白金台にある荏原 畠山美術館で開催中の「『数寄者』の現代―即翁と杉本博司、その伝統と創造」展に行ってきました。
早速見ていきましょう!
前期はこちら↓
目次
「数寄者」の現代―即翁と杉本博司、その伝統と創造

チケットの価格と入手方法
オンラインチケット 一般 1,300円、学生(高校生以上) 900円、中学生以下 無料です。
当日チケットを購入する場合は値段が違います。高くなります。
詳しくはこちら
ロッカー
受付の近くに100円返却式のロッカーがあります。
音声ガイド
ありません。
写真撮影
本館は撮影不可、新館の杉本さんの展示エリアは一部を除いて撮影OKです。
混雑
日曜日朝イチで行きましたが空いていました。
とてもゆっくりじっくり鑑賞できます。
「数寄者」の現代―即翁と杉本博司、その伝統と創造(後期) 構成

杉本博司氏ってどんなアーティスト?↓
前期のレポ↓
前期と後期で杉本博司氏の展示エリア(新館)だけで約30点入れ替わっています。

本館の展示では、展覧会のチラシやポスターのビジュアルにもなっている清滝権現像↑の展示もあります。

どんな展覧会なのか?については前期レポに書いたので、今回は、前期にはなかった展示品を中心に写真を載せています。

前期に行った時も思ったけど、今回の展覧会は杉本さんエリアは作品の解説などが一切ないので、どうしてこの組み合わせなのか日本美術素人にはほとんどわからなくて悔しいところ…せめて図録がほしかった。

その代わりに一部展示品は、下記「ミュージアムショップ」で紹介している杉本博司「折々の花」という本の中に登場しています。

また、これまでの展覧会で展示していた作品もあるので、なんとなく「あぁ、これはあれだな…」みたいな気持ちにはなるのですが、どうしてこの組み合わせなのかがわからなくて自分の知識不足が悲しい…。























18世紀フランスの人形の家でパーティーをする人々。
2人とも右手あげてるの笑う。



アグネス・マーティンのことを大好きになってから初めて見た彼女の作品。まさかここで出会うとは。
彼女の作品の線と、淡い水色の布の日焼けしてできた折り線を合わせているそう。こういう説明が「折々の花」という本を読むと書いてあります。
そしてそれを知ってから鑑賞しないとなかなか自力で気付くのは難しいのでは。

そういえば出品目録にはエルズワース・ケリーのリトグラフ作品もあるはずだったけど、会場内に無かったよね?あれ??
エルズワース・ケリーも大好きだから楽しみにしていたのにすっかり忘れていた…。


上の像が持っていたもの?

かわいい。これは皆好きなのでは。わかりやすく面白い。

百鬼夜行ってなんでこんなに魅力的なんだろう。


いらっしゃいますね。

かわいい!

後期展示もとても面白かったです。前期と被っている部分はあるけれど、行って損なしの展覧会でした。


庭と紅葉

畠山美術館はお庭もとっても綺麗なのですが、今行くと紅葉も楽しめます。

どこを見ても美しい色合い。

こんなに綺麗なのに全然人がいないのもおすすめポイント。
ミュージアムショップ

結局図録は無いのかな?代わりに杉本博司「折々の花」の壱、弍巻が売っていました。

「折々の花 壱」「折々の花 弐」2冊セット
この本の中にも一部展示品の解説が入っているので、先に読んでから行くのが本当はおすすめ。
その他、和な文房具やお香、関連書籍、花瓶などがありました。茶道具などもありました。
カフェ&レストラン

茶話処「猿町カフェ」があります。
ドリンクと和菓子・ケーキを楽しむことができます。

お呈茶セット1,500円を注文すると好きな茶碗を選ぶことができます。

「山づと」という上生菓子をチョイス。くりあんです。

こちらはケーキセット1,500円です。2種類ありました。横浜のエムロードというお店のダブルフロマージュというケーキにしました。
ベイクドチーズとマスカルポーネのレアチーズの2層になっていてとってもおいしかったです。
「数寄者」の現代―即翁と杉本博司、その伝統と創造 概要
会期:[後期]11月12日〜12月14日 ※前後期で展示替えあり
会場:荏原 畠山美術館
住所:東京都港区白金台2-20-12
開館時間:10:00〜16:30 ※入館は開館30分前まで
休館日:月(祝日の場合は開館、翌日休館)、11月11日

「折々の花 壱」「折々の花 弐」2冊セット






