こんにちは!
今回は、映画『ノッティングヒルの恋人』に登場するシャガールの絵を紹介します。
早速見ていきましょう!
ノッティングヒルの恋人
ヒュー・グラントがとにかくかっこいい。
ヒュー・グラントがとにかくかっこいい。
ヒュー・グラント、歳を取った今もとってもかっこいいのですが、若い頃のヒュー・グラントは王子!!って感じで、ニコって笑ったときなんて、もう本当に最高にかっこよかったときの映画です。
物語を簡単に説明すると、ジュリア・ロバーツ演じる有名ハリウッド女優アナと、ヒュー・グラント演じる平凡な男ウィリアムのラブストーリーです。
ベタな感じで、ストーリーはあってないようなもの(笑)、美男美女を眺める目の保養的な映画です。
『ノッティングヒルの恋人』とシャガールの絵
マルク・シャガール《結婚》1950年
劇中の重要なシーンでシャガールの《結婚》という絵が登場します。
アナがウィリアムの部屋で、シャガールの《結婚》が複製画が飾ってあることに気付き、「私もシャガールの絵が好き」と話すシーンがあります。
ストーリーは進み、アナはウィリアムの書店を訪れ告白しますがフラれてしまいます。
そのときに紙に包まれた本物のシャガールの《結婚》を置いていきます。
アナが去った後、紙を破ってみると…!
ちなみにその後の2人の結婚式のウェディングケーキにも、この絵に登場するチェロを弾いているヤギがいたり。(笑)
2人が同じ価値観を持っていることや、2人の将来、結婚などを連想させるアイテムとして、シャガールの絵が登場しています。
結婚をテーマにした作品
シャガールは「結婚」をテーマにした作品を多数描いています。
モデルはシャガールと愛する妻ベラですが、2人を描いているというよりかは「結婚」という概念を描いています。
マルク・シャガール《妻へ》1933-1944年
マルク・シャガール《エッフェル塔の新郎新婦》1938-1939年
マルク・シャガール《3本の蝋燭》1938-1940年
マルク・シャガール《夜に》1943年
マルク・シャガール《ヴィテブスクの冬の夜》1947年
マルク・シャガール《赤い太陽》1949年
マルク・シャガール《枝》1956-1962年