こんにちは!
今回は、《モナ・リザ》のパロディ作品を集めてみました!
早速見ていきましょう!
レオナルドのモナ・リザ
レオナルド・ダ・ヴィンチ《モナ・リザ》1503-1506年
この絵についての解説はこちら↓
パロディ作品
デュシャン
マルセル・デュシャン《モナ・リザL.H.O.O.Q.》1930年
レオナルドの《モナ・リザ》の絵はがきに、鉛筆で口ひげやあごひげを描き加えた作品です。
題名をフランス語で発音すると、「エラ・ショ・オ・キュ(èlacho o ku)」です。
「Elle a chaud au cul(彼女はお尻が熱い)」、つまり性的に興奮した女性という意味です……。
レジェ
フェルナン・レジェ《モナ・リザと鍵束》1930年
モナ・リザと鍵、なにか深い意味があるわけではなく、関係ないものをいい感じに組み合わせてみました!っていう作品です。
ボテロ
フェルナンド・ボテロ《モナ・リザ》1974年
ボテロは、こんな感じのふくよかで誇張された人物を描く画家です。
有名な絵のネームバリューを借りて、自分の画風を世間に知らしめるために描いた作品です。
アンディ・ウォーホル
アンディ・ウォーホル《1人より30人の方がよい》1963年
《モナ・リザ》をひとつの記号としてとらえて、表現しているところが、ウォーホル!!!って感じです。
バスキア
ジャン=ミッシェル・バスキア《モナ・リザ》1983年
アメリカの紙幣に見立てたモナ・リザですね。1ドル…。
それだけアイコニックっということでしょうか。
五分で戻ります
ソフィー・マティス《モナ・リザ(五分で戻ります)》1997年
ソフィーは、アンリ・マティスのひ孫であり、デュシャンの義理の孫です。
このクスッと笑える発想は、確かに2人に似ていますね。(笑)
この《五分で戻ります》はシリーズなので、他にも《ラス・メニーナス》だったり、ドガの踊り子がいない絵などもあって、どれも妙な感じがして面白いです。
ミレー
ジャン=フランソワ・ミレー ≪ポーリーヌ・V・オノの肖像≫1841-1842年頃
ミレーの最初の妻、ポーリーヌ・ヴィルジニ・オノの肖像画です。
ポーズがモナ・リザですね。