「スウェーデン絵画展」の感想と完全ガイド!混雑状況・購入グッズなどを紹介

上野の東京都美術館で開催中の「スウェーデン絵画展」に行ってきました。

東京都美術館開館100周年記念「スウェーデン絵画展」

19世紀から20世紀はじめに描かれた自然や日常の場面を、スウェーデン国立美術館の名作で紹介。

約80点が来日しています。見応えあり、じんわりと良い作品が多かったです。

チケット

一般 2,300円、大学生・専門学校生 1,300円、65歳以上 1,600円、18歳以下・高校生以下 無料です。

※1月27日(火)~2月20日(金)までの平日は、大学・専門学校生は無料です!

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ロッカー

入って左側の壁にたくさんあります。

音声ガイド

JUJUさんと、声優・日野聡さんが音声ガイドを担当しています。

会場レンタル版は650円、アプリ配信版は700円です。

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写真撮影

前半は不可、後半の第4、5、6章は作品1点と映像を除き撮影OKです。

↑このような撮影スポットも最後にありました。椅子に座っての撮影もOKです。

混雑

日曜日の朝イチで行きました。開館の9:30より少し早めの9:20くらいに美術館の中に入ることができました。

開館15分前に美術館に着いたときには前に20〜30人くらい並んでいましたが、前に並んでいた人の8割くらいは東京藝術大学の卒展の方に流れていったので、スウェーデン絵画展はびっくりするくらい空いていました。笑

土日とは思えないくらい空いていて、貸切みたいな状態で鑑賞できてとってもよかったです。

会場を1周して、40分後に第1章まで戻ってきたときには、多少混雑していましたが、それでもかなり空いていて、鑑賞しやすい感じでした。

スウェーデン絵画展 構成

北欧ならではの「やわらかい光」が印象的です。

強い影ではなく、淡く広がる明るさで自然を描くのが大きな特徴。家や家族など身近な題材も多く、むずかしい知識がなくても楽しめます。

第1章 スウェーデン近代絵画の夜明け(19世紀半ば)

ニルス・ブロメール《草原の妖精たち》(1850)
夕暮れの草原に、小さな妖精がふわっと現れたような場面。民話や詩の世界を、明るい色で親しみやすく描いています。スウェーデンらしい物語への関心が伝わります。

エードヴァッド・バリ《夏の風景》(1873)
穏やかな日差しの下、緑と水が気持ちよく広がる夏景色。強いコントラストではなく、柔らかい光のにじみで空気感を表しています。

第2章 パリをめざして―フランス近代絵画との出合い

カール=フレードリック・ヒル《花咲くリンゴの木》(1877)
満開のリンゴの木が主役。葉の重なりや花の白さが、フランスで学んだ自然の見方(レアリスム)を通して丁寧に描かれています。

アーンシュト・ヨーセフソン《少年と手押し車》(1880)
生活の一場面を、控えめな色と確かな描写で表した作品。働く子どもへのまなざしに、当時の社会をまっすぐ見つめる気持ちがにじみます。

第3章 グレ=シュル=ロワンの芸術家村(フランス南東の村での制作)

カール・ノードシュトルム《グレ=シュル=ロワン》(1885–1886)
川と家並みを、澄んだ色でシンプルに構成。村に滞在しながら、外で描くこと(戸外制作)を通じて、光と空気をつかもうとしています。

ブリューノ・リリエフォッシュ《カケス》(1886)
野鳥の一瞬の動きを、鋭い観察でとらえた絵。羽の色の変化や目の光り方まで、自然への愛情が細部に表れます。

カール・ノードシュトゥルム《画家の婚約者》(1885)
窓辺のやわらかな光に包まれた人物像。身近な人を、やさしい色と形であたたかく描いています。

第4章 日常のかがやき―“スウェーデンらしい”暮らしへ

この章から撮影OKでした。

オスカル・ビュルク《エウシェーン王子》(1895頃)
文化人として活躍した王子の肖像。落ち着いた色調で、知的でしなやかな人物像を伝えます。

カール・ラーション《カードゲームの支度》(1901)
家族が集う食卓まわりのひととき。明るい室内、柄のある布、家具の木目など、家のぬくもりが細やかに描き込まれています。

アンデシュ・ソーン《故郷の調べ》(1920)
演奏する人と聴く人。音は見えないけれど、静けさと集中の空気が画面に広がります。銅版画でも知られるソーンの、やさしい筆づかいが魅力。

第5章 現実のかなたへ―見えない世界を描く(象徴主義)

アウグスト・ストリンドバリ《ワンダーランド》(1894)
劇作家として有名な作者の絵。厚紙に油絵具をのせ、風や雲のうごめきを大胆に描いて、心の中の景色を表します。

アーンシュト・ヨーセフソン《水の精(ネッケン)》(1882)
北欧の伝説に登場する水の精をテーマにした作品。水面の光や深い緑が、不思議で少しこわい雰囲気をつくります。

エウシェーン・ヤーンソン《首都の郊外》(1899)
ストックホルムの郊外を、青と紫を中心にまとめた風景。時間がゆっくり止まったような静けさがあり、街の気配と個人の感情が重なります。

第6章 自然とともに―新しいスウェーデンの風景

グスタヴ・フィエースタード《冬の月明かり》(1895)
雪の大地と空を、月の光がやさしく照らす場面。強い太陽光ではなく、長く続く薄明かりをていねいに描いた、北欧らしい風景です。

ニルス・クルーゲル《夜の訪れ》(1904)
夕方から夜へ変わる時間の色の移り変わりを、広い空と地面の面で見せます。音が消えていく瞬間まで聞こえるような静かな絵。

エウシェーン王子《静かな湖面》(1901)
湖の水面に空の色が溶けるように映った、静かな景色。見ていると深呼吸したくなる、穏やかな時間が流れています。

ミュージアムショップ

図録、ポストカード、クリアファイル、キーホルダー、トートバッグ、マグネット、クッキー缶、手ぬぐい、メモ、複製画、リサ・ラーソン・ムーミン・ミナ ペルホネン・北欧輸入グッズなどいろんなグッズがありました。

今回私は、ムーミンのパスケースを購入しました。絵柄があまりにも良すぎる。

中はこんな感じ。私は旅行などでお財布がわりのクレカと現金入れとして使用する予定。

カフェ&レストラン

1階に「カフェ・アート」(50席)、「レストラン・サロン」(50席)、2階に「レストラン・ミューズ」(200席)があります。それぞれコラボメニューもありました。

スウェーデン絵画展 概要

会期:2026年1月27日(火)〜4月12日(日)
会場:東京都美術館
住所:東京都台東区上野公園8-36
休室日:月曜日、2月24日(火) ※2月23日(月・祝)は開室
開室時間:9:30~17:30、金曜日は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)