こんにちは!
アサヒグループ大山崎山荘美術館で開催中の「丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展 —追憶のオルソン・ハウス」に行ってきました。
目次
丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展 —追憶のオルソン・ハウス
チケットの価格と入手方法
一般 1,300円、高・大学生 500円、中学生以下無料です。
詳しくはこちら
ロッカー
レストハウスという休憩所の中に、無料のコインロッカーがあります。
本館にはロッカーはありません。
音声ガイド
ありません。
写真撮影
館内は写真撮影不可です。
庭園と建物外観は撮影OKです。
混雑
平日の午後行きましたが空いていました。
所要時間
私は2時間滞在しました。ある程度ゆっくり館内の展示作品を見て回って、カフェで休憩してこれくらいでした。お庭探検する場合+30分くらいでしょうか。この後予定があったので2時間で切り上げましたが、本当は3時間くらいゆっくり滞在したかった…!
無料送迎バス
無料送迎バスがJR京都線「山崎駅」と阪急京都線「大山崎駅」から出ているので必ずこれに乗ってください。駅から美術館までの道はかなり急な坂道です!
アンドリュー・ワイエス展 構成
駅からの無料送迎バスを降りた後、5分くらい歩きます。
巨大な桜のような形をしていた花。かわいい。
とにかく大自然。癒される。
歩いて…
歩くと…
やっと到着!館内は撮影不可です。展示品だけでなく、内装もとっても素敵なので、是非現地でチェックしてみてください。
図録のような小冊子がもらえる!
中に入ると、右の作品リストの冊子がもらえます。
なんとフルカラーでワイエスの展示作品が載っています!前期・後期で展示作品が変わりますが、どちらも載っています。もはや図録!これはうれしい。
展示作品数は約30点(前期)と少ないのですが、この美術館は雰囲気がとてもいい&別でモネなどのコレクション展示があるので大満足。
ワイエスってどんな画家&「クリスティーナの世界」について
アンドリュー・ワイエス《クリスティーナの世界》1948年
アンドリュー・ワイエスはアメリカでとても有名な画家です。
特に《クリスティーナの世界》という作品が有名で映画や漫画や小説などによく登場しています(最近だとマーベルの映画『エターナルズ』にもこの絵をオマージュしたシーンがありました)。
そもそもワイエスってどんな画家↓
ワイエスの代表作《クリスティーナの世界》の解説↓
今回の展覧会では、この《クリスティーナの世界》の習作や、この絵のモデルのアンナ・クリスティーナ・オルソンとその弟の絵、そしてこの姉弟が暮らしたオルソン・ハウスを描いた作品が展示されています。
※《クリスティーナの世界》は展示されていません。ニューヨークのMOMA所蔵作品で、外部に貸し出しされることは滅多にないそう。
ここからの景色も綺麗で大好き。
バルコニーからしか見ることができない羊。
かわいい。
ミュージアムショップ
ワイエス展のグッズとしては、ポストカード、輸入ポスターなどがありましたが、種類は少なめでした。
私は前回と同じくワインケーキを購入しました。お酒のケーキっておいしいよね。
カフェ&レストラン
本館2階に喫茶室があります。
ケーキと飲み物がメインで、ご飯系のものはありません。
ここのテラス席が大好き。眺めが最高すぎる。あととても静か。
こちらの喫茶室では展覧会コラボケーキを楽しむことができます。
「The Olsons’ Blueberries ~クリスティーナのおもてなし~」」ブルーベリーパイです。
オルソン家を訪れたワイエスのためにクリスティーナがいつも作っていたブルーベリー(弟のアルヴァロが育てていた)パイをイメージしたものだそう。
ブルーベリーとクリームチーズがおいしい。でもなんか菓子パンみたいな味…。
「Wyeth’s Hometown Apples ~ワイエスのお気に入り~」アップルパイです。
ワイエスは、母親の作ったアップルパイが大好きだったそう。
こちらも菓子パンのよく売っているりんごパイのような味…もうちょっとひねりというか、りんごジャムじゃなくて大きなりんごをごろごろ入れて欲しかった(願望)。
でもここのカフェは、なによりも雰囲気が最高だから!ちょっと甘いものと飲み物でこの場所で休憩できることがうれしい。
陶芸家バーナード・リーチの《鉄絵組タイル》もここに置いてあります。
鳥やうさぎ、アサヒビールなだけにビールの原料のホップなどが描かれています。ゆるキャラ。
バーナード・リーチはリーガロイヤルホテル大阪の「リーチ・バー」誕生にも関わっています↓
ちなみにアサヒビール初代社長がリーガロイヤルホテル大阪開業時の社長です。
美術館のカフェで提供されているケーキもリーガロイヤルホテル考案という繋がり。
アンドリュー・ワイエス展 概要
会期:2024年9月14日(土)〜12月8日(日) 前・後期で展示替えあり
[前期 9月14日(土)〜10月27日(日) / 後期 10月29日(火)〜12月8日(日)]
会場:アサヒグループ大山崎山荘美術館
住所:京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(9月16日(月・祝)・23日(月・振)、10月14日(月・祝)、11月4日(月・振)・18日(月)・25日(月)、12月2日(月)は開館)、9月17日(火)・24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)・19日(火)・16日(火)、12月3日(火)