塩田千春 つながる私(アイ)展の感想と完全ガイド!コラボメニューも大紹介!

こんにちは!

大阪中之島美術館で開催中の企画展「塩田千春 つながる私(アイ)」に行ってきました。

塩田千春 つながる私(アイ)

チケットの価格と入手方法

一般 2,000円(平日 1,800円)、高大生 1,500円、中学生以下無料です。

詳しくはこちら

ロッカー

1階と2階にあります。

音声ガイド

ありませんが、塩田千春氏が作品について解説している動画が会場内で流れているので、それを見ると作品の理解度が上がるのでとてもおすすめ!見ることをおすすめします!

写真撮影

撮影不可マークがあるもの(動画作品、読売新聞のための挿絵)以外は全て撮影OKです。

混雑

平日の朝イチに行きましたが空いていました。

展覧会は10時からですが、美術館内にはそれよりも早く入れるので、少し早めに行ってロッカーに荷物を預けることなどができます。

5分前くらいに列形成のアナウンスがあり、10時少し前で20〜30人くらい並んでいました。ただこの列、同時期に開催している「TRIO展」の方も並んでいるので、この20〜30人が塩田千春展に行くわけではありません。

1時間半くらい会場内にいましたが、開館してすぐはとても空いていて、数十分経つと少し賑わってきたなというくらいの混みでした。人の波があるので、わ〜〜っと人が入ってきたかと思えば、いなくなるという感じでした。

作品が大型なので混んでいても鑑賞することはできますが、作品の世界に入り込むなら朝イチなど空いているときがおすすめです!

塩田千春展 構成

5階にある展示会場へ上がる途中から作品がもう見えてきました!真っ赤!テンション上がる。

ここは展示室外なのでチケットがなくても誰でも見ることができます。

ここの部分が、

外からも見えます。夜だとさらに良く見えます。

会場内に入ると白い糸が張り巡らされた空間がどーんと出てきます。圧巻。

繭の中のような空間。

水面に映る景色も素敵。ぽたぽたと水が水面に落ちていました。

インクかと思いきや…

糸でした。

この近くに塩田氏が自分の作品について解説している約30分間の動画があるのですが、これは絶対に見た方がいいです。この動画を見ると作品の解像度がかなり上がります。

塩田氏が生まれ育った大阪での個展ということで「Home」をテーマにした作品たちが展示されていました。

ドレスたち。会場内で流れている動画でドレスを皮膚に見立てて作品を作っているという話があって、なるほどなと思った。

上の作品は、展覧会のテーマ「つながる」をテーマに展覧会前に募集したテキストを使用したインスタレーションです。

見る角度で形が変わるのも面白い。

こちらもインクではなく糸です。

赤い線のみ糸です。

生と死を表しているような人体、臓器の作品たち。

この赤ちゃんを見ているとデスストの赤ちゃんを思い出す…。

歯。

会場出口にも動画が流れている(この動画も必見)のですが、その横ににも作品がありました!

ミュージアムショップ

図録(9月現在予約受付のみ)、ポストカード、クリアファイル、お湯を入れると色が変わる感音マグカップ、ポテトチップス&バッグ、揖保乃糸のそうめん、バッグ、てぬぐい、塩田氏のインスタレーション作品に実際に使われた毛糸を再利用したいちご型のアクリルたわしなどがありました。

↑写真のブックレットはショップでは売っていませんが、スペシャルブックレット付チケット4,000円を事前購入するとショップ売り場でもらうことができます。

赤い糸付きでかわいい〜!ほどきたくない!

中には作品の解説などが少しだけ載っています。そして開くと…

A1サイズのポスターになります。

カフェ&レストラン

ミュゼカラト(Musée KARATO)

美術館の1階にカフェレストラン「ミュゼカラト」があります。テラス席もあり↑

おいしくて、お料理もリーズナブルで美味しかったのでおすすめです!

昼は平日でも賑わっていましたが、平日の夜はガラ空きでした。貸切だ…。

展覧会コラボメニューの「フランクフルトとライ麦のドイツ風焼きチーズサンド」がありました。

作品をイメージした赤いビーツがたっぷりのっていました。このビーツは無味。

美味しかったけど、メニューに載っていたサンドはソーセージ1本そのままに見えたのに、実物は縦半分に切ってあってあれ?とは若干思いました。横じゃなくて縦半分に切っちゃったらソーセージのジューシーさが消えてしまう〜。

14時以降注文できる「ミュゼカラト Special にせんべろ」が特におすすめ!ワンドリンク&前菜の盛り合わせ(またはフライ系の盛り合わせ)で、満足度がかなり高かったです。

いろんなものを少しずつ食べることができるのって楽しい。

まぁ普通のカルボナーラだろうなと思って注文したら(失礼)、これがびっくり想像以上に濃厚で複雑な味がしてとても美味しかったです。見た目以上のおいしさ。

フルーツミルフィーユです。パイ生地がおいしかった!フルーツもどれも甘くて美味しかった。

ただまたここでも気になったのは、メニューの写真とフルーツが全然違ったこと。「季節によってフルーツは変更になります」などの文言がほしい…。

イチゴとブドウが入っていると思ったらグレープフルーツとドラゴンフルーツで食べる前は正直「えぇ〜…」と思ってしまった。これはこれで美味しかったから結果良かったけれども!

リーガロイヤルホテル(大阪)コラボメニュー

リーガロイヤル大阪のレストラン・バー4店舗でコラボメニューが出ています。

レストラン「THE RAY」には行くことができませんでしたが、他の3店舗は行ってきたので紹介します。

レストラン シャンボール

デザート「赤い糸に覆われた ほろ苦いリンゴのキャラメリゼ タヒチ産バニラの香りとともに ~les liens」

コースを注文すると、最後のデザートでコラボメニューを選ぶことができます。

タルトタタンのような味です。飴で赤い糸を表現、中にはバニラアイスとりんごのキャラメリゼ。

こんな感じで個体差があって楽しい。見た目が素敵なのはもちろん、味もとても美味しかったです。パリパリの飴が楽しい。

リーガロイヤルホテル大阪レストラン「シャンボール」には藤田嗣治の絵がある?

2024.10.01

セラーバー

カクテル「ENISHI【縁】」

大阪名物「ミックスジュース」をイメージしたスムージーカクテルの上に、赤い糸をイメージした塩味のパリパリスナックがのっていました。個体差が激しい。笑

このカクテル、写真では伝わらないと思いますが、想像の2倍くらい量がありました。まずグラスがとても大きい。飲みごたえばっちり。甘くて美味しいスムージーでした。

リーチバー

カクテル「absence ~不在~」

ホイップクリームにリキュールを合わせたフルーティでナッティなお味。アルコールの度数は高そうな感じ。

上にかかっているのはビターチョコパウダーで、塩田氏の暗闇に浮かび上がる白い一着のドレスをイメージしているカクテルなんだそう。

「リーチ・バー」バーナード・リーチ着想のコテージ風バーを紹介!リーガロイヤルホテル大阪

2024.10.02

塩田千春展 概要

会期:2024年9月14日〜12月1日
会場:大阪中之島美術館 5階展示室
住所:大阪市北区中之島4-3-1
電話番号:06-4301-7285(大阪市総合コールセンター) 
開場時間:10:00~17:00 ※入場は16:30まで 
休館日:月(9月16日、23日、10月14日、11月4日は開館)、9月17日、24日、10月15日、11月5日