こんにちは!
国立西洋美術館で開催中の
「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」に行ってきました。
画家の中の画家ベラスケスといえば《ラス・メニーナス》ですね。こちらも可愛いマルガリータ王女が描かれています。
個人的に今一番見たい絵です。門外不出の大傑作なので、スペインのプラド美術館に行って見るしか方法がありません。
足腰元気なうちに行きたい…
ディエゴ・ベラスケス《青いドレスの王女マルガリータ・テレサ》1659年、油彩/カンヴァス
かわいい。青い瞳がきれい。金髪が艶々。ブルーのドレスの質感が神。
あと…顔周りにやけに葉っぱあるな…
こんな顔周りに葉っぱある絵もあんま見ないよな…
顔周りを濃い色の葉っぱで囲うことで、鑑賞者の視線を自然に顔に誘導しているっぽい。
マルガリータ王女は生まれながらにして結婚する相手(血のつながったおじさん)が決まっているという運命でした。
政略結婚です。
そのおじさんに向けて、うちの娘美しく育っているよ~と定期的に送っていた肖像画の一枚です。
昔は今みたいに遠くへ行く手段が限られており、中々行けなかったので、絵を送って様子を伝える風習がありました。
結婚生活は幸せだった~とよくいわれていますが、言ったの誰だよといつも思っています。
こちらの常識で想像すると謎だけど、生まれながらにしてそういうものだと教え込まれたら、何も思わないのかな…
20代で亡くなっています。それを知って見るマルガリータ王女の絵は何とも言えぬ物悲しさがあります。
ベラスケスの絵って重厚感があって、見ているこっちが頭が良くなったような気がします。(頭悪そう)
権力者や知識人が好みそうな作風。気持ちを高めてくれる感じ。
ハプスブルク家ってまだ続いているんですね。すごい。
会期:
2019年10月19日(土)~2020年1月26日(日)
開館時間:
9:30~17:30
毎週金・土曜日:9:30~20:00
ただし11月30日(土)は17:30まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日:
月曜日、(ただし、11月4日(月・休)、1月13日(月・祝)は開館)、11月5日(火)、12月28日(土)~1月1日(水・祝)、1月14日(火)
主催:
国立西洋美術館、ウィーン美術史美術館、TBS、朝日新聞社
共催:
日本経済新聞社
後援:
オーストリア大使館、オーストリア文化フォーラム、BS-TBS
特別協賛:
大和ハウス工業株式会社
協賛:
三井物産、大日本印刷、みずほ銀行、ビックカメラ
特別協力:
ぴあ、TBSラジオ
協力:
ANA、ルフトハンザカーゴ AG、西洋美術振興財団
観覧料金:
当日:一般1,700円、大学生1,100円、高校生700円
前売/団体:一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円
※上記前売券は2019年8月10日(土)~2019年10月18日(金)まで販売。ただし、国立西洋美術館では開館日のみ、2019年8月10日(土)~2019年10月17日(木)まで販売。
※2019年10月19日(土)からは当日券販売。販売場所はこちらでご確認ください。
※団体料金は20名以上。
※中学生以下は無料。
※心身に障害のある方および付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳をご提示ください)。