こんにちは!
上野の東京国立博物館で開催中の特別展「ポンペイ」に行ってきました。
目次
特別展「ポンペイ」
イタリア・ナポリ国立考古学博物館から、日本初公開を含む約150点が一挙集結しています!
モザイク、壁画、彫像、工芸品の傑作から、豪華な食器、調理具といった日用品にいたる様々な発掘品が展示されています。
チケットの価格と入手方法
事前予約制です。
一般 2,100円、大学生 1,300円、高校生 900円です。
詳しくはこちら
検温
入り口であります。
ロッカー
1階入って右側と、受付を通って2階(展示は2階)の左側にあります。
展示室前にグッズ売り場があるため、先に買ってロッカーにしまいたい場合は2階がおすすめです。
音声ガイド
映画『ハリー・ポッター』シリーズのハリー役、『黒子のバスケ』黒子テツヤ役、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』ジョルノ・ジョバァーナ役、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』ハサウェイ・ノア役などで活躍中の声優で俳優の小野賢章さんと、
『黒子のバスケ』火神大我役、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』東方仗助役、『ディシディア ファイナルファンタジー』ロック・コール役などで活躍中の声優・小野友樹さんの音声ガイドがあります。
すごいジョジョ。ジョジョコラボ。黄金の風はイタリアが舞台で、ポンペイも出てきたので、本当にジョジョ。
料金は600円です。
私はアプリ配信版730円の方をダウンロードして楽しみました。
1年間何度でも聴くことができます。
写真撮影
展覧会場内全て写真撮影可能です!
常設展も、ほぼ全て撮影可能です。(撮影不可な場合はマークがついています)
混雑
土曜日の朝一、9時30分の回で9時すぎくらいに並び、前には20人くらいいました(その後続々と増えていきました)。
私は再現エリアを独占したかったので入ってすぐ第2会場からまわりました。
誰もいなくてとっても快適だったので、後述しますが、ジョジョごっこをしたい方、人が映り込まないように「ファウヌスの家」「竪琴奏者の家」「悲劇詩人の家」の邸宅再現エリアを撮影したい方は、早起き頑張って最初の回を取り、先に行くことを強くおすすめします。
上の写真は10時20分に撮ったものです。
10時30分から次の回の人たちが入ってくるので、朝イチの回で行ってもこれくらいは混んでいます。
というか本当に混んでます…。
混雑が嫌な方は全くお勧めできませんが、展示は本当によかったです。
ポンペイ展 構成
その前に、ポンペイってなに?という方はこちらで詳しく解説しています↓
序章 ヴェスヴィオ山噴火と ポンペイ埋没
今から約2000年前の紀元79年、イタリア、ナポリ近郊のヴェスヴィオ山の大規模な噴火によって、ローマ帝国の都市であったポンペイは、一昼夜にして街のすべてが埋没しました。
火山灰で埋没した古代の居住地には、当時の人々の生活空間と家財がそのまま封印されています。
ポンペイ遺跡の魅力は、何といっても、建造物や出土物の保存状態がよいことです。
街全体が「タイムカプセル」のようなポンペイでは、18世紀から現在に至るまで発掘が続いています。
バックス(ディオニュソス)とヴェスヴィオ山
噴火直前のヴェスヴィオ山が描かれたフレスコ画です。
山の形は噴火によって大きく変わる前の姿であり、 斜面にはブドウ畑が広がっています。
左側に立っているのはワインの神バックスで、ブドウの実に覆われた姿で表現されています。
会場内では、大迫力のヴェスヴィオ山噴火CGとあわせてこの作品を鑑賞することができます。
The public administration
Archaeological Areas of Pompei, Herculaneum and Torre Annunziata1997
出典:Google Arts & Culture『UNESCO World Heritage』
上の写真は、現在のヴェスヴィオ山です。
上の絵では山頂が見えますが、その後何度か噴火があり、山頂部分が吹き飛んでしまったのか、現在は頂上が2つあります。
女性犠牲者の石膏像
実物を見るとなんともいえない悲しい気持ちに…。
ところで、この石膏、どうやって作っているのか気になりませんか?
詳しくはこちら↓
第1章 ポンペイの街 ―公共建築と宗教
古代ローマの都市生活に欠かせないのが、街のインフラと公共施設です。
人口1万人ほどだったポンペイの街にも、フォルム(中央広場)、劇場、円形闘技場、浴場、運動場といった公共施設がありました。
また、神々を祀る神殿もまた都市に必要な要素でした。
ポンペイで信仰されたアポロ、ウェヌス、イシスといった神々に関する作品を通じて、ポンペイにおける宗教と信仰についても知ることができます。
円形闘技場での乱闘
剣闘士興行のさなか、観客として来場していたポンペイと近隣都市のヌケリア(現ノチェーラ)の住民の間で実際に起きた抗争を描いたフレスコ画です。
当時の円形闘技場の様子が詳細に描かれています。
ポリュクレイトス「槍を持つ人」
古代ギリシアの彫刻家ポリュクレイトスが制作したブロンズ像の傑作「槍を持つ人」の複製品(ローマン・コピー)とされる作品です。
街の運動場から発掘されたもので、保存状態がよく、ギリシア彫刻の理想的な均整美を伝える代表的大理石像です。
漫画「テルマエ・ロマエ」1巻の表紙のモデルもこの作品です。
ビキニのウェヌス
サンダルをぬぐ女神ウェヌス(ヴィーナス)を表現した大理石像です。
傍らでは、プリアプスとクピドが女神を支えています。
いい味出してるなぁ…。
効果的に配された金彩が残る美しい作品で、邸宅の中庭を飾っていました。
ウェヌスの沐浴は古代ギリシア・ローマで人気のある題材でした。
辻音楽師
喜劇の仮面をかぶり、フルートなどの楽器を演奏する小さな楽団が、ある家を訪問しています。
前300年頃のアッティカ新喜劇の一場面を描いたとされ、ギリシア人のモザイク作者ディオスクリデスの署名のある、極めて優れたモザイク画です。
モザイクとは、石やガラスを切って作った小さなかけらを寄せあわせてつくる絵や文様のことです。
ポンペイでは、家の床をモザイク画で飾っていました。
最高品質のモザイク画は、専門工房でプロの職人たちによって作られ、船などで各地に運ばれていたようです。
よく見ると影まで表現されています。
ポンペイが位置するカンパニア地方は演劇が盛んで、街の劇場の賑わいが目に浮かびます。
フォルムの日常風景
ポンペイの街のフォルムを描いたフレスコ画の一部です。
金物や織物を売る商人、品物を見定める人びとの姿があります。
フォルムは市庁舎や市場や神殿が立ち並ぶ街の中心で、そこかしこに露天の店が広がり、人びとが集う場所でした。
ライオンの頭部形の吐水口
ポンペイには水道が引かれ、山のきれいな水が運ばれていました。
街中に水汲み場があり、誰でも利用することができました。
お金持ちの家や風呂場で使われた水道の栓や、水が流れ出る吐水口(蛇口)は、現在のものとあまり変わりません。
第2章 ポンペイの社会と 人々の活躍
ポンペイの街で暮らした裕福な市民たちの暮らしぶりが分かる出土品が展示されています。
宴席を飾った豪華な品々、教養人であることを示そうとした家財や装飾から、裕福な市民の嗜好が浮かび上がります。
また、街の有力者の多様な出自にも注目して見るのも面白いです。
ポンペイの資産家には、ビジネスの才覚でのし上がった解放奴隷や低い出自の女性もいました。
こうした人物に因んだ発掘品からは、一発逆転のチャンスがあった古代ローマ社会の動的な側面がうかがえます。
裕福な市民
ブドウ摘みを表わした小アンフォラ(通称「青の壺」)
この時代にすでに、ここまで精巧なガラス製品があったことにビックリ。
意外と人間って進歩しないというか、変わらないんだな〜と思いました。
カメオ・ガラスと呼ばれる技法で制作された容器で、紺青色ガラスに白色ガラスを重ねています。
精緻な浮彫りが白色ガラスの層に施され、ワイン作りに勤しむクピドたちの姿などが表現されています。
完全な形のまま現存するカメオ・ガラス容器はとても貴重です。
マケドニアの王子と哲学者
2×3メートル以上ある大きな壁画です。
中庭を囲む列柱廊(ペリステュリウム)を飾ったフレスコ画です。
右側上の人物は、盾の紋章と独特な帽子から、マケドニアの王族だと考えられています。
左側の哲学者とともに、家の持ち主のギリシア文化への素養を感じさせます。
ポンペイのフレスコ画で一番有名なのは謎の儀式を描いた秘儀荘の壁画ですね。
女性の活躍
書字板と尖筆を持つ女性(通称「サッフォー」)
書字板と筆を持ち思索にふけるような仕草の女性の肖像です。
大きな瞳が少女マンガ風で、とっても可愛い作品です。
男性は美化されず現実的な姿で描かれるのに対し、女性の肖像はしばしば美しく理想化されました。
その知的な美しさから、古代ギリシアの女性詩人であるサッフォーという通称名で呼ばれています。
ナポリ国立考古学博物館で最も有名な肖像の一つです。
私の大好きな海外のアニメ『ミラキュラス』に出てきた歴史の教科書の表紙にも、上の絵が使われていました。
余談ですがミラキュラスはフランスが舞台ということもあり、実在する美術品やそのパロディがたびたび登場して面白いのでオススメです。
エメラルドと真珠母貝のネックレス
金でできた細かな輪を鎖のようにつなげて帯状にし、真珠母貝を加工して作られた装飾とカットしたエメラルドを交互に配した首飾りです。
古代ローマではこうした色彩豊かな装飾品が珍重されました。
賃貸広告文「ユリア・フェリクスの家」出土
噴火の前、紀元62年に、ポンペイは大きな地震に見舞われました。
ユリア・フェリクスは、広い庭を持つ邸宅を手に入れ、地震後に改装の手を加えると、その2階部屋や浴場を賃貸に出しました。
壁面にはこんな賃貸広告文がありました。
「スプリウス・フェリクスの娘ユリアの屋敷では、品行方正な人々のための優雅な浴室、店舗、中2階、2階部屋を、来る8月13日から6年目の8月13日まで、5年間貸し出します。S.Q.D.L.E.N. C.」(「期間満了になれば、賃貸契約や自動更新されます」、もしくは「ご希望の場合は家主にご連絡ください」)
古代ローマは圧倒的なまでに男性優位の社会でしたが、彼女は女性でありながら、そしておそらく低い出自でありながら、事業家として成功していたようです。
解放奴隷
テーブル天板(通称「メメント・モリ」)
死を象徴する髑髏の左に、権力と富を表す笏と紫のマント、右に不幸を示す貧者の持ち物が描かれたモザイク画です。
メメント・モリとは「死ななければならないことを忘れるな」という意味です。
古代ローマの社会では、いかなる身分や立場であろうとすべての人に平等に死が訪れることを意識し、翻って今を楽しもうという気風がありました。
ヘルマ柱型肖像(通称「ルキウス・カエキリウス・ユクンドゥスのヘルマ柱」)
金融業者カエキリウス・ユクンドゥスの邸宅から出土したブロンズの肖像です。
大理石柱に刻まれた銘文には「解放奴隷フェリクスが建立」とあり、 解放奴隷であったユクンドゥスの父親の肖像であると考えられます。
奴隷階級出身の一家が街の有力者となった歴史を物語ります。
第3章 人々の暮らし ―食と仕事
ポンペイの街中にはパン屋や、テイクアウト可能な料理屋があり、手軽に食事をとることができました。
裕福な家には台所があり、使用人たちが調理し、食事を準備しました。
本章では、台所用品や食器類、出土した食材を展示し、都市の食生活について知ることができます。
また、医療用具、画材、農具、工具など、ポンペイの住民が使っていた仕事道具から、 実際にポンペイに生きた人びとの日常生活に触れることができます。
ユピテル=アンモン形の錘つき竿秤
店先での小売りに使われた道具です。
錘を吊るし、皿の上に乗せた品物の重量を測りました。
錘には、神の頭部を模ったデザインが多く、本資料には、 ギリシアのユピテル(ゼウス)とエジプトのアンモン(アメン)が習合したユピテル=アンモンのブロンズ頭像があしらわれています。
外科器具入れ(箱入薬石、スプーン、探り針など)
ポンペイからは傷病の処置や外科手術に用いられた道具が出土しています。
こうした外科器具のいくつかは20世紀にいたるまでほとんど形が変わっておらず、古代ローマの医学の水準の高さを示しています。
パン屋の店先
当時の主食は今と同じパンです。
ポンペイ全体で30軒ほどのパン屋があったと考えられています。
炭化したパン
上のフレスコ画などに描かれたものと似た形をした直径20cmのパンも見つかっています。
第4章 ポンペイ 繁栄の歴史
ポンペイ繁栄の歴史を示す3軒の邸宅「ファウヌスの家」「竪琴奏者の家」「悲劇詩人の家」の一部が、会場内で再現されています!
2000年前の邸宅の雰囲気を感じることができます。
「ファウヌスの家」は前2世紀にさかのぼる古い邸宅で、ヘレニズム美術屈指のモザイク装飾が残されています。
「竪琴奏者の家」ではポンペイがローマ化し、 帝政期になってローマ文化が黄金時代を迎えた頃のフレスコ画、「悲劇詩人の家」では噴火直前に描かれたフレスコ画が知られています。
順を追って展示品を鑑賞することで、ポンペイの繁栄の歴史を見ることができます。
ファウヌスの家
踊るファウヌス
サテュロスとも同一視された牧神ファウヌスの躍動的なブロンズ像です。
発見されたのはポンペイで1番大きい邸宅で、この像の存在により「ファウヌスの家」と名付けられました。
ヘレニズム彫刻の傑作です。
ネコとカモ
「ファウヌスの家」の床にはめこまれていたモザイク画です。
饗宴のための豪華な食材が保管された食料庫に忍び込んだ猫が描かれています。
イセエビとタコの戦い
プトレマイオス朝エジプトの自然主義の影響を受けて生み出された、当時好まれた主題です。
トリクリニウム(ダイニングルーム)の床を飾ったモザイク画で、 描かれた魚介類は裕福な市民の美食への意識を反映していたのかもしれません。
葉綱と悲劇の仮面
「ファウヌスの家」の入口に配された床モザイクで、3メートル近くある大きな作品です。
光が当たる明るい部分と影の部分が見事に表現され、仮面や植物が立体的に見えます。
1つ1つの細片は1ミリ前後で、20万個以上の石が使われていると考えられており、絵画に匹敵するほどの繊細なモザイク作品です。
来訪者は、画面いっぱいに詰まったザクロやリンゴ、ブドウなどのさまざまな果実と植物から、家の豊かさを感じたことでしょう。
ギリシア悲劇の仮面もヘレニズム・ローマ世界で人気のあった題材です。
家の主が文化人であることをうかがわせます。
ナイル川風景
こちらは3メートル以上あります。同じく大きな作品です。
ナイル川の景観と動植物を描くモザイク画は、ヘレニズム時代のアレクサンドリアで生み出され、地中海世界に広まりました。
本作はその最初期の作例のひとつです。
「ファウヌスの家」のエクセドラの敷居の床で、有名な「アレクサンドロス大王のモザイク」の手前に位置しています。
大王のエジプト遠征を想起させる効果があったと考えられます。
竪琴奏者の家
イヌとイノシシ
ヘビ形噴水
ライオン
シカ
悲劇詩人の家
猛犬注意
家の玄関に敷かれた床モザイクで、赤い首輪を付けた黒い犬の絵を描いて、訪問者に番犬がいることを注意喚起しています。
同じような事例は、「悲劇詩人の家」をはじめ遺跡内の数か所で見つかっています。
そして「悲劇詩人の家」といえば…ジョジョ!
「ジョジョ黄金の風」で、主人公のジョルノとその仲間が、ポンペイ遺跡にある「犬のゆか絵」のところにある鍵を探しにいくシーンがあります。
今回のポンペイ展ではレプリカですが、あの「猛犬注意」の場所が再現されており、ここで「キーはどこだ?」ごっこができます。私はしました。笑
プリセイスの引き渡し
英雄アキレウスがトロイア戦争のなかで手に入れ、寵愛していたブリセイスを、理不尽にもギリシア方の総大将のアガメムノンに奪われる場面を、人々の交錯する心理表現とともに描いています。
第5章 発掘のいま、 むかし
本章では、18世紀から現在に至る発掘の歴史を振り返ることができます。
79年のヴェスヴィオ山の噴火で埋没したエルコラーノ(ヘルクラネウム)、ポンペイ、ソンマ・ヴェスヴィアーナの3遺跡がとりあげられています。
かつての発掘は美術品を獲得するための「宝探し」でしたが、現在では厳密で慎重な発掘調査が行われています。
同時に、遺跡や出土物の保護が、特に重要な課題となっています。
有名な「アレクサンドロス大王のモザイク」も表面の保護に続き、裏面の補修に向けた状態の確認作業が始まっています。
アレクサンドロス大王のモザイク
幅585cm、重量は8トン近い作品です。
19世紀に発掘され、20世紀初頭にナポリ国立考古学博物館の壁面に移設されて以来、100年が経過しています。
2021年1月末に、長期保存に向けた修復作業が始動し、その修復の映像を見ることができます。
こちらはもちろんレプリカですが、どんなふうに飾られていたのかがわかって面白かったです。
豹を抱くバックス(ディオニュソス)
豊穣と葡萄の神、ディオニュソスが豹を抱えて振り向く姿の大理石像です。
東京大学の学術調査隊がソンマ・ヴェスヴィアーナで発掘し、2005年の愛知万博にも出品されて大きな話題となりました。
日本隊の成果を代表する出土品です。
ミュージアムショップ
特設ショップは第1会場と第2会場の間にあります。
図録(表紙が2種類)、マグネット、ポストカードなどの定番品から、炭化したパンのクッションやマグネット、炭化した風のボーロなどのお菓子、古代遺跡の柱の抱き枕、「ポンペイ」アクリルスタンド、猛犬注意なポムポムプリンや長場雄さんとのコラボグッズなどがあります。
私はネコの方の図録と、猛犬注意のブックマーカー、長場雄さんのむちゃかわステッカーセットとポストカードを購入しました。
カフェ&レストラン
平成館ではなく、東洋館にですが、「ホテルオークラレストラン ゆりの木」が限定メニューで営業しています。
土日でも空いてそうでした。
「カフェ ゆりの木」と「ホテルオークラ ガーデンテラス」は休業中です。
ポンペイ展 概要
会場:東京国立博物館 平成館
会期:2022年1月14日(金)~4月3日(日)
時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日(3月21日、3月28日は開館)、3月22日(火)
※事前予約(日時指定券)推奨
※東京展終了後、京都、宮城、福岡に巡回予定