こんにちは!
みさなんは、世界で一番高い金額で売買された絵画がなにか知っていますか?
世界で一番高い絵となると、美術館所蔵品が市場に出回ることは稀なため、値段が付けられないので正確には誰にもわからない、というのが答えです。
ちなみに《モナ・リザ》は最も高額な保険金が付けられた絵画作品として、ギネス世界記録に載っています。
そういった意味からは、《モナ・リザ》が一番高いと言えるかもしれませんが、売られることはまず無いので値段は付きません…!
今回は実際に高額で売買された絵画をランキングにしました。
早速見ていきましょう!
目次
1位 レオナルド・ダ・ヴィンチ《サルバトール・ムンディ》
2017年に約4億5030万ドル(508億円)でアブダビ文化観光局が落札しました。
ルーブル・アブダビ(ルーヴルの別館)で展示予定でしたが、一向に展示される気配もなく、あれれ…??となっている絵画です。
サルバトール・ムンディとはキリストのことです。
2位 ウィレム・デ・クーニング《インターチェンジ》
2015年に約3億ドル(334億円)でシタデル・インベストメントの創業者ケネス・グリフィンが落札。
なにか特定のものを描いてあるわけではなく、抽象的な絵です。
適当に描き殴ってあるように見えますが、不快感や圧迫感がないのは、使う色と配置が考えられいるからでしょうか。
3位 ポール・セザンヌ《カード遊びをする人々》
2011年に2億5900万ドル以上(301億円)でカタール王室が落札。
セザンヌは《カード遊びをする人々》を5枚描いています。
この中には日本にきた作品もあるのでこの構図、見たことがある人も多いはず。
4位 ポール・ゴーギャン《ナフェア・ファア・イポイポ(いつ結婚するの)》
2014年に約2億1000万ドル(234億円)でカタール国立美術館が落札。
手前の女性の左耳に付けている白い花は夫を探しているサイン。
5位 ジャクソン・ポロック《Number 17A》
2015年に約2億ドル(223億円)でシタデル・インベストメントの創業者ケネス・グリフィンが落札。
2位の《インターチェンジ》と一緒に購入。お金持ち…
ポロックはキャンバスに絵具を直接滴らすドロッピングを初めて絵画に取り入れた画家です。
そのため、市場価値が高いです。
なんでも最初に始めた人が一番強いですからね。
番外編 元ZOZOの前澤友作さんが購入した絵
26位 ジャン=ミシェル・バスキア《無題》
2017年に 1億1050万ドル(121億6000万円)で元ZOZOの前澤友作さんが落札したのは記憶に新しいはず。
バスキア展なんかもありましたね!
もし2020年現在生きていたらまだ60歳…27歳という若さで亡くなっています。
なんと歌手のマドンナはバスキアの元カノです!(びっくり)
まとめ
なんでこの絵がこの値段?!?!と思うかもしれませんが、
理由はとても単純で、「欲しい人がいるから」です。
そこに希少性と、作品としての美しさや完成度から値段が跳ね上がります。
絵画の価値と値段は必ずしもイコールなわけではないのは、この欲しい人の熱意によって値段が変わるからです。
そんなところもアートの面白さの一つですね!