こんにちは!
六本木の国立新美術館で開催中の「ダミアン・ハースト 桜」展に行ってきました。
目次
ダミアン・ハースト 桜
チケットの価格と入手方法
一般 1,500円、大学生 1,200円、高校生 600円です。
同じく開催中のメトロポリタン美術館展のチケット提示で100円引きで購入できます。
詳しくはこちら
ロッカー
至る所にあります。
音声ガイド
ありません。
写真撮影
写真撮影OK、動画撮影不可です。
混雑
土日の朝イチ、10時の回で10分前くらいに並ましたが、前には3人くらいしかおらず、その後も10、15人くらい並んだかな?という程度でした。
作品も大きく、ゆとりをもった展示なので、そこまで混んでいる感じもなく、人がたくさんいるときもあれば、誰もいなくなるときもある…という程度の混み具合でした。
映像
展覧会場内のわかりにくいところに、ダミアン・ハーストのインタビュー映像を見ることができるコーナーがあります。
この映像は、公式HP上にもアップされているので、先に見ておくことを強くおすすめします!
25分間あるので!かなり長いです。
桜の連作についてハーストが自分の思いを語っているのですが、これを聞いてから見るのと、聞かずに見るのとでは見方がかなり変わってきます(インタビュアーが、「ゴッホも死の数年前に急に明るい絵を描いてそれが今では評価されてますよね」っていうのを高齢のハーストに向かって言ってるの笑う…)。
ダミアン・ハースト 桜展 構成
会場は3つの展示室に分けられています。
展示室に並ぶのは、すべて縦2.7メートル以上の大作です(ちなみに展示室の天井高は5メートルくらい)。
ダミアン・ハーストとは
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ダミアン・ハーストは、動物の死体を切断してホルマリン漬けにしたり(ジョジョにもこのパロディが登場することでも有名)、死んだ牛の頭部を切断して床に展示してみたりと、なかなかショッキングな作品が多いのですが、今回は、な・ぜ・か!とってもキュートでかわいらしい(ように一見みえる)桜の絵のシリーズを発表しました。
この絵も会場にありました!
正直、見る前までは桜の絵か…なんて思ってましたが、行って大正解、とってもよかったです。
写真じゃ全く良さが伝わりませんが、実物は本当に良かった、来てよかったなぁって思いました。
ダミアン・ハーストの詳しい解説はこちら↓
桜シリーズ
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今回の展覧会では、ハーストが19世紀のポスト印象派や20世紀のアクション・ペインティングなどを独自に解釈した最新シリーズ「桜」を見ることができます。
大きいもので縦5メートル、横7メートルを超える画面に描かれた桜…桜、桜!
2018年より「桜」シリーズの制作を開始し、丸3年をかけ、2020年11月には合計107点の作品が完成しました。
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エド・シーランだ!
「桜」シリーズは昨年、パリのカルティエ現代美術財団で初めて披露されました。
本展では、107点の同シリーズから、ハーストが選んだ24点の作品が展示されています。
どの絵も思っていたよりもとても素敵だったのですが、私の一押しはこの桜です。
この絵の前に座って今年最初のお花見をしました。
少し目を細めて鑑賞すると、きらめいて見えるというか、本物の桜っぽく見えて楽しいのでおすすめです。
遠くから離れて見るのも良し、
近づいてケーキのような表面を眺めるのも良し、
横の絵との違いを比較して見るのも良しという感じで、ずっと楽しめます。
ダミアン・ハースト《この桜より大きな愛はない》(2019)
この作品は、なんと縦5メートル、横7メートル以上あります!大迫力!
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ミュージアムショップ
グッズの種類は少なく、図録(作品の数が少ないのでしょうがないのですが、映画のパンフレットかと思うような薄さ)、ポストカード(種類少ない)、しおり、展覧会のポスターのみです。
しおりもポスターもかなりダサくて買う人いるのかなぁと思ってしまいましたが…。
カフェ&レストラン
1つのレストランと3つのカフェがあります。
3Fにあるのがレストラン「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」で、コース料理を楽しむことができます。
後の3つ2F「サロン・ド・テ ロンド」、1F「カフェ コキーユ」、B1F「カフェテリア カレ」はカフェなので軽食系です。
ダミアン・ハースト 桜展 概要
会期:2022年3月2日〜5月23日
会場:国立新美術館 企画展示室2E
住所:東京都港区六本木
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00〜18:00(金土〜20:00) ※入場は閉館の30分前まで
休館日:火(ただし5月3日は開館)