李禹煥展の感想と完全ガイド!

こんにちは!

六本木の国立新美術館で開催中の「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥」展に行ってきました。

チケットの価格と入手方法

一般 1,700円、大学生 1,200円、高校生 800円です。

同じく現在開催中のルートヴィヒ美術館展のチケット提示で100円引きで購入できます。

詳しくはこちら

ロッカー

至る所にあります。

音声ガイド

自分のスマホで聞く30分間の無料の音声ガイドがあります。

絶対に聞いてください!

女優の中谷美紀さん、担当キュレーターさん、そしてなんと李禹煥さんが作品を解説しています。

入口にあるQRコードを読み取って聞きます。

イヤホンがあった方が絶対に良いのですが、スマホを耳に当てて聞いてる人もいました。

写真撮影

 

写真撮影は2点のみ可能です。

ひとつは国立新美術館の正面入り口前にある《関係項─エスカルゴ》、

もうひとつは展示会場の途中の中庭にある《関係項─アーチ》です。

写真は下にも載せています。

混雑

平日の朝イチ、10時の回で10分前くらいに並ましたが、前には5人くらい、その後も10、15人くらい並んだかな?という程度でした。

時間が経つにつれてどんどん人が増えていったので、朝イチがオススメです。

作品も大きく、ゆとりをもった展示なので、ある程度人が増えてもそこまで混んでいる感じはありませんでした。

とはいえ、空間とその余白を楽しむ展示なので人が少なければ少ないほど体験として楽しめること間違いなし。

ちなみに私は2時間ほど鑑賞していました。

じっくり作品と空間と向き合うことができてよかったです。石かわいい。

李禹煥展

今回の展覧会は、李禹煥自ら展示構成を考えたそう!

李禹煥ってどんな人?

李禹煥(リ・ウファン)は、「もの派」を代表する美術家です。

韓国生まれ、日本を拠点に世界的に活動している美術家です。

多摩美術大学名誉教授でもあります。

会場の入り口に「李禹煥鑑賞ガイド」という冊子があるので、それを読めばもっと詳しくどんな人なのかわかります(後ほど出てくるミュージアムグッズ紹介の写真に写っています)。

もの派ってなに?

石、木、紙、綿、鉄板、パラフィンといった「もの」を単体で、あるいは組み合わせて作品とするアートのことです。

アート界のミニマリストといったところでしょうか。

展覧会の感想

李禹煥といえば、石と鉄板、線と点!!!

今回の展覧会にもスペシャルかわいい石たちが大集合していました。

空間ごとデザインしているような展示が多く、あまりここでネタバレをしたくないのですが、床がバリバリの石だらけだったり、砂利だらけだったり、土だったり(展示室なのに!)して本当に楽しかったです。

 

美術館前にある《関係項─エスカルゴ》、中に入ることができます。

石が「コンニチワ〜」って来ているようでかわいい。

 

進んでいくと、だんだんと鏡面になっていき…

 

ぐわんぐわんです。

正面を直視できないくらいぐわんぐわんにゆがんでいます。すごかったな…。

 

美術館と一緒にぱしゃり。

寄り添ってるのかわいいな…。

 

展示途中の中庭にある《関係項─アーチ》、これも板の上を歩いて通り抜けることができます。

アーチに寄り添う石がかわいいのよ、石が。

直島の李禹煥美術館にはこれの10倍くらい大きいサイズのものがあります。すごくよかったなぁ…。

李禹煥美術館の感想と完全ガイド!

2022.06.08

ミュージアムショップ

 

図録、ポストカード、ノート、ポスター、サコッシュ、トートバッグ、Tシャツなどがありました。

直島の李禹煥美術館のグッズ(トートバッグ、ピンバッジなど)もいくつか置いてありました。

私は図録(3630円)と黒のコットントートバッグ(880円)を買いました。

トートは薄い系で、持ち手が長いので肩に掛けることができます。

値段もお手頃なので、買っている人が多かったです。

カフェ&レストラン

1つのレストランと3つのカフェがあります。

3Fにあるのがレストラン「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」で、コース料理を楽しむことができます。

後の3つ2F「サロン・ド・テ ロンド」、1F「カフェ コキーユ」、B1F「カフェテリア カレ」はカフェなので軽食系です。

李禹煥展 概要

会期:2022年8月10日〜11月7日
会場:国立新美術館 企画展示室1E
住所:東京都港区六本木7-22-2
電話番号:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間:10:00~18:00(金土〜20:00) ※入館は閉館の30分前まで
休館日:火
料金:一般 1700円 / 大学生 1200円 / 高校生 800円

巡回
兵庫県立美術館:2022年12月13日〜2023年2月12日