西洋絵画の見方が劇的にわかるようになる本を紹介!天使には種類がある?アトリビュートってなに?

西洋絵画を読みたい人向けの本を集めました!

これを知っていると、描かれている場面や人物、深い意味を読み取れるようになります。

初心者向けのめちゃくちゃわかりやすい本はこちら↓

面白すぎる本はこちら↓

宗教画


鑑賞のためのキリスト教美術事典 (リトルキュレーターシリーズ)

「宗教画って何描いてあるのかわかんな〜い」の99%を解決してくれる本です。

キリスト教ではたくさんの聖人がいるのですが、キリスト教でない人からしたら、誰が誰なのかよくわかりませんよね。

その見分け方や、よく描かれるシーンについて絵やイラスト多めで解説が載っています。


マリアのウィンク―聖書の名シーン集 (ハートアートシリーズ)

聖書の名シーンがとってもわかりやすく載っている本です。

西洋絵画には聖書のシーンがこれでもか!というくらい登場するので、どんな内容なのか知っておくと何かと便利です。

神話画


ヴィーナスの片思い―神話の名シーン集

こちらは神話の名シーンをわかりやすく解説した1冊です。

映画やゲーム、マンガなどの元ネタが神話だったりするので、知っていると絵画鑑賞以外でも役に立つかと思います。

天使


天使のひきだし―美術館に住む天使たち (ハートアートシリーズ)

絵画に描かれている天使って、いろんな種類があることを知っていますか?

この本では、とてもわかりやすく、天使について解説しています。天使図鑑です。

悪魔


悪魔のダンス―絵の中から誘う悪魔 (ハートアートシリーズ)

なぜか私が持っている本とは表紙が違いました。

絵画に描かれた悪魔についてこれほどわかりやすく、詳しく解説している本って無いんじゃないでしょうか。

アトリビュート(持ち物)


アイテムで読み解く西洋名画

赤い帽子に赤い服、白くて長い髭と、トナカイ、たくさんのプレゼントを持った人物の絵をみたら「サンタクロース」だとわかりますよね?

西洋絵画でも同じように、こういう格好をしている人は誰、この動物や果物と一緒に描かれたらこの人、のような約束事があります。

これを知っていると、初見でも「この絵に描かれているのは〇〇だなぁ」とわかるようになります。

それを簡単に解説しているのがこの本です。


モチーフで読み解く美術史入門

このモチーフが絵の中に描かれていたら、こんな意味があるよ、というのがまとまっています。

とてもわかりやすいのでオススメです。

植物・果物


花と果実の美術館―名画の中の植物

絵画の中に登場する、花や木や果実40種類ほどの意味や象徴性を読み解いた一冊です。

初心者向けではないかな〜、絵にある程度興味がある人向けです。

絵画の中に登場する植物の意味をまとめた本ってあまりないので、貴重〜!

額縁


額縁と名画―絵画ファンのための額縁鑑賞入門

額縁についての本なので、マニアックですがとっても面白かったです。

ロンドン・ナショナル・ギャラリーは、世界の美術館でも珍しく、「元々付いていた額縁をなるべく使う」スタイルの美術館です。

そんなロンドン・ナショナル・ギャラリーの学芸員さんの本なので、出てくる絵はそこの美術館の絵のみです。

ただ、内容がとってもあっさりしていて30分くらいで読めてしまうので、もっと分厚い本を作ってほしいです。

情報量が少ないのが残念。