デイヴィッド・ホックニー展の感想と完全ガイド!

こんにちは!

東京都現代美術館で開催中の「デイヴィッド・ホックニー展」に行ってきました。

デイヴィッド・ホックニー展

なんと27年ぶりのホックニーの大規模個展です!

チケットの価格と入手方法

一般2,300円、大高校生 1,600円、中小学生 1,000円です。

チケットは事前購入がオススメです。

詳しくはこちら

ロッカー

100円返却式のロッカーがあります。

音声ガイド

ありません。

写真撮影

1階のみ写真撮影OKです。動画撮影不可。展示は3階からなので最後のエリアです。

混雑

初日の朝イチで行きました。どんどん人が入ってくるので会場内は混んではいましたが、作品が大きく、細密な絵というわけでもないのである程度混んでいても鑑賞はしやすい印象でした。

注意

会場内がとにかく寒い。常設展示の方は寒くなかったけどホックニー展会場だけ本当に寒い。ノースリーブだったので凍えるかと思いました。

確か会場内は作品保護のため21度の設定と書いてあったような。私以外にも寒そうにしている人がちらほら。寒いと言っている人もいましたね。人がたくさんいて混雑していても寒い。笑

これから行く方は是非薄めの上着持参をおすすめします!一応会場入り口にも膝掛けのようなものが置いてありました。

デイヴィッド・ホックニー展 構成

デイヴィッド・ホックニー《No.118、2020年3月16日 「春の到来 ノルマンディー 2020年」より》2020年

最近(7月9日)86歳の誕生日を迎えたばかり、まだまだ現役バリバリのホックニーの展覧会が開催されています。60年以上絵を描き続けています。

上の絵はなんとiPadで描いた絵です。なんて現代的。

デイヴィッド・ホックニー《クラーク夫妻とパーシー》1970-71年

ホックニーは家族や恋人、友人など親しい人をモデルに多くの肖像画を描いてきました。

デイヴィッド・ホックニー《両親》1977年

自分の両親を描いた作品。これ、色合いが絶妙でとってもきれいでした。特にお母さんの髪の色。

デイヴィッド・ホックニー《スプリンクラー》1967年

これ大好き。この柄のスカーフが売っていて買いそうになった。

デイヴィッド・ホックニー《自画像、2021年12月10日》2021年

かわいい。肖像画エリアにブルーノ・マーズの肖像画があって笑った。

デイヴィッド・ホックニー《2022年6月25日、(額に入った)花を見る》2022年

上のような写真に絵を描き込むフォト・ドローイング作品もいくつかありました。

デイヴィッド・ホックニー《龍安寺の石庭を歩く 1983年2月、京都》1983年

この作品を見たときあまりよくわからなかったのですが、会場に置いてあった鑑賞ガイドの冊子を読んだら作品の意図が理解できてとても面白かった。なるほどなという感じ。ぜひ会場で!

デイヴィッド・ホックニー《ウォーター近郊の大きな木々またはポスト写真時代の戸外制作》2007年

壁一面とても大きな作品です。この作品の近くに制作風景の映像があって、なるほど、そうやってつくるんだという感じ。コンピューターを使いこなすおじいちゃん。

1階は撮影OK

1階は写真撮影OKです。

デイヴィッド・ホックニー《春の到来、イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年》

展覧会のチラシなどに使われていた作品。壁の色もいい感じ。

最後は全長90メートル以上の大作《ノルマンディーの12か月》が絵巻物のように展示されています。

コロナ禍でホックニーが自らの周囲の風景をiPadで描いた作品です。

ノルマンディーといえばモネもお気に入りの場所でたくさんの絵が残っています。素敵な場所なんでしょうね。

右のモニターでiPadでどう描いていたのか見ることができます。

ミュージアムショップ

ミニサイズな図録、ポストカード、一筆箋、ノート、マグネット、トートバッグ、グラス、スカーフ、パズル、B3ポスターなどがありました。

グッズが人気なのか展覧会が始まってまだ3日目だというのにいくつか売り切れていました。今後補充されるのかな?私が行ったときはTシャツ(プールの絵柄)、マグネット(スプリンクラー)、ランダムキーホルダーがありませんでした。早くない?笑

前売りの段階から(チケットとうちわセットがあった)どうしてこんなにうちわ推しなのかわかりませんがなんとショップにもうちわがあります!全8種類!すごい種類豊富。なんで。笑

カフェ・レストラン

二階のサンドイッチ

ここのサンド、どれを食べても本当においしい。100本のスプーンより断然こっちの方が私は好きです。

12時くらいと15時前くらいに2回行きましたが、混んではいてもどこかの席は空いていて座れる感じでした。

窓側の席に座ると↑こんな感じで外の景色を楽しむこともできます。

常設展示を見た後のソフトクリーム休憩。ここのソフトクリームおいしい。

お昼来た時は左のホックニー展特別展メニューでノルマンディーの光をイメージしたパフェは売り切れとなっていましたが、復活していました。まさかの。マンゴー感が強めで夏っぽいパフェだそう。

私が食べたブラウニーの突き刺さったソフトクリームもとても美味しかったです。全部ソフトクリームかと思いきや下はコーンフレークやパフがザクザク入っていました。

100本のスプーン

お昼時に行くとかなり待ちます!家族連れが本当に多い。なのでかなりガヤガヤ。美術館だけでなく近くの木場公園から来る人も多そう。

待ち時間は長いのですが店頭で発券したら呼び出しまで自由に行動できるのはうれしい。私はその間に上の「二階のサンドイッチ」でランチしました。

その後呼び出され入店。

「二階のサンドイッチ」で食べようと思っていたホックニー展コラボパフェがその時点では売り切れていたのでこちらでコラボパフェのハーフサイズをいただきました。

ハーフとはいえ十分な量。上のマンゴーアイスは美味しかった。マンゴーとヨーグルト味のパフェといったところ。可もなく不可もなく…。

コラボパフェどっちで食べようか迷っている方は「二階のサンドイッチ」の方がおすすめかな。

こちらは桃のミルフィーユ。一体感がなくてちょっと微妙だったそう。

デイヴィッド・ホックニー展 概要

会期:2023年7月15日〜11月5日
会場:東京都現代美術館 企画展示室1F/3F
住所:東京都江東区三好4-1-1
電話番号:050-5541-8600