こんにちは!
新宿のSOMPO美術館で開催中の「ゴッホと静物画-伝統から革新へ」展に行ってきました。
目次
ゴッホと静物画-伝統から革新へ
国内外から集めた全69点(内25点がゴッホ作品)が展示されています!
チケットの価格と入手方法
日時指定が必要です。
事前購入チケット 一般 1,800円、大学生 1,100円、高校生以下 無料です。
詳しくはこちら
ロッカー
入り口の左側にあります。コイン不要です。
音声ガイド
声優の福山潤さんの音声ガイドがあります。
1台600円です。
写真撮影
基本的に写真撮影OKです。
撮影不可なものにはわかりやすくマークが付いています。ダメなものは数枚だけだったかと思います。
混雑
土曜日の朝イチの回で行きました。開館30分前頃に着いて美術館前に4人くらい並んでいました。その10分後くらいに美術館が開き、荷物をロッカーに預けて手荷物検査を受け、開館まで館内で並びました。
今回は早く着いてしまったので私は30分前から並んでいましたが、そこまでする必要はないかと思います。時間指定だからなのかそこまで列も伸びていませんでした。
館内も朝イチで入ったのでとても空いていました。空いているうちに軽く一周して10時10分くらいに第一展示室に戻ってきた時は、混んではいますが、鑑賞しにくいほど混んでいるわけではなく、ほどほどの混雑でした。
11時30分くらいまで会場内にいましたが、混んではいるけど、タイミングによっては絵の前に誰もいなくなる程度の混み具合でした。
なぜか人が溜まる場所に人が集まるので、臨機応変に空いている絵から見ていくのがおすすめ。なぜ日本人は列になって律儀に順番通りに絵を見ようとするのか。
ゴッホと静物画展 構成
ゴッホと静物画展の全作品目録はこちら
1 伝統 ― 17世紀から19世紀
ゴッホの初期の静物画。ゴッホらしからぬ普通さ。
ゴッホってどんな画家?↓
骸骨作品が3つ並んでいましたが、ゴッホの骸骨だけ異色。
骨というにはぬめっとした皮膚感のある骸骨。
ゴッホが描いたコウモリ。剥製を借りて描いたよう。
ゴッホが描いた鳥の巣。ゴッホは鳥の巣の絵を5点描いています。ゴッホは鳥の巣の絵が売れると思っていたそう。
ドラクロワの花。
ファンタン=ラトゥールの花。
ルノワールの花。
印象派、新印象派風に描いたゴッホの花。
あまりにもゴッホっぽくなくて、過去にゴッホの作品ではないとみなされていた作品。現在は調査によりゴッホ作ということになっているそう。でもゴッホっぽくない…。
2 花の静物画 ― 「ひまわり」をめぐって
ゴッホが大好きだった画家モンティセリの作品もありました。確かにこれが好きならゴッホの厚塗りにも納得できる…。
セザンヌの花。
ゴッホ作。コテコテ。
モネの花。
ゴッホが描いたひまわり。
今回の展覧会の目玉作品。大きくて迫力あるね。
こちらはSOMPO美術館所蔵なのでいつでも見ることができるけど、いつもはガラスケース越しなので、剥き出しで置いてあるのは新鮮。ガラスがないから見やすい。
ゴッホのひまわりについてはこちら↓
アイリスー!かわいい!
現在は青色に見えるアイリスの花ですが、実は紫色だったようです。ゴッホが使用していた赤い絵の具がとても褪色しやすく、時が経って青色になってしまったようです。確かにアイリスって紫色っぽいよね。
背景にゴッホのひまわりの絵が描きこまれています。
3 革新 ― 19世紀から20世紀
ゴッホが描いた靴。この絵を描くために雨の日にこの靴を履いて歩き回って泥だらけにしたそう。
ゴッホが描いた本。なんとこの絵、キャンバスではなく板。しかも裏面には「起立工商会社」という日本の会社の名前入り。パリ万博で使用した看板をゴッホがどこかで手に入れ絵を描いたよう。
ゴーギャンとの共同生活破綻後に描かれた作品。
セザンヌのリンゴ。
ゴーギャンのリンゴ。
ルノワールのリンゴ。
ミュージアムショップ
図録やポストカード、一筆箋、ノート、ふせん、ミッフィー×ゴッホのトートバッグ、ぬいぐるみなどがありましたが、種類は少なめ。レジが混んでいました。
カフェ&レストラン
「ミュージアムカフェ Café Du Musée」があります。
展覧会開催日の土日祝日のみの営業です。
カフェとはいっても、元からある休憩スペースでちょっと飲み物が飲める程度の簡易的なものです。
私はここのマンゴージュースのファンです。どこのメーカーのなんだろう。濃厚で美味しくて300円と安いのもうれしい。みなさんも是非。
ゴッホと静物画展 概要
会期:2023年10月17日(火)〜2024年1月21日(日)
会場:SOMPO美術館
住所:東京都新宿区西新宿1-26-1
開館時間:10:00〜18:00
※11月17日(金)および12月8日(金)は20:00まで
※入場はいずれも閉館30分前まで
休館日:月曜日(1月8日(月・祝)は開館)、年末年始(12月28日(木)〜1月3日(水))