こんにちは!
今回は、アーティゾン美術館で開催中の「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」展に行ってきました。
最近行った展覧会のなかで一番よかった◎行こうか迷ってる方は絶対行くべき!
目次
アーティゾン美術館
チケットの入手方法
基本的には事前予約制です(1回まで日時変更可)。
余裕があれば当日販売(2,000円)もしていますが、ネットで事前に購入(1,800円)した方が安いです。
大学生まで無料(要予約)です。
詳細はこちら
ロッカー
100円不要のロッカーです。
ロッカールームすらかわいい。
音声ガイド
アーティゾン美術館所蔵の一部の作品のみスマホにダウンロードして聞くタイプの無料の音声ガイドがあります。
音声を聞きたい場合はイヤホン必須ですが、音声と同じ内容がアプリ内に文章で書いてあるので、それを読む場合は不要です。
写真撮影
基本的には写真撮影OKです。撮影できないものには撮影不可のマークが付いています。
混雑状況
展覧会初日の土曜日、午前中に行きました。
開館してすぐ入ったので空いていました。
その後館内を何周かしました。タイミングによっては少し混雑しているように感じることもありましたが、他の都内の大型展より空いています。
ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ
アーティゾン美術館にしては珍しく全展示室でこの「抽象画展」を開催しています(というのも、アーティゾン美術館は3つくらいの展覧会を同時開催していることが多い)。
2015年以降に収蔵した95点を含む約150点の石橋財団コレクション&国内外の美術館や個人のコレクションをあわせた約250点が展示されています。
ということでボリュームがすごい。全然見終わらない…1日居てもいいくらい。かなり力の入った展覧会で、見応えバツグン。
印象派から始まり、抽象画が生まれ発展していく様子を追っていくような展覧会です。
スタートはセザンヌやマネ、モネなど印象派でありながら抽象的な作品たちです。
マティスやドランなど派手派手つよつよなフォーヴィスムの作品たち。
ピカソやブラックのキュビスム作品たち。
展覧会のチラシにも使われているクプカの《赤い背景のエチュード》(右)。
私がアーティゾン美術館の所蔵品の中で一番好きな作品、ブランクーシの《接吻》も展示されていました。本当に可愛い。お願いだから実物大サイズでフィギュア作って欲しい。
レジェもいいよね〜。レジェ展とかやってくれないかな。
オキーフも展示されていました。
一番左の作品、土壁のような作品なのですが、よく見ると…
目や歯などの部分に小石が埋め込まれています。本当に歯みたい…。
ミロの作品たち。壁の赤が強い。
デュシャンのわくわくボックスセット。私もミニ美術館作りたくなる。
ポロックの作品も何点かありました。
ロスコもいいよね。抽象というか瞑想。
草間彌生の作品もあります。
白髪一雄&富士子夫婦の作品も並んで展示されていました。
アーティゾン美術館で知ったザオ・ウーキの作品もあります。癒される。
ここの展示もよかった〜!婁正綱さんという方を初めて知ったのだけど一気にファンになってしまった。
鍵岡リグレ アンヌさんの作品。モネの睡蓮の現代版のような感じ。
絵の具の盛り上がりがすごい。
色が多いとぐちゃぐちゃになってグロテスクな感じになりそうだけど、そうはならずとってもきれいな作品でした。
空の絵の具のチューブが大量に置いてありました。
ミュージアムショップ
展覧会グッズとしては図録、ステッカー、キーホルダーなどがありました。
図録はなんと427ページもあります。鈍器です。
マティスの《ジャッキー》のワンポイントがかわいいジェットストリーム(0.7mm)。個人的にペンの中でもジェットストリームが好きなので迷わず購入。
こちらはfabrianoのアーティストジャーナル、無地のノートで紙が2種類。絵の模写用のノートが欲しいと思っていたところだったのでゲット。
カフェ
公式HPから予約できるので、しておくことをおすすめします。
空いているように見えて意外と予約席だったり間隔を開けるためなのかすぐ入れなかったりするので…。
ランチは2,600円のコースのみです。
私はサーモンのガレットを選びました。生地がとってもおいしい。中にチーズが入っていました。
こちらはメカジキとレモンのパスタ。爽やかなお味。
プチデザートはマンゴープリン。おいしかった!
ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 概要
会期 2023年6月3日[土] ― 8月20日[日]
住所 東京都中央区京橋1-7-2
時間 10:00〜18:00(最終入場時間 17:30)
毎週金曜日は20:00まで
休館日 月曜日
TEL 03-5777-8600