フォロン展の感想と完全ガイド!

こんにちは!

東京駅にある東京ステーションギャラリーで開催中の「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」展に行ってきました。

空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン

フォロンの作品や関連資料297点が展示されています。大ボリューム!

チケットの価格と入手方法

一般1,500円、高・大学生1,300円、中学生以下無料です。

詳しくはこちら

入場時もらえるチケットが可愛い!絵柄は何種類かあるようです。

ロッカー

展覧会入場口の近くにコイン不要の無料ロッカーがあります。

音声ガイド

ありません。

写真撮影

会場内は撮影不可です。

最後にフォトスポットがありました。

混雑

日曜日の朝イチ10:00の回で行きました。開場10分前はほとんど並んでいる人がいませんでしたが、10時には20人くらい並んでいました。

時間とともに少しずつ人は増えていきましたが、それでも少なくて、とても見やすかったです。

フォロン展 構成

ジャン=ミッシェル・フォロン《無題》

ジャン=ミッシェル・フォロン(1934-2005)は、ベルギーの有名なアーティストです。

若い頃にマグリットの壁画に感動し、絵画に興味を持ちました。

現在ブリュッセルのマグリット美術館では「マグリット・フォロン」展開催中です。日本に巡回してくれたらいいのに〜〜〜!

上の絵もマグリットっぽい。目が唇マンたち。

ジャン=ミッシェル・フォロン《いつもとちがう(雑誌『ザ・ニューヨーカー』表紙 原画》1976年

1955年にパリ近郊に移り、ドローイングを描く日々を送りました。

ジャン=ミッシェル・フォロン《無題》1968年頃

フランスではなかなか成功しませんでしたが、アメリカの『ザ・ニューヨーカー』や『タイム』などの雑誌で注目され、1960年代初頭にはこれらの表紙を飾るようになりました。

その後、世界中の美術館で個展が開かれるなど、国際的に高く評価されました。

ジャン=ミッシェル・フォロン《グリーンピース 深い深い問題》1988年

フォロンは可愛らしい作品だけでなく、環境破壊や人権問題への告発、反戦などをテーマにした作品も多数制作しています。これが結構ブラック。

ジャン=ミッシェル・フォロン《無題》1983年頃

フォロンのファンだったスティーブ・ジョブズは、彼にお願いしてMacを擬人化したキャラクターを作ってもらいました↑(残念ながらお蔵入り)。

ジャン=ミッシェル・フォロン《Lettera 32 すべての人にオリベッティを》1967年

会場内にあったフォロンの手紙が面白かった。日本の印鑑を上手に使いこなしていました。笑

ジャン=ミッシェル・フォロン《『世界人権宣言』表紙 原画》1981年

『世界人権宣言』なんて誰も読まないから、大切なことは絵にして人々に伝えようと思って作った作品たちも展示されていました。

ジャン=ミッシェル・フォロン《月世界旅行》1981年
ジャン=ミッシェル・フォロン《見知らぬ人》 1991年
ジャン=ミッシェル・フォロン《秘密》1999年
出典:FASHION PRESS『ジャン=ミッシェル・フォロンの回顧展が東京で、“豊かな色彩と幻想的な詩情”水彩画や版画など約230点』

彫刻作品も何点かありました。どれも可愛かった。

ミュージアムショップ

図録、ポストカード、クリアファイル、ポスター、ハンカチ、メモ、ノート、ステッカー、Tシャツなどがありました。

私はポストカードを2枚購入しました。

カフェ&レストラン

ありませんが、東京駅内にある美術館なので周辺に飲食店はたくさんあります。

フォロン展 概要

会期:2024年7月13日(土)〜9月23日(月・振)
会場:東京ステーションギャラリー
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1(JR東京駅 丸の内北口 改札前)
開館時間:10:00~18:00(金曜日は20:00閉館)
※入館はいずれも閉館30分前まで
休館日:月曜日(7月15日(月・祝)、8月12日(月・振)、9月16日(月・祝)・23日(月・振)は開館)、7月16日(火)