こんにちは!
六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の「MUCA(ムカ)展 ICONS of Urban Art ~バンクシーからカウズまで~」に行ってきました。
MUCA(ムカ)展 ICONS of Urban Art ~バンクシーからカウズまで~
約60点のアートが集まっています。数は少なめ、チケット代は高め、だけどバンクシーが好きなら満足できる展覧会なのでは?話題のシュレッダー作品も来ています!
チケットの価格と入手方法
日時指定制です。平日と土日祝で値段が違います。
平日は、一般2,400円、高・大学生1,700円、小・中学生1,000円です。土日祝日は+200円です。
詳しくはこちら
ロッカー
展覧会入場口の右奥に100円返却式ロッカーがあります。
音声ガイド
声優の木村昴さんと俳優の水上恒司さんの音声ガイドがあります。
アプリ配信のみ480円です。
詳細はこちら
写真撮影
写真撮影OK、最後の作品のみ動画撮影不可です。
混雑
平日の朝イチ10時の回で行きましたが、空いていました。
11時頃まで会場内にいましたが、その後も人は若干増えたものの、混んでいるというほどではありませんでした。
MUCA展 構成
KAWS(カウズ)
KAWSってだれ?という方はこちら↓
バス停や公衆電話ボックスにある広告にキャラクターを描き加え、企業広告の意味を改変する「サブバータイジング」時代の作品たち。
SHEPARD FAIREY(シェパード・フェアリー)
シェパード・フェアリーは、ストリートアートとグラフィックデザインの界で活躍するアメリカ人アーティストです。
フェアリーの作品は、しばしば政治的メッセージを含み、社会や文化に対する批評的な視点を提示しています。
INVADER (インベーダー)
インベーダーは、フランスのストリートアーティストで、世界中の都市にモザイクタイルで作られた宇宙人のアートワークを残しています。
これらの作品は、1980年代の人気アーケードゲーム「スペースインベーダー」からインスピレーションを得ており、公共空間に突如現れることで日常にサプライズを提供し、都市の風景にユニークな彩りを加えています。
彼のプロジェクトは、アートとゲーム文化の融合を示すものとして注目を集めています。
全部ルービックキューブ!
SWOON(スウーン)
スウーンはアメリカのストリートアーティストで、細かいカットアウト技法を用いた大規模な紙のポートレートで知られています。
彼女の作品は、社会的テーマや個人的な物語を探求し、見る人に強い感情的な反応を引き出すことを目指しています。
スウーンは公共の壁や廃墟など、都市の予期せぬ場所に作品を展開し、アートを通じてコミュニティとの繋がりを強化しています。
RICHARD HAMBLETON(リチャード・ハンブルトン)
リチャード・ハンブルトンは、1980年代にニューヨークで活躍したカナダ出身のストリートアーティストです。
彼は「シャドウマン」と呼ばれるシルエットの人物像を都市の隅々に描き、通行人に予期せぬサプライズや驚きを提供しました。
ハンブルトンの作品は、見る者に不安や恐怖を感じさせることがあり、その強烈なビジュアルは、ストリートアートの影響力を示すものとして評価されています。
VHILS(ヴィルズ)
VHILS(ヴィルズ)は、ポルトガル出身のアーティストで、壁に直接彫刻を施す独自の手法で知られています。
BARRY MCGEE(バリー・マッギー)
バリー・マッギーは、サンフランシスコを拠点に活動するアメリカのアーティストです。
彼の作品は、ストリートアートの要素とファインアートの技法を組み合わせたもので、都市のマージナルな風景やサブカルチャーからインスピレーションを受けています。
マッギーは、落書きやタグ、ボトルキャップなどの日常のオブジェクトを使用し、社会的なテーマや個人的な表現を融合させた作品を制作しています。
JR
JRは、フランス出身のストリートアーティストで、巨大なモノクロ写真を世界中の街角や壁に貼り付けることで知られています。
彼のプロジェクトは、社会的問題や共通の人間性に光を当て、人々の対話を促します。
OS GÊMEOS(オス・ジェメオス)
オス・ジェメオス(OS GÊMEOS)は、ブラジル出身の双子の兄弟アーティストで、鮮やかな色彩とファンタジックなキャラクターが特徴の大規模な壁画で国際的に知られています。
彼らの作品は、ブラジルの文化や社会的な問題を反映し、夢と現実の間の独自の世界を描き出します。
BANKSY(バンクシー)
バンクシーってだれ?という方はこちら↓
5週間限定で実際にイギリスに実在したテーマパーク『ディズマランド』に飾られていたアリエルです。
まさかこれを日本で見ることができる日が来ると思っていなかったのでうれしい!
バンクシーが公式で出している映像です↑
アンディ・ウォーホルのマリリンモンローかと思いきや、雑誌やハイブランドのモデルを多数務めているケイト・モスです。
ケイト・モスが新婚旅行から戻ってきたら、自宅のバスルームにこのシリーズの絵が置いてあったというサプライズ。怖すぎる。
グイド・レーニ《バッカスとアリアドネ》1619-1620年頃
この絵のパロディーです。バンクシーはこういったパロディー作品を多数制作しています↓
↓のショップで販売していた作品です。
シュレッダー作品《Girl Without Ballon(風船のない少女)》
オークションで落札された瞬間にシュレッダーが作動したバンクシーの《Girl Without Ballon(風船のない少女)》が最後に展示してありました。すご〜い!
シュレッダーされる前の絵柄はこれ。《Girl With Ballon》は2017年にイギリスで最も好きな絵画に選ばれた作品なんだとか。
ミュージアムショップ
グッズはかなり少なく、図録、Tシャツ、トートバッグのみでした。輸入グッズなども無く、本当にこれだけ。
カフェ&レストラン
52階に、Cafe THE SUNと、Restaurant THE MOONがあります。
今回は、Cafe THE SUNに行きました。とっても空いていました。
現在のメニューは「昭和レトロ」。おいしそ〜と思って行ったけど、全くおいしくないのでおすすめしません!笑
全てのフードにスープが付きます。
私はナポリタンを注文。これがびっくり、まず写真と全然違う。
写真だと炒めたような感じのナポリタンに目玉焼きが載っていておいしそうだったから注文したのに、目玉焼きは焼いてあるというより茹でてあるような感じ。焦げ目は一切なし。ふにゃふにゃの麺の上にソースをかけて混ぜただけみたいなナポリタン。給食のソフト麺じゃないんだから…。
味も冷凍食品より美味しくなくて残念。とにかく麺が微妙すぎる。前回食べたパスタは美味しかったから期待していただけにがっかり。全く別物。
オムライスも結構微妙だったそう。
まず説明に具だくさんと書いてあるけど具は少ない。そして8割グリーンピース。チキンはどこ…。付け合わせのキャベツはドレッシングなどかかっておらず無味。そしてこのカレー粉をまぶした麺がとにかく美味しくなかったとのこと。
フードのクオリティーが著しく低下していました。どうしちゃったの…。1年前に戻ってほしい。
MUCA展 概要
会期:2024年3月15日~6月2日
会場:森アーツセンターギャラリー
住所:東京都港区六本木6丁目101 六本木ヒルズ森タワー 52階
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00~19:00(金土祝、祝前、GW[4月27日~5月6日]~20:00)※入場は閉館の30分前まで
休館日:会期中無休