小林古径と速水御舟 画壇を揺るがした二人の天才展の感想と完全ガイド!@山種美術館

こんにちは!

今回は、山種美術館で開催中の特別展「小林古径 生誕140年記念 小林古径と速水御舟 ―画壇を揺るがした二人の天才―」に行ってきました。

小林古径 生誕140年記念 小林古径と速水御舟 ―画壇を揺るがした二人の天才―

チケット

一般1400円、高大生1100円、中学生以下無料です。

着物割引などがあります。

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ロッカー

受付の奥にあります。

音声ガイド

館内のWi-Fiに接続すると作品の音声解説を聞くことが出来ます。無料です。

また、ポッドキャストの配信もしています。

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写真撮影

小林古径の《弥勒》1点のみ撮影OKでした。

混雑

土曜日の朝イチ10時に入りましたが空いていました。

小林古径と速水御舟展 構成

速水御舟《山科秋》

ボナールのようなぼやっとした塗りの絵。こんな色の表現、日本画にもあるんだ〜。

小林古径《静物》

小林古径《極楽井》

これ画像で見てたときは全く気がつかなかったのだけど、手前の女性の着物の柄がイエズス会のマークでびっくり。日本画にまさかイエズス会のマークがあるとは思わなかった。

小林古径《清姫》のうち「日高川」

《清姫》は、惚れた僧がツレなくて逆恨みして焼き殺してしまう話。僧がかわいそうという感想以外ない。

上の絵は逃げた僧を追って大蛇になってしまう場面。

《清姫》のうち「鐘巻」

鐘の中に隠れた僧を姫こと大蛇が焼き殺してしまう場面。龍に見える。

速水御舟《翠苔緑芝》

これ本当にかわいい。でもウサギの目が本当に怖い。

速水御舟《牡丹花(墨牡丹)》

速水御舟《炎舞》

《炎舞》は特別室のような薄暗い部屋での鑑賞。雰囲気がある。絶妙な色合いがとてもすてき。あまりにも全てが絶妙でどうやってこの色を作ってどうやって塗っているんだろうと思った。

カフェ&レストラン

エントランスの近くに「Cafe 椿」があります。

青山の老舗菓匠「菊家」が「Cafe 椿」のために作ったオリジナル和菓子が人気です。

ごはん系はにゅう麺のみ。カフェ利用がメインです。

和菓子お抹茶セットをチョイス。展示作品をイメージした和菓子5種類からひとつ選ぶことが出来ます。

上の写真は速水御舟《翠苔緑芝》をイメージした「緑のかげ」です。白うさぎと紫陽花、屏風の金色が和菓子になっているの可愛すぎる。

速水御舟《炎舞》をイメージした「ほの穂」。金粉がかわいい。

「ほの穂」の方のお茶碗、黒の中に所々オレンジ色が見えて炎舞っぽさがある。

面白い〜!

ミュージアムショップ

図録、ポストカード、マスキングテープ、クリアファイルなどがありました。

私は記念にポストカードを何種類か購入しました。

小林古径と速水御舟展 概要

会期:2023年5月20日〜7月17日([前期] 5月20日〜6月18日 / [後期] 6月20日〜7月17日)※会期中一部展示替えあり
会場:山種美術館
住所:東京都渋谷区広尾3-12-36
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00〜17:00 ※入館は16:30まで
休館日:月(ただし7月17日は開館)