きだった画家です。

 

この作品と、

 

この作品、誰の作品だと思いますか?

…ミュシャです。あのミュシャです。ミュシャっぽくない…。

 

 

 

ここの展示面白かった〜!

この絵に似た像が近くに置いてあるので、見比べて鑑賞することができます。

 

これも!同じポーズの像が横にあって楽しい。

第Ⅲ幕:19世紀[2]

 

ドガの踊り子コーナーがありました。

 

エドガー・ドガ《バレエの授業》1873-76年

オルセー美術館所蔵のこの絵!有名な絵ですね。

これとマネの絵が見たかったから本当にうれしい。かわいい。

 

 

 

マネの《オペラ座の仮面舞踏会》が2つ並んでいます。

左がワシントン・ナショナル・ギャラリー、右がアーティゾン美術館所蔵品です。

撮影不可でしたが、この横に同じ場所、同じような人たちを描いた別の画家の絵があって、見比べて見るの楽しかったな。

 

この絵、すごい人口密度で面白すぎて大好きな絵だから見ることができてうれしい。

やっぱすごい人口密度。

 

落ちてる紙切れにマネのサインが入っているのもかわいい。

第Ⅳ幕:20世紀と21世紀

 

エピローグ:オペラ・バスティーユ

オペラ・バスティーユというのは、ガルニエの後に建築されたパリのオペラ座です。

近代的な建築は賛否評論あり、あまり人気がないんだとか…。

撮影OKなものがなかったので写真はありません。

アート・イン・ボックス―マルセル・デュシャンの《トランクの箱》とその後

 

デュシャンは、このようなボックス作品をいくつか制作しています。

 

これはデュシャンの作品のミニチュアが入っている箱です。

全く同じというわけではありませんが、似たボックスが現在も販売しているので買うことができます。

ミュージアムショップにもありました。

 

ミュージアムショップ

 

図録、ガルニエのシャガールの天井画ミラー、ブランクーシのむちゃかわキーホルダー、ポロックのうねうねブックマーカーを購入しました。

オペラ座直輸入グッズはありましたが、展覧会に出品している作品のグッズはありませんでした(アーティゾン美術館所蔵品はある)。

なので借りてきているマネやドガの絵のポストカードもありません。

 

図録は370ページもあります!分厚すぎて凶器。

 

図録の表紙がマダムな感じで全然可愛くもおしゃれでもなくでがっかりしたけど、めくるとかわいい。

 

個人的にこの2つの絵のどちらかを表紙に使って欲しかったけど、まあ…オペラ展であって絵画展ではないからしょうがないのかな〜と思いつつ…。

カフェ

 

公式HPから予約できるので、しておくことをおすすめします。

カフェは空いているように見えて、予約している人が多いのか、席の間隔を開けているのか、予約していないと少し待つ必要がありそうでした。

この牛ほほ肉の煮込みおいしかった〜!

パイ生地で囲まれた中に、マッシュポテト、牛ほほ肉、玉ねぎ、ベーコンが入っています。

 

私は食べていませんがこちらはキノコのパスタです。

麺がもちもちでおいしかったとのこと。

 

プチデザートもきれいで可愛くておいしい。リンゴでした。

アーティゾン美術館 概要

住所 東京都中央区京橋1-7-2
時間 10:00〜18:00(最終入場時間 17:30)
毎週金曜日は20:00まで
休館日 月曜日
TEL 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
URL  https://www.artizon.museum/