こんにちは!
今回は、地中美術館の特別プログラム、ジェームズ・タレルのオープンスカイ・ナイトプログラムを紹介します。
早速見ていきましょう!
地中美術館とは
地中美術館は直島にある美術館です。
安藤忠雄設計の美術館の中に、モネ、タレル、デ・マリアの作品が飾られています。
詳細はこちら↓
「オープン・スカイ」
「オープン・スカイ」は、天井が四角く開いていて、空を見る展示です。
上の写真は金沢21世紀美術館で撮ったものです。
地中美術館のものは撮影禁止です。
開いている部分にはガラスなど何もないので、雨が降ればそのまま入ってきます。
ナイトプログラムは雨でも開催するそう…修行かな……。
藤子・F・不二雄ミュージアムのエントランスの天井にもこの作品のパロディーがありました。
こちらは印刷で、ドラえもんが隠れています。
オープンスカイ・ナイトプログラム
ジェームズ・タレル「オープン・スカイ」2004 ナイトプログラム(写真:藤塚光政)
出典:Benesse Art Site Naoshima『地中美術館プログラムナイトプログラム開催のお知らせ』
所要時間
日没にあわせて45分間、「オープン・スカイ」を眺めるというプログラムです。
移動時間を入れると約80分かかります。
完全予約制&参加費
基本的には毎週金・土曜日開催、事前予約制です。
鑑賞料2,100円とは別で1,000円支払う必要があります。
ベネッセハウス宿泊者は送迎のバスあり
ベネッセハウス宿泊者は送迎のバスがあります。
チェックイン時にナイトプログラムに参加することを伝えると、送迎バスの時間を教えてもらえます。
ベネッセハウス宿泊者以外は、自力で来て、自力で帰るしかないのですが、条件的に参加するのはかなり厳しそうです。
感想
私が参加したのは5月でしたが開始が7時手前、終了が8時手前と結構遅く、空腹&1日の疲れがどっと出てヘトヘトでした…笑。
ベネッセハウスにあるレストランはコース料理一択なので、ナイトプログラム前に食べることはできません。
終わってからの遅い時間からのコース…、時間もかかるし量も多いし眠いしでなかなかハードでした…。
とはいえ、ナイトプログラム自体は、それを上回る満足度、ここでしか体験できないもので、頑張って参加してよかったと心から思いました。
いつの間にかライトの色が変わり、さっきまで青色に見えていた空が真っ黒に見えたり、紫色に見えたりと、色彩のトリックがなんとも面白かったです。
ネックピロー必須
45分間ずっと上を見上げているので、ネックピロー、もしくはタオルなどなんでもいいので首の後ろに当てるものを持参することを強くお勧めします。
これがあるのとないのとでは負荷が全然違います。
持っていってよかったアイテムのひとつです。
結構寒い
膝掛けを貸してもらえますが、夜は結構寒いので対策をしていった方がよさそうです。
虫の恐怖
それと、……虫!!!とにかく虫がすごい……光に誘われてたくさんの虫が入ってきます……。
しかも大自然で育った虫なので大きい…大きな蛾などがしょっちゅう入ってきたり壁にとまっていたり、近づいてきたり、鑑賞に集中している人の足にとまっていたり……。
虫嫌いの私にはこれが本当の本当にキツすぎて、本当に素敵な体験だったけれど、もう次回はいいかな…怖かったし…冬なら虫いないかな…という気持ちでいっぱいでした…。
夏なんてもっとすごいんだろうな……蚊とかもたくさんいそう…。
虫嫌いな方は、覚悟を決めるか、やめておいた方がいいかもしれません。
とはいえ、本当に素敵なプログラムだったので、是非一度は体験してみてください!