こんにちは!
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「ミロ展―日本を夢みて」に行ってきました。
目次
ミロ展―日本を夢みて
チケットの価格と入手方法
事前予約制です。
前売券
一般 1,600円、大・高学生 800円、小・中校生 500円です。
詳しくはこちら
ロッカー
入場して右側にあります。
音声ガイド
俳優の杉野遥亮さんの音声ガイドがあります。
料金は600円です。
写真撮影
写真撮影不可です。
混雑
初日、祝日の午後に行きましたが、程よい人混みでした。
空いているわけではありませんが、ストレスなく鑑賞できる程度の混雑でした。
ミロ展 構成
若き画家・ミロ―日本への興味の芽生え
ジュアン・ミロ《アンリク・クリストフル・リカルの肖像》1917年
画家で日本美術のコレクターの友人を描いた作品です。
背景には浮世絵を切ってコラージュしています。
ミロの生家の近くに日本美術の輸入販売店があったり、初の個展を開いたダルマウ画廊でも日本美術の展覧会がたびたび開催されていたことから、ミロは早くから日本文化への憧れや興味を持っていたようです。
ジュアン・ミロ 《シウラナ村》1917年
奥行きを圧縮したような独特の遠近法や、単純化した地形の表現に、浮世絵の影響が見られます。
ジュアン・ミロ《絵画(パイプを吸う男)》1925年
ジュアン・ミロ《焼けた森の中の人物たちによる構成》1931年
ジュアン・ミロ《絵画(パイプを吸う男)》1925年
新たな表現を目指して―描くことと書くこと
ジュアン・ミロ《絵画(カタツムリ、女、花、星)》1934年
文字を絵のように描いた作品です。
この絵の中には4つのフランス語、カタツムリ(escargot)、女(femme)、花(fleur)、星(étoile)があります。
すべてミロがよく描いたモチーフでした。
サイズが大きくて最高でした。
ジュアン・ミロ《ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子》1945年
画面中央にあるオルガンと星1つだけがまるで書のような黒い線で描かれています。
日本を夢みて―そして、二度の来日へ
ジュゼップ・リュレンス・イ・アルティガス、ジュアン・ミロ 《花瓶》1946年
陶芸家のアルティガスも日本文化にとても詳しかったそう。
ジュアン・ミロ 《絵画》1966年
ミロは日本に来日したことがあり、その際、日本の書家に影響をとても受けたようで、書道風の作品も残しています。
ミロのアトリエから―ミロを取り囲むたくさんの日本
《讃岐高松の鯛狆》20世紀
ミロのアトリエには、日本の民芸品など様々な日本の品が飾られていたそう。
上の置物かわいいな…。
ミュージアムショップ
図録やマグカップ、靴下、ハンカチ、ブックマーカー、チョコなど、思っていた以上にグッズの種類が豊富でした。
カフェ&レストラン
B1/1Fにレストラン「ドゥ マゴ パリ」、1Fにカフェ「ロビーラウンジ」、3F(とてもわかりにくい場所にあり。笑)にマカロンでおなじみの「ラデュレ」があります。
私のオススメは「ドゥ マゴ パリ」です!
今回も観賞後にここでお茶しました。
実際にパリに「ドゥマゴ」というカフェがあり、ピカソやヘミングウェイなど多くのアーティストが集まっていました。その姉妹店です。すごい!
ミロ展とのコラボメニュー「チョコラーテ」を頼みました。
ココアにチョコが入っているような飲み物で、とってもおいしかったです。
なによりも、このチュロス…!甘い系ではなくてなんとしょっぱい系で、ドリンクとの相性が最高でした。
展覧会のチケット提示で200円オフになるのもうれしい〜!
ミロ展 概要
会期:2022年2月11日(金・祝)〜4月17日(日)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F
開館時間:10:00〜18:00 毎週金・土曜日は21:00まで
*入館は各閉館時間の30分前まで
休館日:2月15日(火)、3月22日(火)