ソール・ライターの原点展の感想と完全ガイド!グッズも紹介!

こんにちは!

渋谷ヒカリエで開催中の「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」展に行ってきました。

「Bunkamura ザ・ミュージアム」が休館中のため、ヒカリエ9Fでの開催です。

ソール・ライターの原点 ニューヨークの色

昨年から開催を楽しみにしていたソール・ライター展。期待値を上げすぎたのか正直とっても微妙でした…。

チケットの価格と入手方法

一般 1,800円、大高校生 1,000円、中小学生 700円です。

チケットは事前購入がオススメです。

詳しくはこちら

ロッカー

会場を出てから気付いたのですが、同じ階にコイン返却式の無料ロッカーがありました。

音声ガイド

ありません。

写真撮影

写真撮影OK、動画撮影不可です。

混雑

初日の土曜日11時に行きました。最初は結構混んでいましたが、1時間も経つとかなり空いていました。

12時くらいに最初の方のモノクロ写真展示エリアに行ったら1、2人いるかいないかくらいであまりにも人がいなくてびっくり。初日なのにあまりにも人がいなくてちょっと心配になってしまった…。

ソール・ライターの原点 構成

個人的に今回のソール・ライター展には少しがっかりしてしまった。物足りない。思っていたのと違う。前回が良すぎたともいえる。

まず、チラシとかポスターで使っていたメインビジュアルの写真↑これの実物写真が会場内なかったことにあまりにもびっくりしてしまった。

まさか最後の巨大スクリーンスライドショーでしか出てこないなんて。なんだか拍子抜けしてしまった。

今回モノクロ写真(76点)がメインで、カラー写真は本当に少ない。何枚だと思います?なんと10枚だけです。ええええ?!という気持ち。もちろんモノクロ写真も素敵なのだけど、カラー写真がこんなに少ないとは思わなかった。

…という感じで次から次へと言いたいことがあふれてくるのですが(笑)、この辺にして、会場内の雰囲気をお届けします。

モノクロ写真エリア

入場するとまずモノクロ写真がずらっと並んでるエリアから始まります。

11時入場時はこの場所も人でぎゅうぎゅうでしたが、1時間後くらいに戻ってきたら誰もいない…。いなさすぎて笑ってしまった。

鳩かわいい。

ソール・ライターはアンディ・ウォーホルと同じピッツバーグ出身なんだそう。ライターが5歳年上。

この前見たウォーホルのドキュメンタリーで、ウォーホルが地元のことを暗くて湿っぽい場所だと言っていた気がしたので、ライターにとってのピッツバーグはどうだったんだろうなと思った。

2人は特に親交を深めたり…というわけではなかったようだけど、ライターがウォーホルを撮った写真が残っています。

こちらはデュシャン。

ファッション雑誌エリア

カラー写真としての出品は10枚だけですが、その代わりに(?)ライターが撮影したものが使われているファッション雑誌が展示されていました。

おしゃれなものばかり。シュルレアリスム的な作品もあって面白かった。けど、う〜〜ん、雑誌で作品数をかさ増ししたようにしか思えなくて、普通に写真を展示して〜という気持ちにしかならなかった。

展覧会の公式HPなどに載っていた↑の左のピンクの女性の写真もスクリーン投影だけで実物は見当たりませんでした。シクシク。

絵画ときどきカラー写真エリア

ソール・ライターといえば写真のイメージが強いのですが、ちょっと不思議系の絵もたくさん描いています。ナビ派風の絵。

こんな感じで絵画の間にカラー写真が展示されています。

…まあ、ほぼ絵ですが。

ライターのアパート兼アトリエを再現したもの。白い壁がなんとも味気ない。

スライドフィルムの展示。

巨大スクリーンエリア

最近こういう巨大スクリーンに何かを映す没入系体験多い気がする。流行りかな。

事前情報で、最後のエリアは巨大スクリーンで約250点の作品を投影!とあったのでちょっと嫌な予感はしていたのですが、やっぱり…という気持ち。カラー写真はここでたくさん見ていってねということらしい。

もちろん作品は素敵なので巨大スクリーンで鑑賞できるのはうれしいしキレイだな〜という感じなのだけど、やっぱプリントされた写真として見たかったな…実物の風合いとスクリーンって全然違うしね。

ミュージアムショップ

展覧会用の図録はありませんが関連書籍が何種類か置いてありました。写真の本は前から持っているものですが会場でも全て販売していました。全ておすすめです!

会場内にはポートフォリオセット(6枚)もありました。これも以前から持っていてこんな感じで額装して家で飾っています。これもとってもおすすめ!

グッズの種類は少なく、ポストカード(今回の展覧会のものだけでなく、過去の展覧会分のポストカードも売っていました。ポストカードだけ種類豊富)、クリアファイル、トートバッグ、信じられないくらい作品と作品との余白とサイズ感が気になるポスターなどがありました…。あのちぐはぐなポスター何?!?!どういうことなの…。

カフェ&レストラン

ヒカリエ内にたくさんあります。

ソール・ライターの原点 概要

会期:2023年7月8日〜8月23日
会場:ヒカリエホール ホールA
住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ9F
電話番号:050-5541-8600
開館時間:11:00〜20:00 ※最終入場は19:30まで