こんにちは!
今回は、ギリシャ神話に登場する超有名な神たちを紹介します。
早速見ていきましょう!
目次
オリュンポス12神+2
ラファエロと工房《神々の会議》1518年
オリュンポス12神+2としたのは、「オリュンポス12神」といいつつ、この12の神のメンバーが明確には決まっていないからです。
ヘスティアの代わりにバッカスを入れるのがよくあるパターンですが、ごくまれにポセイドンやデメテルが外れる場合もあります。
もう1人はハデスで、彼は他の神と違って冥界の神で、属性が異なるとの理由から12神から外されています。
超浮気性の最高神 ゼウス
ジャン=オーギュスト・ドミニク・アングル《ユピテルとテティス》1811年
ギリシャ神話の最高神です。
妻は姉でもあるユノです。
浮気性のゼウスは、多くの神や人間との間に子供がいます。
鷲や雷、王権の象徴である笏が目印です。
嫉妬に狂う女神 ユノ
ギュスターヴ・モロー《ユノに不平をいう孔雀》1881年
ゼウスの妻で、女性の守護神です。
嫉妬深く、ゼウスの愛人や子供たちに対して復讐を企てます。
くじゃくが目印です。
愛と美の女神 ヴィーナス
サンドロ・ボッティチェリ《ヴィーナスの誕生》1485年
愛と美の女神です。
クピド(キューピッド)の母で、つがいの鳩、白鳥、バラ、真珠が目印です。
お酒大好き酔っぱらい バッカス
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ《バッカス》1598年頃
酒の神で、ゼウスの子です。
ぶどうの葉と果実でできた冠をつけ、杯をかかげているのが目印です。
イケメンでマルチな神 アポロン
シャルル・メニエ《光の神アポロンと天文の神ウラニア》1798年
予言と音楽の神で、ゼウスの子です。
ディアナは双子の妹です。
端正な顔立ちと理想的な肉体で描かれ、竪琴や弦楽器が目印です。
超男嫌いな狩りと月の女神 ディアナ
フランソワ・ブーシェ《水浴のディアナ》1742年
狩をつかさどる処女神で、ゼウスの子で、アポロンの双子の妹です。
弓と矢筒、三日月の飾りが目印で、犬を連れています。
知恵と戦略の女神 アテナ
グスタフ・クリムト《パラス ・アテナ》1898年
知恵と戦略の女神で、ゼウスの子です。
兜と槍、メドゥサの頭、フクロウが目印です。
旅と泥棒の神 ヘルメス
ヘンドリック・ホルツィウス《メルクリウス》1611年
旅と商売の神で、ゼウスの子です。
泥棒の守護神でもあり、ヘルメス自身も泥棒です。
カドゥケウスや翼付きサンダルや帽子が目印です。
戦争大好き軍神 マルス
ジャック=ルイ・ダヴィット《ヴィーナスと三美神に武器を取り上げられるマルス》1824年
軍神で、破壊の神です。
ゼウスとヘラの子で、ヴィーナスと不倫しています。
武具が目印で、描かれるときは大体ヴィーナスと一緒にいます。
醜いけど良いやつな鍛冶の神 ウルカヌス
ピーテル・パウル・ルーベンス《ゼウスの雷光をつくるヘパイストス》1636-1638年
鍛冶の神で、ゼウスとヘラの子です。
とても醜く、とても人のいい神で、妻はヴィーナスです。
金槌やが目印で、描かれるときは大体鍛冶場にいます。
冥界の王 ハデス
ピーテル・パウル・ルーベンス《オルペウスとエウリュディケ》1636-1638年
冥界の神で、ゼウスの兄です。
二叉槍、番犬ケルベロスが目印です。
アリエルのお父さん?海神 ポセイドン
ルカ・ジョルダーノ《ネプチューンとアンフィトリテ》17世紀
海の神で、ゼウスの兄です。
三叉槍、イルカや馬の引く戦車が目印です。
聖火と家庭の女神 ヘスティア
パドヴァニーノ《ヘスティア、ヒュメナイオス、エロス、アフロディテを描いた結婚生活のアレゴリー》1630年
聖火と家庭の女神で、ゼウスの姉です。
絵画にはほとんど描かれていません。
誘拐された娘を必死に探す豊穣の女神 ケレス
アントワーヌ・ヴァトー《ケレス(夏)》1717-1718年
豊穣の女神で、ゼウスの姉です。
小麦などの穀物、松明が目印です。