こんにちは!
日本郵便から、美術品を題材とした特殊切手「美術の世界シリーズ」が発売されました!
収集癖をくすぐられますね…
美術の世界シリーズ 第1集
第1集は「青の世界」がテーマ。
なんと全ての作品が日本所蔵品です!!
84円切手と63円の2種類です。
私は買ってから気付きましたが(遅い)、84円と63円、ほぼ同じ作品を使用していました。
63円の方は84円の一部拡大バージョンです。
この切手はシールになっています。
仕事などで切手をよく使う全ての人におすすめです。
84円切手
《染付兎水葵図大皿》
東京国立博物館蔵
伊万里焼です。
うさぎの表情がとてもキュート。
酒井抱一《四季花鳥図巻》
東京国立博物館蔵
酒井抱一は、尾形光琳の作風の虜となりました。
光琳ラブなので作品も光琳みたいな感じです。
この《四季花鳥図巻》の燕子花も、光琳の《燕子花図屏風》を元に描いています。
葛飾北斎《冨嶽三十六景 甲州石班沢》
すみだ北斎美術館蔵
葛飾北斎といえば、《冨嶽三十六景》!!
5月末には北斎の映画『HOKUSAI』が公開予定です!
竹内栖鳳《アレ夕立に》
髙島屋史料館蔵
竹内栖鳳は西洋チックな日本画を得意としていました。
青・赤・金の対比が美しい作品です。
並河靖之《紫陽花図花瓶》
清水三年坂美術館蔵
七宝(しっぽう)という種類の工芸品です。
並河靖之は皇室関係の制作も任されるなど、その腕はピカイチでした。
黒田清輝《湖畔》
東京国立博物館蔵
誰もが一度は教科書で見たことがあるはず。
モデルは奥さんです。
夏らしい爽やかな色合いの作品です。
横山大観《雲中富士》
東京国立博物館蔵
デザイン性が高く、今見ても古く感じさせない作品です。
オディロン・ルドン《グラン・ブーケ(大きな花束)》
三菱一号館美術館蔵
高さ2m以上ある大きな作品です。
フランスの貴族が、城館の食堂の装飾として注文した連作のうちの一点です。
マリー・ローランサン《ヴァランティーヌ・テシエの肖像》
ポーラ美術館蔵
パステルで幻想的な作風の、フランスの女性画家です。
横の犬がかわいい。
クロード・モネ《睡蓮》
国立西洋美術館蔵
モネといえば睡蓮!!
睡蓮シリーズの中でもこの作品は色彩が鮮やかでとても美しいです。
63円切手
84円切手の方ないもののみ、所蔵先と一言コメント入れました!
《染付兎水葵図大皿》
酒井抱一《四季花鳥図巻》
葛飾北斎《冨嶽三十六景 甲州石班沢》
上村松園《待月》
足立美術館蔵
女性画家です。
優美な女性を多く描きました。
並河靖之《紫陽花図花瓶》
黒田清輝《湖畔》
横山大観《雲中富士》
オディロン・ルドン《ペガサス、岩上の馬》
ひろしま美術館蔵
フランスの画家ルドンの初期は暗くモノクロな作品ばかりでしたが、
晩年は幻想的な雰囲気が漂う作品を多く作りました。
マリー・ローランサン《ヴァランティーヌ・テシエの肖像》
クロード・モネ《睡蓮》
アサヒビール大山崎山荘美術館蔵
84円切手とは別バージョンの《睡蓮》です。
こちらはピンクの花がアクセント。
モネは自宅に庭園を作って、その池に浮かべた睡蓮をいろんな時期・時間で描き続けました。
今回が第1集なので、集めやすいですね!
みなさんも是非、郵便局でチェックしてみてください!