こんにちは!
今回は、ピカソが描いたルノワールの肖像と所蔵していたルノワール作品を紹介します。
早速見ていきましょう!
ピカソが描いたルノワール
パブロ・ピカソ《ピエール=オーギュスト・ルノワールの肖像》1919-1920年
アンブロワーズ・ヴォラール撮影の写真《ピエール=オーギュスト・ルノワール》1913年
アトリエで椅子に座る71歳頃のルノワールの写真です。
ルノワールの40歳年下だったピカソは、実際に会うことはありませんでしたが、ルノワールの訃報を聞き、この写真の素描を残しています。
ピカソが所有していた7枚のルノワールの絵
ピカソは、1910年代にルノワール への関心を強めた結果、ルノワールの絵を7点集め、手元に置いていました。
これらは現在、パリのピカソ美術館に所蔵されています。
ピエール=オーギュスト・ルノワール《神話、古代の悲劇のキャラクター》1895年
ピエール=オーギュスト・ルノワール《風景のなかの座る浴女(エウリュディケー)》1895-1900年
エウリュディケーは、ギリシャ神話に登場するニンフ(精霊)です。
オルペウスと結婚するも早々に毒蛇に噛まれて死亡…。
オルペウスが冥界まで迎えに来るも、「冥界を出るまで絶対に振り返ってはならない」を、彼が最後の最後で破ってしまい、冥界に連れ戻されてしまった…という悲しい物語が有名です。(付け加えるとオルペウスもこの後殺されてしまい冥界へ行くので、まぁ…最終的にはハッピーエンドなんでしょうか……)
ピエール=オーギュスト・ルノワール《髪を整える浴女》1900-1901年
ピエール=オーギュスト・ルノワール《カーニュ、地中海の風景》1905-1910年
ピエール=オーギュスト・ルノワール《子供の肖像画》1910-1912年
ピエール=オーギュスト・ルノワール《モデルの上半身の肖像画》1916年
ピエール=オーギュスト・ルノワール《魚のある静物》1916年