こんにちは!
三菱一号間美術館で開催中の再開館記念展「『不在』―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」に行ってきました。
目次
『不在』―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル
この展覧会では、ロートレックのポスターや版画作品、ソフィ・カルの写真や映像作品など、約136点が展示されています。
行ってびっくり、ロートレックとソフィ・カルそれぞれ別の展覧会をくっつけたような感じで、全く関係ありませんでした。なにこれ…。
ソフィ・カルの展示はとてもよかった!もっと見せて〜…。
展示してあったロートレックの作品は、正直見飽きたな…またこれか…という感じでした。
チケットの価格と入手方法
一般 2,300円、大学生 1,300円、高校生 1,000円、小・中学生 無料です。
詳しくはこちら
ロッカー
入り口付近や受付右側などにロッカーがあります。
音声ガイド
スマホにアプリをダウンロードして聴くタイプの650円の音声ガイドがあります。
写真撮影
一部写真撮影OKです。ロートレックの部屋とソフィ・カルの部屋それぞれひと部屋ずつ撮影可能で、他は不可です。
混雑
土曜日の朝イチで行きましたが、思っていたよりも空いていました。ちょっと拍子抜け…。
『不在』―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル 構成
ロートレック
この展覧会では、19世紀末のフランスの画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックと、現代フランスを代表するアーティスト、ソフィ・カルの作品が展示されています。テーマは「不在」で、二人の作品を通じて「存在」と「不在」について考える内容となっています。
ロートレックは、フランスの名門貴族の家に生まれました。彼はパリのナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」などのポスターを手がけ、その独特なスタイルで知られています。
しかし、生前はポスター画家としての評価が高かったものの、油彩画はあまり注目されませんでした。
彼の友人で画商のモーリス・ジョワイヤンは、ロートレックの作品を広めるために尽力し、フランス国立図書館への版画作品の寄贈や、アルビにあるロートレック美術館の開館に貢献しました。
ソフィ・カル
ソフィ・カルは、フランスの現代アーティストで、「喪失」や「不在」をテーマにした作品を多く制作しています。
彼女は写真やテキスト、映像を組み合わせた独特の手法で、人々の記憶や感情に訴える作品を発表しています。
例えば、失恋の痛みを表現した作品や、視覚障害者が最後に見たものを記録したシリーズなどがあります。
今回の展覧会では、彼女の代表的なシリーズや新作が展示され、「不在」というテーマを深く考察する内容となっています。
ミュージアムショップ
美術館再オープンで一番変わったのは、1階にも小展示室ができたこと。そして小展示室ができたことによってなのかショップ売り場が半分くらい小さくなっていました。
展示室が増えるのはうれしいけど、あのおしゃれなショップが縮小してしまったのは悲しい。そしてなによりもショップの運営元が変わってしまったが本当に残念。
ショップには図録やポストカード、トートバッグ、ランダムキーホルダーのガチャガチャなどがありましたが種類は少なめでした。
カフェ&レストラン
「Café 1894」があります。
明治期(1894年)に銀行営業室として利用された空間を復元したミュージアムカフェ・バーで、とってもおしゃれです。
土曜日11時くらいにお店前を通りましたが、100人くらい並んでいたかな?びっくりするくらいたくさんの人が並んでいました…。
展覧会コラボメニューもあります。
『不在』―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル 概要
会期:2024年11月23日~25年1月26日
会場:三菱一号館美術館
住所:東京都千代田区丸の内2-6-2
開館時間:10:00~18:00(金・会期最終週平日、第2水〜20:00) ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月、12月31日、1月1日(ただし、トークフリーデー11月25日、12月30日、1月13日、1月20日は開館)